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  • DONUTS
  • 発売日:2014/02/19
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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Tokyo 7th シスターズ

Tokyo 7th シスターズ
公式サイト https://t7s.jp/
発売元・開発元
発売日 2014/02/19
価格 基本プレイ無料+アイテム課金
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このゲームの読者の評価
90
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  • 圧倒的満足度のシナリオと音楽、そして驚きの運営手法 90
    良い点
    「アイドルなんて大嫌い」から始まる「アイドル」をテーマにした物語。
    ビジュアルの好みから入ったゲームでしたが、いざやってみるとその物語の素晴らしさに何度となく感動で涙を流させられました。
    とにかくまずはゲーム性にどうこう目を凝らす前にその物語に触れていただきたいと思える作品です。

    次に、音楽。
    新進気鋭のアーティストを起用しつつ、「ナナシスの肝」である総監督のエッセンスをふんだんに注いだそれはいままでの「アイドルもの」という概念を根底から蹴り飛ばすほどの衝撃を与えてくれます。「おいおいこんなジャンルの曲までやるの?」と思わせつつ、しかししっかりと「ドル曲」を外さないメロディもあり、とにかく次はどんな曲が出るのか、びっくり箱を開ける前のような気持ちにさせてくれます。
    そして最も特筆すべきは、それら「すべての音楽がシナリオと共に成長し、色を変える」という点。
    作品のことをまったく知らないままでも素晴らしいと思える楽曲ばかりですが、シナリオを知ってから聴くとまるで別の曲を聴いているかのような衝撃を受けることがあります。

    次にイラスト(カード)。
    いわゆる「カードゲーム」らしく、「2枚掛け合わせると覚醒」という機能がありますが、そのイラストの魅力ゆえに「覚醒前のカードを所持していたい」という欲にかられます。ゲームを有利に進める上で持っている必要性はまったくないのですが、それでも覚醒前のイラストの方がストーリー性を感じる絵になるようになっているため(覚醒後はアイドル衣装になる)、作品にはまればはまるほど、その欲にかられる傾向が強くなります。

    そして、これがもうアクロバティックすぎるのですが…
    システムが飽きないのではなく、飽きないように「システムそのものが丸変わりする」という斬新な運営手法。
    何周年記念で新たなデザインに!などではなく、もう1年周期でゲームのデザインどころか遊び方そのものが変わってしまうという、とても恐ろしいことをやっています。
    始めたときになんのイベント、どんなプレイシステムだったかで開始年がわかるという。
    もし自分が開発側だと想像したら、恐ろしくてたまらないです……

    シナリオ、音楽、イラスト、それぞれがそれぞれに素晴らしいですが、それらを紐付け、読み解き、耳を澄ませた途端に一気に作品への感動が膨れ上がるこの作品は、一過性の感動だけで終わらないなにかを人の心に残せる、そんな昨今では非常に稀有な作品だと思います。
    悪い点
    このゲームを語る上で「総監督」、つまりゲーム総責任者のことは外せず、その手腕や創造力、才能を高く評価はする一方、作品展開の進行速度が彼の双肩にすべてかかっているため、アイドルものとして必然的に注目される「お気に入りキャラの曲発表」の展開が非常に遅い。
    物語のメインとなってくるユニットに関してはある程度定期的に発表されるとはいえ、ライバルキャラがリアル単独ライブをしたにもかかわらずユニットすら決まっていないキャラが多数います。

    個人的にはそのキャラがそのキャラとユニットを組み、その曲を、その歌詞で歌うことの「必然性
    」ないし「物語性」をしっかりと表現することが「ナナシス」の大切にしていきたい部分だと思っているのでビジネスとしてぽんぽん作ればいいなどとは思いませんが、推しに曲がなかなかつかないことに不満をついつい募らせてしまうユーザーが出てしまっているのが現状。

    そして総監督が圧倒的カリスマを持つ、「代わりがいない」この現状が、非常に恐ろしということも特徴だと思います。
    総評
    総評としては「信者」と揶揄されることも辞さないくらいに作品部分においては実に隙がないくらいに名作だと思っています。

    しかしそれゆえに「ライトユーザー」(課金無課金という意味ではなく)の居心地が悪いのではないかという不安もあります。
    ユーザーの熱量が高いために「気軽に、片手間にぽつぽつと暇つぶしにやりたい」という人にとってはとっつきにくいともいえます。
    とはいえ、おそらくそういう人でも一度シナリオに触れてしまえばそんな心配がなくなるであろうとは思っています。それだけの魅力があります。

    当初は「アイマス」「ラブライブ」に比肩する「アイドルもの」だと思っていましたが、おそらくこの作品は常に「時代への挑戦者」であり、それは「アイドルものだけ」に留まらない。
    「感動できる作品に出会ってみたい」というすべての人にお勧めしたい、そんな作品です。

    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 3 5 4
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