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Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン

Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン
公式サイト http://www.nintendo.co.jp/3ds/ay6a/index.html
発売元・開発元
発売日 2015/05/14
価格 4700円(税別)
ジャンル
レーティング
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その他
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このゲームの読者の評価
65
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
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  • Pages: 1
  • 氷をとかすのは熱い・・蒸気? 65
    • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
    • 投稿日:2022/06/17
    良い点
    攻略範囲はクリアまで。全武器・バックパック取得済み。攻略時間は40時間ほど。

    良い点ですが、DSまでのファイアーエムブレムとはうってかわり「頭を使わないとクリアできない」点。
    チュートリアルである序盤の数ステージは、かなりラク。しかし、そこから先は敵が本気で殺しにかかってきます。
    考えて動かないと戦術マップで最大4人しかいない仲間がダウン(復活は可能)するのでプレイヤーも本気になる必要があります。

    ゲームジャンルは(ターン制の)ストラテジー。武器は射撃武器を主に使い、サブ武器のみ交換可能。
    戦術マップは割と自由に動き回れる感じですが、よく見ると足元に四角のマス目が設定されています。
    ターンの最初に「スチーム」がもらえるので、そのスチームの数だけマス目を進めます。
    このゲームでは攻撃するのにスチームが必要で、たとえば最初に7つスチームがもらえたとすると1マス進んで攻撃を2回するというような立ち回りを要求されます。
    消費するスチーム量は武器によって変わり、基本的なものなら3つですが、障害物などが壊せる爆発系だと4つ必要など、上手く戦うにはプレイヤーのウデが要ります。

    敵のターンに攻撃できる「オーバーウォッチ」というシステムがあり、攻撃分のスチームを残してターンエンドすると準備できます。
    敵が攻撃範囲に入れば時が止まり攻撃が開始。射撃はオートなので弱点を狙う事はできません。
    しかし、オーバーウォッチ中の攻撃には敵を気絶させる効果が出ることがあり、上手く使いこなせると相手の攻撃と移動を封じることができます。

    アメリカ大統領であるリンカーン配下の人間が隊員という世界観の中で「なぜかライオンが隊員になっている」。私もこのネタは全く予想がつきませんでした。どういうことなのかはプレイしてのお楽しみです。

    グラフィックはアメリカン・コミックス調で掛け合いもソレっぽい。黄金時代ではなく「白銀時代」を意識されているらしいです。
    私はあまり良いとは思いませんでしたが、下画面のドット絵キャラクター顔は味があって非常に良かったと思いました。

    音楽もそこそこ。なぜかスプラトゥーンっぽい曲もありました。一番良かったのは「Dance and Death body」。
    悪い点
    良い点に頭を使うと挙げましたが一度本気・・というかプレイヤーの本気スイッチが入れば、たいして難しくなくなると思います。
    戦略は特に必要なく、殺しにかかってくる敵の対処ができればステージクリアできます。
    ストラテジーとは言っても要求されるのは「戦術」であり、ゲームとしては奥深さに欠けます。
    嫌な言い方をすれば「単純で面白味が無い」。Wii Uのマリオカート8の評価の時と同じ言い方をさせてもらえば、「うつわが小さい」と言えるかと。

    A・B・Eというユニットを操作するアクションステージがありますが、全く面白くないです。
    戦術マップでの活躍の方が喜ばれると思います。

    難しさの伸ばし方の方向性が違うかなと。この作品ではありませんが、「敵の攻撃力を上げれば難しくなる」に近いかなと。
    パラメーターや敵の数をいじってバランスを変える方向ではなく、試行錯誤を引き出すデザインにした方が良いと思います。今の技術で可能かどうかはわかりませんが、脳の活性度を調べれば、発売前にこの作品の欠点は見抜けたのではないかと思われます。

    キャラクター同士の掛け合いとストーリー描写・アニメーションは悪い・・というところまではいかないと思いますが、これも面白味・・プレイヤーが自分の内にみる「熱さ」にかけると思います。
    もっと深いところまでを、アッサリ描くというような技術を身につけないと評価されないです。続編で期待していますよー。
    総評
    やや難しく、たぶん小学生の方はクリアできないんじゃないかなぁと思います。中学生くらいの方にオススメです。試作品のような感じもしないではないですが、ゲーム自体は仕様(企画?)通り完成されていると感じました。問題は企画の時点で本当の意味では面白いゲームがつくれていないことかなと。

    このレビューで挙げました熱さ・・を製作者の方々に理解してもらうには任天堂さん側からの「ピント合わせ」のようなものが要るかなと。
    他の作品に依存したものは、なかなか評価されません。「基礎をつくる能力の欠如」を指摘されるからです。
    (ほかのメーカーの方にも言えますが)あの偉大な〇〇がどうのと言ったところで、それとあなた方自身の創作と何の関係があるのですか?
    別の指摘の仕方をすれば「この作品では、あてられた熱ではなく熱さを表現したいんでしょ?」ということになるでしょうか。

    カメラはボタンでも動かせるので、やってみてください。

    ファイアーエムブレムのアミーボ対応。私はやっていませんが、通信対戦もあるそうです。

    目立たない作品ですが、シリーズを続けていく過程での改良次第では「化ける要素のある作品」。おそらく任天堂内でアイデアを出せる方や、出させることが可能な方はおられると思われます。今のままで次の作品を出せば、おそらく失敗しますねー。
    ここまで聞いて「わくわくしているクリエイター」に期待していますよー。
    私もまだ付き合うつもりですので、次作でプレイヤーに「これを待っていたんだ!!」と言わせてください。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 4 3 4
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AD(最終更新日:2022/12/18)
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