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ホラーアドベンチャー「SOMA」の最新ムービーが公開。薄気味悪いクリーチャーの姿が確認できる
本作では,以前公開されたプレイアブルデモにも具体的な敵が登場することはなかったが,今回のムービーやスクリーンショットでは,薄気味悪いクリーチャーたちの姿が確認できる。
何らかの事件のために外界との交信が途絶えてしまった深海の科学研究所を舞台にした物語が繰り広げられる「SOMA」は,敵との直接対決を極力避けながら暗がりを動き回るというゲームプレイになっている。「Amnesia: The Dark Descent」の開発チームらしい作風と言えるだろう。
Sony Computer Entertainment Americaの公式ブログ「PlayStation.Blog」に,Frictional GamesのThomas Grip(トーマス・グリップ)氏が,こうしたクリーチャーについてのエントリーを綴っている。
それによると,「一般的なゲームでは,クリーチャーはプレイヤーを見つけると一目散に突進してくるが,SOMAではそうではない。中にはじっと見つめているだけのものもいれば,まったくプレイヤーに構うことなく,邪魔されない限りはそのまま自分の活動を続けるものもいる。危険な存在ではないものもいるし,何もしなければ敵愾心を見せないものもいる」とのこと。
また,クリーチャーのAIやタクティクスにはさまざまなタイプがあり,どのクリーチャーにも頻繁に出会うことはないので,何度遊んでも馴れが生じないようになっているという。
ダメージのパラメータなどが画面上に表示されるといったことはなく,非常に“あいまい”な雰囲気にまとめられているところが,何が起こっているのか分からないまま深海の研究所を歩き回るプレイヤーの恐怖を掻き立てる本作。
今のところ日本語版についての告知はないが,注目を集め続けているFrictional Gamesの新作だけに,ぜひプレイしたいというゲーマーも少なくないはず。今後の情報に期待しよう。
「SOMA」公式サイト
(C)Frictional Games
(C)Frictional Games