連載
俺がやるよ。いや,おれが! スマートフォン向けタイミングゲーム「どうぞどうぞ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第452回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
某芸人グループの定番ネタ「どうぞどうぞ」は,面倒なことを自ら引き受けるフリで,責任感があることをアピールをしつつ,他人にそれを押しつけるという,実に巧妙な世渡りテクニックが込められたネタだ。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,このネタをモチーフにしたタイミングゲーム「どうぞどうぞ」を紹介する。
「どうぞどうぞ」公式サイト
「どうぞどうぞ」ダウンロードページ(App Store)
「どうぞどうぞ」ダウンロードページ(Google Play)
ゲームのルールはいたってシンプルで,複数人でひとつのものを譲り合うという面倒なシチュエーションに対し,画面タップで名乗り出て,そのタイミングでスコアが決まるというもの。
スコアは,名乗り出るタイミングが遅いほど高くなり,早いほど低くなる。ただし,一番最後になってしまうと,その面倒ごとを押しつけられてスコアは0点となる。つまり,「最後から2番目」に名乗り出るのがベストタイミングなのだ。
本作は3つの難度に分かれており,それぞれに5つのシチュエーションが用意されている。いずれも「あるある」と共感必至のシチュエーションばかりで,もっとも高難度の「ダチョウ級」ともなると,プレイヤー以外の人がとんでもない数になり,最後から2番目を狙うのはかなり難しい。
「タイミングさえ覚えてしまえば簡単」と思われるかもしれないが,プレイヤー以外の人が挙手するタイミングはランダムで,純粋に反射神経勝負になることが多い。逆に,ものすごく簡単な場合もあるので,何度もトライすればいつかは全シチュエーションで,赤色のフキダシを出せるはずだ。
全シチュエーションで100点を狙ってプレイしても時間はさほどかからず,1回のプレイ時間も2,3分程度と,とても気軽に遊べる本作。ルールや操作が単純明快で,コンプリートも手の届くところにあるため,いざプレイしてみると「もう少しだけ……」と,ついつい続けてしまいたくなる。
やりこみ要素が増えてきた昨今のゲームでは,なかなか完全クリアができないという人は,本作で手軽にその達成感を味わってみてはどうだろうか。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
- 関連タイトル:
どうぞどうぞ
- この記事のURL: