連載
可愛いわんこが蕎麦まみれ。iOS向け癒し系カジュアルゲーム「わんこそば」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第350回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
早食い選手権などによく登場する「わんこそば」。給仕が次から次へとリズミカルに蕎麦を入れていく様子は,思わず見入ってしまうほどだ。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する,その名も「わんこそば」は,わんこそばを次々と食べていくゲーム……ではなく,わんこそばのエッセンスを取り入れた,実に可愛らしい作品となっている。
「わんこそば」ダウンロードページ
本作は,お椀の中にちょこんと乗った生物「わんころもち」目掛けて降ってくる蕎麦を素早く取り除いていくのが目的。降ってくる蕎麦は3〜4本の塊で,それがわんころもちの頭の上にてろんと垂れ下がる。なんだかわんころもちがウィッグをつけているかのような絵面になり,妙に可愛いのだが,ぼーっと眺めているとあっという間に貞子のごとく不気味なフェイスに変化してしまうので,素早く蕎麦を取り除いてあげるよう。
蕎麦が垂れ下がった状態で,上方向へスワイプすれば1つずつ取り除くことができ,右上のスコアに加算されていく。なお,蕎麦をすべて取り除いた状態でスワイプしてしまうと,わんころもちの顔をつまんだことになり,5杯分減点。怒ったわんころもちもまた可愛い……のだが,スコアが減ってしまうのは手痛いので,注意したいところだ。
ゲームを進めると,画面下半分を占領しようかという,巨大な強面のわんころもちが登場。これはいわばお邪魔キャラで,お椀に入ったわんころもちを隠してしまう。こうなると蕎麦を取り除けないので,端末を傾けてお椀を動かし,巨大わんころもちが邪魔にならない位置に移動させていこう。
ときおり,ちっちゃな光る玉のようなアイテム「アゲ玉」が降ってくることがある。アゲ玉はお助けアイテムで,使用すると巨大わんころもちを撃破してくれるほか,お椀のわんころもちにかかっている蕎麦をすべて取り除いてくれる。非常に役立つアイテムなので,出現したら最優先でゲットしたい。
さて,本作では取り除いた蕎麦の数がカウントされており,数に応じて「称号」や「アイテム」,「芸」といったものを獲得できる。これらはやり込み要素のひとつで,称号はコンプリートすると壁紙がもらえるとのこと。
アイテムと芸は,トップメニューの「たっち」から楽しめる,わんころもちとのコミュニケーションで使用可能。手に入れたアイテムをわんころもちに着せたり,覚えさせた芸を楽しんだりと,癒されること間違いなしだ。
スワイプと端末の傾きという2種類の操作だけで遊べてしまう本作だが,ゲームが進めば蕎麦の落下間隔も狭まり,難度が上昇。なかなか気の抜けないゲームに変貌を遂げる。
称号やアイテムといったやり込み要素もあるので,繰り返しプレイにもモチベーションを保ちやすく,何より可愛いわんころもちを見たくなってプレイしてしまうはずだ。
開発元のサイバーノイズでは,わんころもちのライセンス使用を受け付けているので,今後さまざまな展開があるかもしれない。本作で気に入った人はぜひ,動向を見守ってあげてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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