逆転に次ぐ逆転で白熱した「モンストグランプリ2015」をレポート。「モンスターストライク」のNo.1チームは誰の手に？

　千葉県の幕張メッセにおいて，ミクシィが2015年8月2日に開催した「モンストフェスティバル2015」。イベント内で実施されたスマートフォン用アクションRPG「モンスターストライク」（iOS / Android以下，モンスト）のNo.1チームを決める大会「モンストグランプリ2015」では，強豪たちが息をもつかせぬ戦いを繰り広げた。本稿では，逆転に次ぐ逆転で白熱した決勝トーナメントの様子をお伝えする。

左から，さなぱっちょさん，桂三度さん，ぱなえさん，マックスむらいさん，HIKAKINさん，テルーマンさん，S島さん，マミルトンさん，あいたかはしくんさん

「モンスト」No.1を目指して白熱した戦いが繰り広げられる

　「モンストグランプリ2015」は，「モンスト」と連動して対戦ができるスピンオフアプリ「モンストスタジアム」（iOS / Android）を使い，4対4のチーム戦で行われる。予選を勝ち上がったチーム同士がトーナメント方式で激突し，No.1チームを決めることになる。
　当日予選を勝ち抜いた61チーム，そして2015年4月の「ニコニコ超会議カップ」と6月に東京・大阪で行われた大会「チャレンジカップ」で優勝した3チームの合計64チームによって決勝ラウンドが行われ，これを勝ち抜いた8チームが決勝トーナメントに挑むことになった。

決勝トーナメント参加チームは，左から，トリスタンX，ゴールデン平泉，月で拾った孫，[改]獣神亭一門，リベンジN島の仲間たち，平和，シモキタM.C.，公式OB+

　1回戦で使用されたステージは，「開幕！グランプリ2015」（究極）。
　トリスタンX対ゴールデン平泉はほぼ互角の戦いながらも，ゴールデン平泉のHPが尽きてトリスタンXが勝利。
　月で拾った孫対[改]獣神亭一門は，以前の大会で戦った経験があるという因縁マッチだったが，[改]獣神亭一門が勝利してリベンジを果たした。
　リベンジN島の仲間たち対平和は，抜きつ抜かれつの拮抗した戦いとなったが，リベンジN島の仲間たちが接戦を制して勝利。
　シモキタM.C.対公式OB+は，序盤を順調に進めていたシモキタM.C.が逃げ切るかと思われたが，終盤で公式OB+が逆転してそのまま勝利した。

1回戦第1試合は，トリスタンX（左）とゴールデン平泉（右）

ほぼ互角だったが，トリスタンXが勝利

1回戦第2試合は，月で拾った孫（左）と[改]獣神亭一門（右）

因縁マッチは，[改]獣神亭一門が見事リベンジに成功

1回戦第3試合は，リベンジN島の仲間たち（左）と平和（右）

抜きつ抜かれつのデットヒートを制したのはリベンジN島の仲間たち

1回戦第4試合は，シモキタM.C.（左）と公式OB+（右）

逆転に成功した公式OB+が接戦を制した

　準決勝戦のステージは，くじ引きにより「星になった炎の眷属」（究極）に決定。トリスタンX対[改]獣神亭一門は，先行するトリスタンXを[改]獣神亭一門が追い上げる展開となったが，「テキーラ」をうまく使ったトリスタンXが勝利した。


　リベンジN島の仲間たち対公式OB+は，快調な出足を見せた公式OB+がリードするも，すぐにリベンジN島の仲間たちが逆転。その後，抜きつ抜かれつを繰り返しながら，公式OB+が先に最終ラウンドへ突入。このまま決着がつくかと思われたが，リベンジN島の仲間たちが再び逆転するという，最後まで目の離せない試合となった。

逆転，また逆転の決勝戦

　決勝戦はこれまでの戦いとは違う3本勝負。「激闘！モンストスタジアム」（究極），「開幕！グランプリ2015」（究極），「集結！最強ストライカー」（究極）をプレイし，2本先取したチームが優勝となる。

トリスタンX（左写真）と，リベンジN島の仲間たち（右写真）。両チームとも気合い十分の様子だった

　第1ラウンドの「激闘！モンストスタジアム」では，友情コンボを重視したパーティのトリスタンXが立ちはだかる敵を次々と倒して勝利を収めた。


　第2ラウンドの「開幕！グランプリ2015」では，波に乗ったトリスタンXがそのまま押し切るかと思われたが，勝利を焦ったのか，ステージの途中でトリスタンXのHPが尽きてしまい，リベンジN島の仲間たちが勝利した。


　そして勝負は第3ラウンドの「集結！最強ストライカー」にもつれ込む。両チームのパーティ編成はほとんど同じだったため，集中力とテクニックが問われる戦いとなった。


　決勝戦まで勝ち上がってきた両チームだけに，短時間で勝負が決まるかと思われたが，大観衆の前で戦い続けてきた緊張と疲労のためか，両チームともに，思うようにモンスターを倒せないターンが続く。その後，リベンジN島の仲間たちが先にバトル4のボス戦へと突入するも，遅れてボスに挑んだトリスタンXが粘りを見せ，状況を互角にまで引き戻す。
　続くバトル5では両チームがほぼ同時にボスを倒すが，残った雑魚をうまく処理したトリスタンXが先にバトル6へ突入。このまま勝負ありかと思われたが，最後の最後に残しておいたストライクショット「真・唐竹割」で敵を全滅させたリベンジN島の仲間たちが激闘を制した。

優勝が決まると同時にハイタッチする，リベンジN島の仲間たち

●「モンストグランプリ2015」結果
優勝：リベンジN島の仲間たち
準優勝：トリスタンX
3位：[改]獣神亭一門
3位：公式OB+

同率3位となった，[改]獣神亭一門の代表者（左写真）と，公式OB+の代表者（右写真）には，3位トロフィーと3位オリジナル称号が贈られた

準優勝のトリスタンXには，準優勝トロフィーと準優勝者オリジナル称号が贈られた

優勝したリベンジN島の仲間たちには，優勝トロフィーと優勝者オリジナル称号に加え，優勝カップが贈呈された

　最後に，ミクシィの取締役でXFLAGスタジオの総監督兼「モンスト」のプロデューサーである木村弘毅氏が登壇。優勝から3位までの4チームにトロフィーを手渡したあと，「逆転に次ぐ逆転で，こうして壇上に立つよりもうしろで試合を見ていたときのほうがドキドキしました。今後も引き続きこういった大会を行っていきたいと思いますので，皆さんも今回のチャンピオンに負けないくらいに腕を磨いて挑んでいただければと思います」とコメントし，大会を締めくくった。

左から，桂三度さん，木村弘毅氏，ぱなえさん

「モンスターストライク」公式サイト

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