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【PR】「シムシティ」の最新作にようこそ,市長! スマホアプリ「SimCity BuildIt」のプレイレポートをお届け
「シムシティ」(SimCity)といえば,プレイヤーが市長となって都市を発展させていくという内容の人気シミュレーションゲームシリーズ……なんていう説明は,4Gamer読者には必要ないかもしれない。過去さんざん遊び倒した,あるいは今もなお遊び続けている人も多いことだろう。
そんなシムシティシリーズの最新作「SimCity BuildIt」(iOS / Android)が,スマートフォン向けアプリとして先日リリースされた。本稿では,同作の概要と基本的な遊び方,見どころなどについて,たっぷりと紹介していこう。
「SimCity BuildIt」App Storeページ
「SimCity BuildIt」Google Playページ
ようこそ,市長!
都市計画の第一歩は「道路を敷くこと」です
本作では,「道路を敷く」「住宅や工場を建てる」「電力や水道といったインフラ設備を整える」という3種類のアクションを組み合わせることで,都市作りを行うことになる。ゲームが進むと,教育機関や警察,消防署,商業地域(ショッピングモールなど)などを充実させる必要も出てくるのだが,基本的には上記のアクションで街を作っていく。そのあたりについては,チュートリアルを一通りプレイすればすぐに理解できるだろう。
本作における住宅は,特定の条件を満たすことでアップグレードが可能。アップグレードには,工場などで生産できる「資材」が必要だが,人口が増加したり,経験値やシムオリオン(資金)が獲得できるというメリットがあるほか,住宅そのものの見た目が変わるという目に楽しい変化があるので,積極的にアップグレードしていこう
人口増加や,経験値/シムオリオンの獲得に伴って,「建設制限」が段階的に解除されていき,より多くの住宅や施設を建てられるようになる。つまり住宅のアップグレードなくして,都市の発展はありえないのだ。
このあたりは,スマホでプレイしやすいように設計されたシステムとなっており,あまり制限を意識せず好き勝手に都市を作れた従来シリーズ作と大きく異なっている部分である。
都市の発展には「資材で資材を作る」ことも必要
レベルアップでアンロックされる要素も
先述したように,資材は住宅のアップグレードに使うものだが,場合によっては,商業施設で「資材で資材を作る」必要が生じる。
たとえば,工場で生産した「金属」2つを,資材工房で「釘」1つにするといった具合だ。住宅のアップグレードを繰り返していくと,金属ではなく釘を要求されたりするわけである。
なお,保有している資材は「貯蔵センター」(画面左上にあるアイコン)でいつでも確認できる。ゲームを進めていくと,この貯蔵量を増やす特殊なアイテムが手に入ることもある。
施設のアップグレードを繰り返すと経験値が溜まっていき,経験値が一定値に達するごとに都市のレベルが上昇する。都市のレベルが上昇すると,各施設の最大建設数が引き上げられるほか,町役場や警察署,交通局といった新たな施設の建設も可能になる。
これら新たな施設は,治安悪化や渋滞といった問題の改善に役立つほか,地価の向上にも関わっている。アンロックされた施設を次々と建設していけば,都市の価値もどんどん高くなっていくので,シリーズ未経験者でも迷わず遊べるはずだ。
公害,下水,犯罪,教育……
都市の発展に伴って生まれる問題と,
シム達の不満を解消していこう
都市の発展に伴って,避けては通れない問題が次々と発生する。
工場が増えれば公害による被害が生まれ,その近くに住むシム達は騒音や異臭に悩まされることになる。放っておけば住居は「廃墟」となってしまい,都市全体の人口が減ることになる。
工場による公害の影響を抑えるには,「住宅を工場から離れた場所に建てる」ことで対応するのが無難だが,人口が増えてくると電力不足/水不足が生じ,これを解消するためには「発電所」や「給水所」が必要になってくるのだ。
発電所については今までのシムシティシリーズ同様に,公害のないクリーンな「風力発電」からエネルギー効率のよい(ただし公害がヒドい)「石炭発電」「核融合発電」まで,さまざまなバリエーションがある。クリーンな都市作りを目指すか,それともエネルギー効率を重視するか。市長としての決断が迫られる。
さらに都市が発展してくると,犯罪や火事,住民の教育レベルといった問題にも対策を講じなければならない。ちなみに,犯罪には警察署,火事には消防署,住民の教育レベルには教育機関を建設することで,それぞれ対応できる。
スマホ/タブレットに最適化されたことで
従来のシムシティシリーズから大きく変わった点は?
シムの悩みを解決しながら都市を発展させていくというシリーズの根幹は変わらないものの,スマホ/タブレット向けゲームならではの特徴を備えている「SimCity BuildIt」。たとえば本作では,建設済みの施設を,ホールド(長押しタップ)で自由に移動させられる。従来シリーズ作のように,「将来を見据えてシビアに区画整理をする」必要はなくなり,都市の景観が手軽に変更できるようになっているのだ。これは嬉しい。
また本作には,Facebookと連携したフレンド機能が搭載されており,フレンドの都市を訪問することができる。さらに,特定の条件を達成すると「貿易センター」が利用可能になり,世界中のプレイヤーと資材を売買できる。スマホの特性を活かした,SimCity BuildItならではのソーシャル要素と言えるだろう。
それでも今作の都市作りが楽しい
キレイめなグラフィックスもポイント
むろんPC版と比べれば少々物足りないゲーム内容だが,SimCity BuildItはスマートフォン向けアプリとして丁寧に作られており,むしろ「スマホで遊ぶならこのほうが良い」ともいえる。シム達のぼやきを聞いたり,都市のデザインに頭を悩ませたりするのはやっぱり楽しい。朝,夕,夜の時間帯に応じて景観がガラりと変わるのも大きな見どころだ。摩天楼の夜景なんかはとくに見入ってしまう。
さらに本作は,スマホがネットワークに未接続の状態でも遊べる(当然“機内モード”でもプレイ可能)。通勤や通学で移動が多かったりする人にとっても,この点は嬉しいポイントではないだろうか。
シムシティらしさを受け継ぎつつも,スマートフォン/タブレット向けゲームとしてシンプルにチューニングされているSimCity BuildIt。シリーズファンはもちろん,シムシティは今回が初めてという人にもオススメしたい良作だ。目指せ人口100万人!
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- 関連タイトル:
シムシティ ビルドイット
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(C)2013 Electronic Arts Inc. EA, the EA Logo and SimCity are trademarks of Electronic Arts Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.
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