舞台は海底に。Fictional Gamesによる新作サバイバルホラー「SOMA」の新しいトレイラーで判明

　Frictional Gamesは，同社が2015年内にダウンロード販売する予定のPC/PlaStaion 4向け新作サバイバルホラー，「SOMA」の最新トレイラーを公開した。また，これに合わせて本トレイラーの内容を解説するブログエントリーが掲載され，ゲームの舞台は海底になることが正式に判明した。


　「Penumbra」や「Amnesia」といった作品のように，アクション/カットシーンより雰囲気重視のゲームストーリーを構築してきたFrictional Gamesの新作「SOMA」もその伝統はしっかりと受け継ぐようだ。

　トレイラーの内容は，海水に侵食されて貝や藻がこびりついた研究施設のコンピュータが突然起動し，生前の研究者のものと思われるダイアリー風の録音ファイル「探していた鍵が見つかった」が流れるというシンプルなものだ。また，コンピュータに浮かび上がる警告文からは外部接続をされていないことが分かるものの，ストーリーの本筋までは不明だ。

　ブログエントリーを掲載したトーマス・グリップ氏（Frictional Gamesの脚本担当）によると，「海はエイリアンな世界です。我々は，その表面の一部を知っているのみにすぎません」とのことで，設定的にも非常にホラーゲーム向きであると強調している。確かに海には，人類未発見の深海生物や自然現象が多く存在しているはず。そんな謎を絡めた独特のストーリー展開が期待できそうだ。

「SOMA」公式サイト