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ハロー!Steam広場 第126回:死ぬたびにモチベーションが上がる,ローグライクなスペースコンバットシム「EVERSPACE」
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印刷2016/09/27 12:00

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ハロー!Steam広場 第126回:死ぬたびにモチベーションが上がる,ローグライクなスペースコンバットシム「EVERSPACE」

画像集 No.001のサムネイル画像 / ハロー!Steam広場 第126回:死ぬたびにモチベーションが上がる,ローグライクなスペースコンバットシム「EVERSPACE」
「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,東京ゲームショウ会場を阿修羅閃空で移動する,殺意の波動に目覚めたSteamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第126回は,死を繰り返しながらプレイヤーの基礎能力を強化していくという成長システムを採用したスペースコンバットシム「EVERSPACE」をメインに紹介しよう。このほか,PlayStation 4版の制作も決定したスパロボ風2Dアクションゲーム「Code: HARDCORE」もあるので,お見逃しなく。



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死を繰り返して戦闘機を強くしていく,ローグライクなスペースコンバットシム「EVERSPACE」


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 アーリーアクセスとは,開発途中のゲームを購入して,デバッガー兼プレイヤーとして参加できる,Steamの販売形態の1つだ。今回はドイツのゲームデベロッパ,ROCKFISH Gamesが手掛ける「EVERSPACE」を紹介しよう。

 本作は,死を繰り返しながらプレイヤーの基礎能力を強化していくという成長システムでリプレイ性を高めているスペースコンバットシムだ。成長のタイミングがゲームオーバー後に設置されているため,やられる度にモチベーションが上がるという,なんとも不思議なゲームデザインになっている。決して筆者がマゾというわけではない。

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 ゲーム自体は,1回のプレイでどの宙域(セクター)までたどり着けるかという,ローグライクな味付けが施されている。死ぬことが前提の難度になっているため,駆け出しの時点では1セクターの突破もままならないが,入手したお金をゲームオーバー後の成長画面まで持ち越せるため,そこで戦闘機の性能を強化して,再び挑戦するというゲームサイクルを繰り返していくことになる。
 なお,ここで使いきれなかったお金はすべて破棄されてしまうので,何としてでも使い切りたいところ。こっそりと懐に忍ばせたいところだが,もちろんそんなことはできない。宇宙って厳しい。

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 各セクターには,ルート分岐ぶんも含めて7つほどのフィールドが用意されており,手前のフィールドから順にコマを進めていく流れだ。最後のフィールドにあるジャンプゲートを潜ると,次のセクターに移動できる。
 それぞれのフィールドでは,敵勢力の戦闘機とドッグファイトを繰り広げたり,宇宙デブリから使えそうな資源を回収したりと,探索および戦闘を同時にこなしていく。戦闘では,ミサイルだけでなくガトリングといった通常兵器にも結構強めなエイムアシストがかかるので,エースパイロットのごとくバシバシと敵機を撃ち落とせるのが面白いところ。

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 敵機を撃墜したり,隕石を破壊したりしたときに手に入る資源は,クラフトに利用可能だ。クラフトでは,兵器の新規作成やアップグレードができるので,資源をしっかりと回収しておけば,探索がよりスムーズになるはず。ただ,クラフトで作製したり強化したりした兵器は次周に持ち越せないため,良い兵器が作れたからといって浮かれていると,撃ち落とされてゲンナリする羽目に。

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ゲームオーバーになるとアップグレード画面に移行する。集めた資金はここで使い切りたい
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 ゲームオーバー後に戦闘機を強化して,それを試すために再び宇宙へ飛び出すという,悪(?)循環のおかげで,やめどきが分からなくなる本作は,今後のアップデートによりVR対応も予定されている。Unreal Engine 4で描かれる宇宙空間も魅力の1つであり,とくに被弾や破壊時に発生する粒子表現が綺麗なので,気になる人はぜひゲーム内で確認してみてほしい。

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「EVERSPACE」Steamストア(2980円)



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グリグリと動くロボットアニメーションが魅力の2Dアクションゲーム「Code: HARDCORE」


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 「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回は,すでに4Gamerで何度か取り上げている「Code: HARDCORE」がGREENLIGHTを通過したので,近況のアップデートも兼ねてあらためて紹介しておこう。

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 本作は,人型機動兵器を操作して進んでいく2Dアクションゲームだ。話題の中心になったのは,「スーパーロボット大戦」の戦闘デモのごとくグリグリと動くアニメーションで,企画の出発地点が「スパロボの戦闘アニメを自分で動かしたい」という部分にあったことは,デベロッパムービーでも語られている。なお,開発を手掛けるのは中国のRocket Punch Gamesだ。


 最初に4Gamerで取り上げたときは,GREENLIGHTと同時に行われたKickstarterキャンペーンの進捗が15%ほどであったが,現在は130%以上という目標額を越えた集金に成功。超過分はストレッチゴールに割り当てられ,すでにPlyStation 4版の制作も決まっている。レベル7(18万ドル)に設定されている「Famous CV」というのが,気になるところ。

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 そんな本作は,2017年の第3四半期から第4四半期まで(10月〜2018年3月)のどこかでリリースされる予定だ。出資者の募集は10月26日まで行われているので,現在準備中というデモ版のプレイ権がほしい人は20ドル以上の出資をしておくといいだろう。

関連記事:[TGS 2016]リアル系とスーパー系とアメリカ系のロボを戦わせたら,どれが一番強いのか。2Dアクション「Code:HARDCORE」プレイレポート

「Code: HARDCORE」GREENLIGHTページ

  • 関連タイトル:

    Steam

  • 関連タイトル:

    Hardcore Mecha

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