霊と対話できる能力を持つ女性が主人公の「Haunted House: Cryptic Graves」が2014年秋にもリリースへ

　1982年発売のAtari 2600向けタイトルをリメイクしたPC向けホラーアドベンチャー「Haunted House: Cryptic Graves」が2014年秋にもリリースされることが明らかになった。本作を手掛けるのは，2013年にサバイバルホラーの「Anna」をリリースしているイタリアのDreampainters Softwareで，その開発には「Unreal Engine 4」が利用されているとのこと。


　元祖「Haunted House」は，目を表す小さな2つの丸で表現されたキャラクターを操作し，幽霊やコウモリから逃げながら，ザッカリー・グレイヴスという人物の骨壺の欠片を探すというシンプルなゲームだった。どこか「パックマン」を連想させ，決して「ホラーアドベンチャー」とは呼べるものではなかったものの，当時ホラーを扱った作品は少なかったこともあってか評価は高く，「Atari’s Greatest Hit」といったXboxやiOS向けのゲームにも収録されている。さらに2010年には，3人称視点のゲームにリメイクされ，PC，Xbox 360，そしてWii向けにダウンロード販売された。

　今回のリメイク版「Haunted House: Cryptic Graves」は，アクションよりも謎解きにフォーカスしたシングルプレイ専用ゲームとなるようだ。プレイヤーが操作するのは，霊やモンスターとの対話能力を持つという若き霊能者アーニャ・グレイヴスで，さまざまな怪奇現象が起こるアッバドン・グランジ邸宅で，自分の能力によってパズルを解いたり，除霊するためのアイテムをクラフトしたりしながら謎を解決していくことになる。果たして，どんなホラー体験が我々を待っているのだろうか。

「Haunted House: Cryptic Graves」公式サイト