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フルHDディスプレイでも4K並みの画質を。NVIDIA,新技術「DSR」の日本語字幕付きムービーを公開
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印刷2014/09/25 16:36

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フルHDディスプレイでも4K並みの画質を。NVIDIA,新技術「DSR」の日本語字幕付きムービーを公開

画像集#003のサムネイル/フルHDディスプレイでも4K並みの画質を。NVIDIA,新技術「DSR」の日本語字幕付きムービーを公開
 2014年9月25日,NVIDIAは,「GM204」コアを搭載する「GeForce GTX 980」および「GeForce GTX 970」で採用された新機能「Dynamic Super Resolution」(以下,DSR)の解説動画を公開した。
 DSRは,ディスプレイ解像度を超える解像度――たとえば3840×2160ドット(以下,4K解像度)――でゲーム画面をレンダリングしたうえで,GPU側でディスプレイ解像度までダウンスケーリングしてから表示するというものだ。最終的に描画される解像度よりも高い解像度でレンダリングすることにより,テクスチャやオブジェクトの輪郭で品質が大幅に向上するというのが技術のポイントとなっている(関連記事)。もちろん,より高い解像度でレンダリングすると,描画負荷が高まるので,すべてのゲームタイトルで有効な機能ではないのだが,描画負荷の低いタイトルで,従来よりも一段高いグラフィックス品質を期待できるようにはなるわけである。


 解説動画では,PC版「DARK SOULS II」を使用して,品質の違いを説明している。とくに分かりやすいのは草の表現だろう。1920×1080ドットでレンダリングされた映像では,草の先端にジャギーが見えているほか,画面を動かすと草がちらつくように見えてしまっているのが,DSR有効時だと,草の先端まで鮮明に描かれている。ちらつきのような現象も現れにくい。

上に示した2枚のスクリーンショットはいずれも動画から切り出したもので,上が標準的な1920×1080ドット描画時,下が3840×2160ドットレンダリングからのDSR表示時のもの。静止画で見比べただけでも,草の表現に違いがあると分かる
画像集#005のサムネイル/フルHDディスプレイでも4K並みの画質を。NVIDIA,新技術「DSR」の日本語字幕付きムービーを公開
画像集#006のサムネイル/フルHDディスプレイでも4K並みの画質を。NVIDIA,新技術「DSR」の日本語字幕付きムービーを公開

こちらも動画から,横に置いて1920×1080ドットとDSRとで違いを追ったもの。ディテールの違いは明らかだ
画像集#002のサムネイル/フルHDディスプレイでも4K並みの画質を。NVIDIA,新技術「DSR」の日本語字幕付きムービーを公開

 新機能の解説ムービーとしては大変に分かりやすいので,GeForce GTX 900シリーズのユーザーは,これを参考に,描画負荷の低いゲームタイトルでDSRを試してみてはどうだろうか。
 なおDSRは,「GeForce 344.11 Driver」以降でサポートされ,GeForce ExperienceもしくはNVIDIAコントロールパネルから有効化できるようになっている。

NVIDIA 日本語公式Webサイト

  • 関連タイトル:

    GeForce GTX 900

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