連載
残しませんよ,ちりひとつ。iOS向けアクションパズル「人形娘掃除劇場」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第175回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
お掃除ロボットが活躍する家庭も増えてきているらしい昨今だが,筆者の家にはまだない。渋々自分の手で掃除しながら「ここに飾ってあるフィギュアが掃除してくれればいいのに」と思ったりしているのだ。
そんな筆者がお届けする本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,人形のメイド娘「ティディー」が,ドールハウスを掃除するというアクションパズルゲーム「人形娘掃除劇場」を紹介しよう。
「人形娘掃除劇場」ダウンロードページ(App Store)
基本的なゲームシステムは,画面左下に表示される仮想パッドでティディーを移動させ,画面右下のボタンで「電撃」を発射し,ホコリを消していく,というもの。電撃は床から天井に向けて発射されるので,ホコリの動きをよく読もう。
ホコリは一度電撃を当てても消滅せず,小さく分裂するので,完全に消滅するまで何度も電撃を当てる必要がある。画面右上に表示される制限時間内にホコリをすべて消せばステージクリアだ。
制限時間内にホコリを消せなかったり,ホコリに3回接触したりするとゲームオーバーとなる。
また,ステージにあるブロックを破壊すると,アイテムが落ちてくる場合がある。電撃を同時に2発出せるようになる「ダブルショット」や,1度だけホコリとの接触判定を無効にする「シールド」など,ゲームを有利に進められるものがあるので,これらを拾いながらホコリを消していこう。なお,ホコリを消したときにもアイテムが落ちることがある。
ただし注意して欲しいのは,「スカル」というドクロマークが描かれたアイテムだ。これは拾ってしまうと,シールドや強化された電撃が無効になってしまうマイナスアイテムなので,放置して消えるのを待つといい。
これらのアイテム以外にも,「ジェム」という赤い宝石がまれに落ちることがある。これは後述の「無限」ステージで,初期のライフを増やしたり時間の進行を遅くできたりするアイテムだ。
本作には,ホコリをすべて消して先のステージに進んでいく「小屋」とは別に「どれだけの時間生き残ったか」がスコアとして記録される,「無限」というモードも搭載されている。こちらはその名の通りホコリが無限に湧いてくる,いわゆるサバイバルモードだ。
このモードでは,制限時間オーバーによるゲームオーバーがないため,ひたすらホコリを倒したり逃げたりしながらティディーのライフを死守することとなる。なお,通常モードと同様に時計が表示されているが,これは「追加のホコリが出てくるまでの時間」を示しており,この時間内に画面上のホコリをすべて消せば,タイムボーナスを獲得できて,クリアタイムに加算されるという仕組みだ。
ただし,時間を超えてしまうと新たなホコリたちが登場し,一気に難度が上昇。下手すればあっという間にティディーのライフがゼロになってしまうので,ホコリを避けながらプレイするよりも,積極的に攻撃していったほうが結果としては生存率が高まるようだ。
おびただしい数のホコリを避けまくりながら倒していくアクション要素の強いステージや,ホコリを倒す順番を考えないと制限時間内にクリアできないステージを収録するなど,アクションゲームとパズルゲームのいいとこ取りをしたような本作。筆者のような面倒くさがりの人も,いつも部屋が綺麗じゃないと落ち着かないというお掃除好きの人も,ぜひ可愛い人形娘を操作して,ドールハウスを綺麗にしてほしい。
著者紹介:トリスター&オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし,ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており,FPSから恋愛シミューレーションまでなんでもいじる。ちなみに,説明書は読まない派。
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