コロプラは2014年12月17日,今冬から2015年春にかけてリリースされる新作アプリのメディア向け発表会を都内で実施した。発表されたタイトルは,「
こちら」の記事でも紹介している
「東京カジノプロジェクト」(
iOS /
Android),
「バトルガール ハイスクール」(
iOS /
Android),
「Rumble City」(
iOS /
Android)の3本。対応端末はいずれもiOS / Androidとなっている。本稿では,発表会全体のレポートをお届けする。
コロプラ代表取締役社長の馬場功淳氏
![画像集#002のサムネイル/コロプラ新作発表会をレポート。「東京カジノプロジェクト」「バトルガール ハイスクール」「Rumble City」の魅力をそれぞれ解説](/games/285/G028543/20141218072/TN/002.jpg) |
![画像集#001のサムネイル/コロプラ新作発表会をレポート。「東京カジノプロジェクト」「バトルガール ハイスクール」「Rumble City」の魅力をそれぞれ解説](/games/285/G028543/20141218072/TN/001.jpg) |
発表会ではまず,コロプラ代表取締役社長の
馬場功淳氏が挨拶を行った。流れの速いゲーム業界では,今までにないエンターテイメントが常に求められており,大ヒットしたタイトルには,斬新な要素が盛り込まれていることが多いと氏は語る。
今回発表された3タイトルは,独自性の強いものになっており,“今までにないものを作る”という想いが強く込められているとのことだ。
東京カジノプロジェクト
最初に発表されたのはコロプラ初のカジノゲーム「東京カジノプロジェクト」だ。プレイヤーの目的は,東京湾にあるカジノリゾートのオーナーとして,カジノで得た資金を使い,魅力的なリゾート地を開発していくこと。
ゲームは「カジノパート」と「リゾートパート」の2つに分けられており,カジノパートでは,ルーレット,ポーカー,スロット,バカラ,ブラックジャック,パターゴルフ,リバーシといった7種類のゲームが楽しめる。カジノゲームの種類は,リリース後に次々と追加されていくとのことだ。
また,チームに所属して上位リーグを目指していく「リーグ」と,時間内に一番多くの資金を稼いだプレイヤーに報酬が贈られる「ランキング」という対戦要素が入っており,友達とも盛り上がれるタイトルになっているようだ。
このほか,
「白猫プロジェクト」(
iOS /
Android)で好評だった操作システム
「ぷにコン」が採用されており,思いのままにカジノ内を走りることもできる。
リゾートパートでは,カジノで得た資金を使って,自分好みの理想的なリゾートを作り上げていくシミュレーション要素が楽しめる。リゾートには,50人を超えるキャラクターたちが登場し,彼(彼女)らはリゾート内でさまざまな行動を起こすらしく,それを見ているだけでも楽しめるとのことだ。
リーグで結果を残すことで入れる「VIPルーム」。リーグを戦うモチベーションのひとつになりそうだ
![画像集#011のサムネイル/コロプラ新作発表会をレポート。「東京カジノプロジェクト」「バトルガール ハイスクール」「Rumble City」の魅力をそれぞれ解説](/games/285/G028543/20141218072/TN/011.jpg) |
バトルガール ハイスクール
続いて発表されたのは「バトルガール ハイスクール」。学園で唯一の男性教師となり,生徒である女の子を指導(育成)しながら,「ロスト」と呼ばれる侵略者に汚染された地域を奪還していくのが目的の学園アクションRPGだ。
ゲームシステムは大きく分けて,女の子を育てる「学園パート」と,ロストと戦う「バトルパート」の2つ。学園パートでは,女の子をトレーニングで強くしていくことに加え,女の子とのコミュニケーションも楽しめる。また,コスチュームもかなりの数が用意されており,女の子にいろいろなコスチュームを着せて楽しむこともできるようだ。
コミュニケーションの方法は,女の子をなでなでするとか……。詳細は語られなかったが,このシステムは絶対に見逃せない
![画像集#026のサムネイル/コロプラ新作発表会をレポート。「東京カジノプロジェクト」「バトルガール ハイスクール」「Rumble City」の魅力をそれぞれ解説](/games/285/G028543/20141218072/TN/026.jpg) |
バトルパートでは,3Dフィールドを縦横無尽に走りながらロストと戦う。“ぷにコンに新たな要素を追加している”とのことなので,白猫プロジェクトにはないアクションに期待できそうだ。また,ロストとの戦いで手に入る「素材」を使って,武器を作成/強化することも可能となっているという。
渋谷を舞台にした3Dフィールドでのバトル
![画像集#027のサムネイル/コロプラ新作発表会をレポート。「東京カジノプロジェクト」「バトルガール ハイスクール」「Rumble City」の魅力をそれぞれ解説](/games/285/G028543/20141218072/TN/027.jpg) |
本作はぷにコンを始め,コロプラのアクションゲームで培ったノウハウが投入されており,アクション部分は大きなウリになるとのこと。個人的には,バトルだけではなく,女の子とコミュニケーションを取りながら,信頼関係を築いていくというコミュニケーションゲームとしての側面にも注目したい。
魅力的な女の子がたくさん登場する本作。リリース初期には,15人の女の子が登場する
![画像集#031のサムネイル/コロプラ新作発表会をレポート。「東京カジノプロジェクト」「バトルガール ハイスクール」「Rumble City」の魅力をそれぞれ解説](/games/285/G028543/20141218072/TN/031.jpg) |
![画像集#032のサムネイル/コロプラ新作発表会をレポート。「東京カジノプロジェクト」「バトルガール ハイスクール」「Rumble City」の魅力をそれぞれ解説](/games/285/G028543/20141218072/TN/032.jpg) |
Rumble City
最後に発表された,街づくりシミュレーションゲーム「Rumble City(ランブルシティ)」は,世界一の大富豪であるビルバンクスの「世界一優秀な人間を後継者にする」という一言をきっかけとしたハチャメチャな遺産相続バトルが描かれる。
資金源となる商業施設や,環境が綺麗になる公園のほか,発電所や給水所など,その時々に応じて必要な建物を建てることにより街が発展していく。建物はリリース時点で数百ほど用意されるとのことで,中国風の建物を集めて中華街を,イタリア風の建物を集めてベネチアの町並みを作るといった遊び方も可能だという。このほかにも季節を表現した建物もあるとのことなので,街作りの幅はかなり広そうだ。
また,妨害が大好きなビルバンクスは,「ランブルパニック」というトラブルをたびたび発生させる。その内容は,火災や犯罪の発生,ウィルスの蔓延などさまざま。理想の街を作るためには,消防署や警察署,病院といったトラブルを解決できる施設を作って対策する必要があるようだ。
このほかにも,ソーシャルネットワークの要素が盛り込まれている。自分の街を友だちが歩いたり,コミュニケーションを取ったりするだけでなく,“ランブルパニックを一緒に解決する”ことも可能だという。
また,
4人同時に街を作るいうシステムも存在。みんなで完璧な街を目指すもよし,他プレイヤーの建物を買収するなどして競い合うのもよしといったように,マルチならではの遊び方ができるとのことだ。
タイトルプレゼンテーション後に行われたミニトークでは,各タイトルの担当者が改めてアピール。最後の挨拶を行った馬場氏によると,東京カジノプロジェクトとRumble Cityはグローバル展開を狙っており,あえて海外寄りのデザインにしたそうだ
![画像集#044のサムネイル/コロプラ新作発表会をレポート。「東京カジノプロジェクト」「バトルガール ハイスクール」「Rumble City」の魅力をそれぞれ解説](/games/285/G028543/20141218072/TN/044.jpg) |