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セインツロウIV ウルトラ・スーパー・アルティメット・デラックス・エディション
| 公式サイト | ： | http://www.spike-chunsoft.co.jp/saintsrow4/ http://www.saintsrow.com/ |
|---|---|---|
| 発売元・開発元 | ： | |
| 発売日 | ： | 2014/01/23 |
| 価格 | ： | 5980円（税込） |
| ジャンル | ： | |
| レーティング | ： | |
| 備考 | ： | |
| その他 | ： |
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このゲームの読者の評価
60
- 読者レビューについて
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前作よりボリュームは増えたが、作りは荒く、全体に地味に 60 - 投稿者：いるるP（男性/40代）
- 投稿日：2014/02/27
- 良い点
- ・町の中を自由に飛べる
生身のまま、ビルの壁を垂直に走って登ったり、高層ビルのてっぺんから滑空したり出来ます。
なかなか気持ちのいいもので、移動にストレスをあまり感じません。
・シナリオがむちゃくちゃ
相変わらず（いい意味で）訳の分からないシナリオです。
あるDLCではサンタになって、「悪い子の家」に空中からロケットランチャーを打ち込んで破壊するのですが、「悪い子」のマークがなぜか教会のような建物に付いており、ロケットを打ち込んでドッカーン！ …これ、本当に欧米で発売していいんでしょうか？ｗ
・酔いにくい
前作もそうでしたが、セインツロウシリーズは３D酔いしやすい私でも酔いにくいです。
舗装された、まっすぐな地面ばかりを歩くからかもしれません。
私は世評が高くても、酔いすぎて断念した３Dのゲームが沢山あるので、意外とこれはポイントが高い点です。 - 悪い点
- ・シナリオの作りが雑
いくらバーチャル・リアリティの中にいるという設定とはいえ、何でもかんでもご都合主義でキンジーに設定を説明させてしまうのは、最初こそ笑えますが、段々と食傷気味になってきます。
しっかりした世界観があってこそ、パロディが活きるのではないでしょうか。
・ビジュアルが全般に暗い
今作のスティールポートは、エイリアンの作ったバーチャル・リアリティの中ということで、赤や黒を基調にした重々しく暗い町並みになっており、しかもゲーム中、街はずっと夜のようになっているため、ゲーム全体の爽快な雰囲気が損なわれています。
また、バーチャル・リアリティから抜けだしても、金属製の宇宙船の中に戻るだけなので、「ホッと息を付ける場所」がなく、ちょっと息苦しい感じがします。
・音関連が全般にショボい
エイリアンの武器はビーム系なのですが、この音が実にショボくて小さいので、実弾同士の銃撃戦だった前作に比べ、戦闘の興奮が全然ありません。終始、物静かな雰囲気で戦闘が進みます。また、音楽もイマイチ盛り上がりません。
・前作の３Dモデルを、大部分で使い回し
今作の問題点の中心部分ですので、総評で詳しく述べます。 - 総評
- 前作『セインツロウ ザ・サード』は、システム・グラフィック・音楽・シナリオ全てが高水準だった一方、ややボリューム不足で、「これほどしっかりした広大な街を３Dで作ったのに、もったいない。もっとこの街で色々遊びたい」などと思ったものでした。
そのため、今作『４』で「前作の３Dモデルが使いまわし」と聞いた時も、初めは「別にいいんじゃないの」と思ったのですが、実際にプレイしてみると、やはり新鮮味には欠けざるを得ません。
特にキャラのモデルもほぼ共通なのは、前作の優れた（有志による）美形キャラのデータがほとんどそのまま流用できるという利点がある一方で、前作とは微妙に細部が違うため、「前作でお気に入りだったキャラを今作でも再現したが、微妙に顔が違うので、新鮮味がない上に劣化したように感じる」などという、なんとも残念な状態になっています（そのうえブラーのようなフィルタが掛かっており、パリっとした雰囲気の前作よりも、キャラのグラフィックが汚く見えます）。
さらに服も前作と同じ物が用意されているのですが、私などはさっさと前作で好きだったコーディネートを再現してしまうと、そこから別の服に変えようという気が起こらなかったこともあって、ますます新鮮味がないことになってしまいました。
また、このように前作と共通の部分が多いがゆえに、前作よりも劣った部分が目立ってしまい、前作の経験者には、色々と不満が残る作品になってしまっているといえます。
以上、やたらと「前作」を連呼してしまい、なんだか懐古厨のようなレビューになってしまいましたが、あまり日本では知られていないこのシリーズの熱烈な支持者だっただけに、期待していた今作の出来には、やや不満が残りました。
一方、Amazonのレビューなどを見ていると、前半のシナリオ（映画『アルマゲドン』のパロディをやり、しかもエアロスミスの「Miss a Thing」まで掛かる）などに、随分と驚かれ、楽しまれている方も多いようです。なのでまあ、今作で少しでも、こういうぶっ飛んだゲームシリーズが存在するんだということが知ってもらえれば、それでいいのかなとも思います。
ただ、ボリュームがそこそこある割に、シナリオの雑さや、暗くて地味な雰囲気などもあり、やや小ぶりな作品の感じが否めない仕上がりになっていますので、あまり他の人に「このゲーム面白いよ！」とオススメできるゲームではないのが、シリーズのファンとしても残念なところです。
やはり、自分は前作のプレイを（本作の先でも後でもいいので）オススメしたいですね。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 2 3 3 3
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- セインツロウ IV ウルトラ・スーパー・アルティメット・デラックス・エディション 【CEROレーティング「Z」】
- ビデオゲーム
- 発売日：2014/01/23
- 価格：￥4,600円（Amazon） / 5531円（Yahoo）
