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「Evolve」,最初にプレイ可能となるモンスター「ゴライアス」(Goliath)の詳細が公開。日本語解説付きの長尺トレイラーも
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印刷2015/01/22 16:00

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「Evolve」,最初にプレイ可能となるモンスター「ゴライアス」(Goliath)の詳細が公開。日本語解説付きの長尺トレイラーも

 2KとTurtle Rock Studiosは,日本国内で3月5日発売される「Evolve」PC / PlayStation 4 / Xbox One)の,“プレイアブル”モンスター「ゴライアス」(Goliath)の情報を公開した。今後両社は発売日まで,毎週木曜日に定期的な情報公開を行う予定で,今回がその第1弾だ。
 なお今回は合わせて,ゴライアスを始めとしたモンスター,4つのハンタークラス,さらに脱出モードを紹介する日本語解説付きトレイラーも公開されている。


 爬虫類を想起させるゴライアスは,本作において最初にプレイ可能なモンスターである。炎を吐く,岩を投げつける,跳躍後勢いよく踏みつける,突進するといった4つのスキルを持っており,攻守のバランスに優れたモンスターとなっているらしい。ゴライアスを使用した場合の戦略(コツ?)についても披露されているので,こちらも合わせてチェックしておこう。

「Evolve」公式サイト


ゲーム詳細情報定期配信開始!!
第一弾は炎のモンスター『ゴライアス(GOLIATH)』
新作次世代マルチプレイ・サバイバルアクションシューター「EVOLVE」
巨人の名を冠したモンスター『ゴライアス』とは

■ゴライアス(Goliath)の特徴

旧約聖書に登場しダビデと戦った巨人の名を持つゴライアスは、強靱な筋肉と岩のような肌、怒りの炎に赤く光る目と口を持つモンスターで、巨大な爬虫類を思わせるその凶悪そうな外観は、いくつかの有名な特撮映画の怪獣たちをも、ほうふつとさせる。
鋭い爪で地面さえ切り裂く腕力と強靱な肉体から繰り出される跳躍力、口から吐く強力な炎を主な武器とするゴライアスは、狭い場所での戦闘を得意としており、追い詰められたハンターはなす術もなく倒れるだろう。

■ゴライアスが使用する4種類のスキル

ゴライアスは、プレイヤーが任意に発動可能な4種類のスキルを特色とする。スキルはマッチ開始時に3ポイント、進化時に得られる3ポイントを消費することで使用可能となり、最大で3段階まで強化できる。
マッチ中に得られるスキルポイントは最大で9(開始時+1度目の進化+2度目の進化)となることから、モンスターを3段階目まで進化させたとしても全てのスキルを最大まで強化することはできない。
また、1度使用したスキルは再使用までに一定の時間を必要とすることから、進化に併せて幾つのスキルを取得し、どこまで強化するか、この選択がモンスターの成長と勝利を左右する大きな戦術的要素となるだろう。
さらに各スキルは、前述したスキルポイントを消費するマッチ中の3段階強化とは別に、プレイ全体を通じて各スキルに用意された様々な強化条件を満たすことにより、最大3段階まで恒久的な強化を得ることが可能。

・強力な炎を吐く火炎放射(FIRE BREATH)

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「Evolve」,最初にプレイ可能となるモンスター「ゴライアス」(Goliath)の詳細が公開。日本語解説付きの長尺トレイラーも

ボタンを押すことで一定時間、口から強力な炎を噴き出すゴライアスの象徴的なスキル。直接的なダメージに加え、敵を火に包むことで継続ダメージを与える優秀な範囲攻撃として機能する。
発動後、炎を噴き出す数秒の間も狙いを変更することが可能で、乱戦時に高い効果を発揮するが、敵の位置が極端に近い場合はエイムがやや難しいことから、距離を調整してなるべく多くのハンターに継続ダメージを与えたい。
また、光学迷彩で姿を消したハンターを発見するゴライアス唯一の手段でもあり、攻守の両方でその効果を発揮するだろう。

・巨大な岩を投げつける岩投げ(ROCK THROW)

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地面から掘り起こした岩を直接投げつける岩投げは、ゴライアスの最も強力な攻撃の1つ。甚大なダメージと命中した敵に対する硬直効果を長所とする一方で、発動に僅かな時間を必要とすることから、岩を投げるモーションが無防備なだけでなく、反応に優れたハンターに回避する余裕を与える弱点を持つ。
デフォルト設定の場合、スキルを発動するボタンを押し下げた状態で岩の弾道を示すプレビューが示され、その後ボタンを放した際にゴライアスが岩を投げる。弾道プレビュー中に狙いを調整できることから、ハンターの動きを予測し命中させたい。ヒット時に硬直効果が得られることから、ヒット確認後は他のスキルで追撃することにより効果的にダウンを奪うこと出来る。
なお、この発動はオプションの“Monster Ability Trigger”項目で、1度ボタンを押すことでプレビューを表示し、もう一度ボタンを押すことで岩を投げるよう変更可能。

・大きく跳躍し地表の敵を強襲する跳躍撃(LEAP SMASH)

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ゴライアスが強靱な脚力で大きく前方へと跳躍し、地面に強力な範囲攻撃を加える。ヒットした敵を吹き飛ばす効果を併せ持つことから、ダウンした味方に駆け寄るハンターを効果的に後退させることが出来るだろう。
また、岩投げと同じく発動時に跳躍する軌道を調整できるだけでなく、跳躍中も着地する場所を調整し、後ろ方向への移動キー/ボタンを入力することでやや手前に着地することも可能。
さらに、長い移動距離と素早い跳躍は、前線の脱出や強力な攻撃に対する回避手段としても有効に機能する。

・前方へと突進する突進(CHARGE)

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跳躍撃と同じ移動系のスキルだが、入力後直ぐに発動することから、コンボ用の追撃として高い効果を発揮する。さらに、敵を後方へと吹き飛ばすノックバック効果によって、突進中に連続してダメージを与えることが可能で、上手くヒットさせた場合、一気に敵の体力を奪うことができる。
さらに、突進中は左右に傾くことで僅かに進路を調整できるだけでなく、後ろ方向への移動キー/ボタンを押すことで突進を途中で止めることができる。これを利用することで、敵だけを足場から跳ね飛ばし、酸性の沼へと突き落とすといった戦術も有効となる。
また、跳躍撃と同じく回避手段としても優秀で、特殊移動と跳躍撃を順に併用することで一気に前線から脱出することも可能だ。


■ゴライアスの成長とアンロック

『EVOLVE』の成長/強化要素は、各キャラクターを個別に成長させるキャラクターマスタリーと、プレイヤー本人のレベルを示すプレイヤープログレッションの2つに大きく分けられる。
キャラクターマスタリーは、同じキャラクターを使用し続けることで、各スキルを強化するだけでなく、同一クラスの新キャラクターや外観を変更するスキンを解除する手段としても利用される。
プレイヤープログレッションは、マッチを通じて得られる経験値を元に上昇するプレイヤー本人のレベルを示すもので、このレベルを上げることで基本Perkと強化版Perkが獲得可能となっている。
プレイヤープログレッション用の経験値は、マッチ終了後にプレイヤーの多種多様な行動に応じて加算されるだけでなく、各種行動の累計値に応じて5段階の達成度と固有の名称、経験値ボーナスを持つチャレンジ要素が用意されており、これらの種類と進行を意識することでより効果的なレベルアップが可能となっている。
なお、『EVOLVE』は勝敗よりも手に汗握るマッチの展開そのものを楽しむ作品としてデザインされており、マッチ後のキル/デス数やチーム内ランキングといった優劣は存在せず、経験値の取得やキャラクタースキルの成長に対して、以下に掲載したようなゲーム中の行動やチームへの貢献そのものを個別に評価する仕組みを採用していることも大きな特徴の1つと言えるだろう。


■ゴライアスの戦略

隆々とした巨体と4種類のスキルが示す通り、ゴライアスは非常にオーソドックスなパワー型のモンスターと言える。
ただし、マッチ開始後における進化の初期段階でハンターに捕捉された場合は、非常に苦しい戦いを強いられることから、早い段階で2段階目に進化し、ハンターとの戦いに備えたい。
大まかな目安として、2段階目であればハンター4人と対峙しても互角、3段階目に進化すれば大きく有利に戦いを進めることが可能となるだろう。マッチ開始直後の最優先目標はやはり本格的な遭遇戦を前に進化を果たすことにある。
ここで、ゴライアスの行動を大きく通常移動やスニーク、野生動物の捕食、ハンターの回避に関係する「立ち回り」と、ハンターとの会敵後に発生する「直接戦闘」に分けることで、効果的な行動を整理してみよう。

・ゴライアスを含むモンスターの移動に関する特徴と立ち回り
モンスターの移動に共通する特性として、通常移動と特殊移動(ゴライアスの場合はダッシュ的な前方への跳躍)する場合はハンターに移動経路を知らせる足跡を残してしまうが、足跡を残さないスニーク移動は通常よりも移動速度が遅く、容易に追いつかれてしまう欠点が挙げられる。
『Evolve』の基本は、ネコとネズミの追いかけっこのような追跡劇にあり、追われる側のモンスターが有利に戦いを展開するには、如何に効果的な場所やタイミングでハンター達の追跡を迎え撃つかという点にあると言え、マッチ中に発生する純粋な戦闘の割合は従来のマルチプレイヤーシューターに比べて小さく、幾つかの避けられない戦闘と決戦に向けた準備が重要だと言える。
最初の進化を成功させることは、マッチの展開において非常に重要な意味を持つ基点と言えるが、モンスターがスタート直後に通常移動を開始し、足跡を残しながら野生動物を無駄なく捕食しつつ進化用のゲージを貯める一方で、ハンター側がこの足跡をしっかり追跡した場合、最初の進化用ゲージが貯まる直前、あるいは進化可能になった直後あたりに追いつかれるケースが多く見られる。
ここで、有効となるのが静かに歩くことで足跡を消し、足音を抑えるスニーク移動だ。足跡を“残ってしまうもの”ではなく、“残すもの”と考えることで、単に足跡を消すだけではなく、ハンターの追跡を許す弱点から、一転してハンターの注意を効果的に反らすフェイントとして活用可能な利点に転じさせることができる。
ハンター達がモンスターの行動開始から遅れて降下した直後は、モンスターの臭いを嗅ぎつけるDaisyの追跡開始に若干の間が存在することに加え、トラッパーがグリフィン(Griffin)である場合も含め、地表に降り立ったハンター達は各自足跡が残された方向を目指しまっすぐ追跡を開始するケースが非常に多いことから、これを逆手に取り、開始直後に予め進行方向とは逆に足跡を残し、スニーク後逆方向へと移動を開始することで、ハンター達を混乱させ、進化に必要な時間をより効果的に確保することができる。
この足跡とスニークを利用したフェイントは、その後も様々な応用が可能で、逃亡時に特殊移動や跳躍撃、突進を併用し距離を拡げたのち、崖に登った痕跡を残す足跡やY字路に残す足跡は、その後同様にスニークで進行方向を変えることによって、立て直しを図る基点となる可能性を得られる。この時間稼ぎは、シューターや咄嗟の反応が求められる対戦に慣れていないプレイヤーにこそ有用で、追っ手を巻き一呼吸置くことで体制を立て直す恩恵は非常に大きいと言えるだろう。

画像集 No.006のサムネイル画像 / 「Evolve」,最初にプレイ可能となるモンスター「ゴライアス」(Goliath)の詳細が公開。日本語解説付きの長尺トレイラーも

また、地表での行動を基盤とするゴライアスとスニークの相性も良く、戦闘時に一旦空へと退避するケースが多いクラーケン(Kraken)に比べて、発見された場合も早い段階で十分な戦闘準備を整えることが可能となる。
かなり広範囲な索敵を可能にする嗅覚を頻繁に使用しつつ、野生動物とハンターの距離をしっかりと確認すれば、安全に進化できる可能性と生存確立は飛躍的に向上するだろう。
ただし、Huntモードにはゲーム全体のプレイ時間が規定されており、戦闘を回避し続けても一定の時間内に目標の「Power Relay」を破壊できなかった場合、モンスターの負けが確定することから、あくまで前向きなステルス行動が求められることに注意したい。

・敵ハンターとの直接戦闘
前述した移動の管理は、不意に発生する戦闘を減らし、予め敵の行動を察知することによって、戦闘が苦手なプレイヤーにも余裕をもった戦いの準備を可能にする。
改めて戦闘と勝利条件に関係する要素と優先度を整理すると、ハンターは1度ダウンした場合、蘇生可能な一定の猶予時間が付与され、蘇生か死亡の是非に問わず、Lazarusによる蘇生を除いて体力の最大値が減少するデスペナルティが課せられる。このペナルティは2度累積し、3度目以降のダウンについては通常の蘇生が出来ない死亡扱いとなり、リスポーンに数分の待機時間が発生してしまう。
Huntモードにおけるモンスターは、ハンター全員をダウンさせるか、マップに設置された「Power Relay」を破壊することで勝利を得られるが、Power Relayの破壊は一方的な試合展開に成功した結果として生じる場合が多く、やはりハンターとの直接的な戦闘を避けることは難しいだろう。
前述した戦闘に関係するペナルティと勝利条件を考慮した場合、直接戦闘において最も優先度が高い目標は、まず「1人のハンターを確実にダウンさせること」にあると言える。これを逃した場合、ハンター達はメディックのヒール能力で体制を立て直すことが可能だが、モンスターは進化時の追加ゲージを除いて戦闘中に失った体力を回復する手段をもたないことから、野生生物やハンターを捕食しシールドを補充するしかない。
戦闘の直後はステルスによる逃亡も困難となることから、ハンターをダウンさせられずに逃亡する場合、多彩な追跡能力をかわす過程で徐々に体力を削られてしまう結果となってしまいがちだ。
この徐々に開く戦力差と、埋める手段が存在しないギャップを軽減するゴライアスの理想的な戦いは、4対1の対決を避け、可能であればやや距離を置いてはぐれたハンターを各個撃破しデスペナルティを稼いだ上で、十分な進化を果たし、有利な場所で決戦を展開させることにあると言える。
ここで、大きな力を発揮するのが前段のステルスを利用した移動と待ち伏せとなる。
モンスターには、直接攻撃や4種のアクティブなスキル以外に、ステルス状態から視点のポインタが赤い状態で敵を攻撃した際に発生する「スニークアタック」が存在する。これを利用することで敵に気付かれる可能性を抑えたまま、野生動物の捕食と進化ポイントの取得が可能だが、食虫植物にハンターが捕らえられた場合に似た性質の掴みモーションが発生するスニークアタックは、野生動物だけでなくハンターにも使用可能で、単独行動するハンターを物陰から捕らえた場合、全く無抵抗のままダウンを奪うことが可能となる。
これを踏まえ、移動時に利用したフェイントを逆に利用し、はぐれたハンターを足跡でおびき寄せ、ハンターを無力化。これに成功した場合、後続のハンターが仲間の危機を察知しすぐに駆けつける可能性が高いが、モンスター側は嗅覚による索敵でこれを各個撃破するために再度待ち伏せるか、それとも早い段階でステルスを利用し現場を離れるか、戦いのイニシアチブを握ることができるだろう。
これらの流れは、およそ最初の進化を成功させ、2段階目状態で有利な展開を掴むためのもので、3段階目まで進化することが出来れば、存分に暴れ回ることが出来るのもゴライアスの大きな魅力だと言える。

画像集 No.007のサムネイル画像 / 「Evolve」,最初にプレイ可能となるモンスター「ゴライアス」(Goliath)の詳細が公開。日本語解説付きの長尺トレイラーも

こういった追いかけっこの特性を踏まえ、初期スキルの選択と進化2段階目のスキル選択、Perkの選択をそれぞれのプレイスタイルに併せて選択してみてはどうだろうか。
スタート時に3段階目まで強化したスキル1つに特化し、ダメージボーナスPerkで攻撃力を最大まで引き出すもよし。複数のスキルを選択し、クールダウンの短縮Perkで多対1の戦いを有利に展開するもよし。嗅覚の範囲拡大によるステルス行動の強化や、移動速度の向上、捕食スピードの向上、スタミナ回復速度の向上による即効型ビルドといった選択も面白いだろう。

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