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[gamescom]キュー・ゲームスの新作「The Tomorrow Children」プレゼンテーションレポート。独特なのはグラフィックスだけじゃなかった
プレゼンテーションは,キュー・ゲームスの代表取締役であるDylan Cuthber氏によって行われ,本作の概要が語られた。
The Tomorrow Childrenは,とある実験によってあらゆるものが失われてしまった星が舞台で,そこに文明を再構築するのが目的のゲームだ。独特なオンライン機能を備えたタイトルで,50〜100人程度のプレイヤーで世界を共有することになる。といっても,各プレイヤーの世界は同期せず,ほかのプレイヤーが活動しているとその影が見えるようになっているのだという。
文明を取り戻すためには,とりあえず人を増やさないといけないということで,まずは自分の街を発展させる。街を発展させるには島へ行き,資源を集めなければならい。また,島にはなぜかマトリョーシカがあり,それを持ち帰ると人間になる。ただし,やみくもに人口を増やすと食料や電力が不足してしまうそうだ。
プレゼンテーションで行われたデモプレイは,主人公が資源を求めて島に行く場面から始まった。島に到着するとシャベルなどを使って鉱物を採掘,ある程度の鉱物が採れたところで再び街へと戻るという流れだ。
街に戻るとなぜか巨大なモンスターが出現しており,とりあえず戦うことに。デモプレイではミサイルを撃ち,巨大なクモのようなモンスターを撃退していた。デモプレイを見るかぎりは,アクション性はそれほど高くないので,戦闘はアクセント的な位置づけの要素かもしれない。ちなみにモンスターは倒されると結晶化するので,それを集めておくと街で施設の建設などに使用可能だ。
プレイヤーがとった行動はすべて記録されており,事務所に行くと行動内容に合わせて賃金が支払われ,そのお金を使って道具を買ったり,キャラクターの強化が行える。
今回のデモプレイで紹介されたのは本作におけるほんの一部。基本的なゲームの流れこそ分かったが,お互いの世界が同期しないマルチプレイなどは実際に体験してみないと,その面白さは理解できなさそうだ。また,街にどんな施設を作れ,それらをどう利用するかなども明かされていない。まだまだ謎だらけと言っても過言ではないので,次の情報公開を待ちたい。
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