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小倉優子さんも登壇。著名人の“体験”が「宝」として提供される,変わったシステムが特徴の謎解きアプリ「NAZO」の発表会をレポート
NAZOは,不思議な劇場「シアターNAZO」で起こる物語を読み進めながら,さまざまな謎を解いていくという“謎解き絵本アプリ”だ。現在,「日本語」「英語」「スペイン語」「中国語」に対応している。
本作では,謎を解くと「宝」が手に入るのだが,それがちょっと変わっていて,国内外の著名人による“体験”が宝として提供されるのが特徴だ。
編集工学者の松岡正剛氏や,立命館大学教授のサイトウ・アキヒロ氏,そしてSTUDIO4℃と,開発陣が豪華なところも大きなトピックである。
iOS版「NAZO」ダウンロードページ
Android版「NAZO」ダウンロードページ
「NAZO」公式サイト
プレス向け発表会では,サイバード代表の堀 主知 ロバート氏が登壇して,最初の挨拶を行った。堀氏は「自身が小さいころに憧れた謎解き,そして宝探しの魅力を皆さんにも広く体験してほしい」とコメントしたほか,アプリ内課金による収益はすべて音楽教育プログラム「エル・システマ」を通じて子ども達に届けられる(寄付される)ことを説明した。
また,松岡正剛氏やサイトウ・アキヒロ氏,プロデューサーの田島一平氏も壇上でマイクを取った。以下,写真と共に紹介していこう。
構成を担当した松岡正剛氏。「スフィンクスの時代から謎と宝は一対で,人類の根本的なドラマ。それをスマートフォンのアプリに入れ込むのには悩んだが,自分の知識を活かして楽しめるものとした」と語った |
UI設定・監修を担当したサイトウ・アキヒロ氏。「日本のゲームが世界で受けたのはインタラクティブ性の優秀さ。つまり“おもてなしの精神”」とコメントし,ストレスなくゲームを楽しめるように心がけたと語った |
発表会の後半では,宝の提供者として,元F1レーサーの片山右京氏,映画製作者のクリストファー・ブロートン氏,タレントの小倉優子さん,そして指揮者のグスターボ・ドゥダメル氏が登壇し,それぞれが考えている,宝として提供する“体験”を説明し,発表会を締めくくった。
元F1レーサーの片山右京氏は,氏が監督している「チーム右京」の一員として(プレイヤーに)帯同してもらうという体験を提案していた |
映画製作者のクリストファー・ブロートン氏は,ハリウッドスターや監督のスタッフとして過ごしてもらうプランがあるという。具体例として,ロバート・ダウニーJr.やクエンティン・タランティーノといった人物の名前が挙げられた |
タレントの小倉優子さんは,2015年に開催予定のイベントにVIP待遇で招待されるという体験を宝として提供する予定とのこと |
指揮者のグスターボ・ドゥダメル氏は,「私のクレイジーな一日を一緒に過ごしてもらおうと思っています」と,にこやかに語った |
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(C)2014 CYBIRD
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