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LG,三辺狭額縁デザインを採用したFreeSync対応4K IPS液晶ディスプレイ「27UD68-W」を発売
27UD68-Wは,2015年7月に発売された「27MU67-B」と同じ液晶パネルや機能を,三辺狭額縁タイプの新筐体に収めた製品だ。AMDのディスプレイ同期技術「FreeSync」に対応する点や,HDMI 2.0入力×2の装備,ゲーム向けの画質調整プリセットといった特徴も,そのまま受け継いでいる。
メーカー想定売価は税別6万7000円前後とされているので,単純計算した税込価格は7万2360円だ。
●27UD68-Wの主なスペック
- パネル:27インチ,AH-IPS方式,ノングレア(非光沢)
- バックライト:LED
- パネル解像度/最大垂直リフレッシュレート:3840×1440ドット/61Hz
- 輝度(通常):300cd/m2
- 表示色:約10億7000万色
- コントラスト比:1000:1
- 視野角:左右178度,上下178度
- 中間調応答速度:5ms
- 接続インタフェース:DisplayPort 1.2入力×1,HDMI 2.0入力×2,3.5mmミニピンサウンド出力×1,
- チルト(上下回転):対応(−5〜+15度)
- スイーベル(左右回転):非対応
- ピボット(縦回転):非対応
- 高さ調整:非対応
- 消費電力:39W(通常時),0.5W以下(スタンバイ時)
- サイズ:615(W)×186(D)×456(H)mm
- 重量:4.9kg
- 発売日:2015年12月22日
- メーカー想定売価:6万7000円前後(税別)
27UD68-W
フレームレスパネル採用、27インチIPS4Kモニター『27UD68-W』を、12月22日(火)より順次発売開始
LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社(代表取締役社長:慶甲秀(キョン・ガプス)本社:東京都中央区)は、発売以来、ご好評をいただいている「27MU67-B」※1をベースに、さらにデザインとユーザビリティを向上させた27インチIPS 4K※2モニター『27UD68-W』を、2015年12月22日(火)より全国で順次発売を開始します。
本年7月に発売した「27MU67-B」は、4K/60Hz出力に対応したHDMI端子を2ポート実装、AMD社のFreeSyncテクノロジーを搭載し、10bitカラー、sRGB 99%の色域に対応するなど、充実した機能を備えた4Kモニターです。4Kモニターの購入を検討される方のスタンダードモデルでありながら、高性能な製品として、現在に至るまで、人気を博しています。
今回発売をする『27UD68-W』は、「27MU67-B」の充実した機能を踏襲しつつ、インテリアとのフィット感や高精細な映像美を引き立たせるデザインを採用しました。フレームをほとんど感じさせない、最小ベゼル幅わずか9.1mm※3の超薄型ベゼルデザインを採用し、映像への没入感を高めます。さらに、スタンドは新たに半円形のクレセントデザインを採用した「アークラインスタンド」によって、スタイリッシュに仕上がっています。ユーザビリティにおいては、OSD※4ジョイスティックに加え、新たにソフトウェアでのOSD調整を可能にしています。デザイン面だけでなく、使いやすさにもこだわり開発をしました。
※1 「27MU67-B」は現在も販売をしており、『27UD68-W』と併売の別モデルになります
※2 本文中の4Kは、3840×2160画素となります
※3 9.1mmは、フレーム幅(2.5mm)と非表示領域の合計(画面の上/左/右)です
※4 オンスクリーンディスプレイ
モデル | 発売時期 | 想定売価(税抜) |
27UD68-W | 2015年12月22日(火) | 67,000円前後 |
■主な特長
<機能面>「27MU67-B」の充実した機能に加えてユーザビリティを向上
1.HDMI 2.0に準拠する4K/60Hz対応のHDMI端子を2ポート実装
HDMI 2.0に準拠する4K/60Hz出力に対応したHDMI端子を2ポート搭載しています。また、4K映像コンテンツの視聴には必須となるHDCP 2.2にも対応します。そのほか、DisplayPort端子を1ポート実装し、合計3つのポートで4K/60Hzの映像環境に対応します。
2.IPS 4Kパネル採用
4Kの高解像度とIPSパネルによって、高精細かつ、どの角度から見ても色合いの変化が少なく自然で鮮やかな発色を実現します。また、10bitカラー(約10.7億色)に対応し、HDMI Ultra HD Deep Colorをサポート。sRGB 99%をカバーし、映像はもちろんDTPなど色の再現性が重要な作業にも適しています。
3.AMD FreeSyncテクノロジー搭載
「UM67」シリーズ、「27MU67-B」でも好評のAMD社FreeSyncテクノロジーは、滑らかで高速な描写を実現するソリューションで、PCゲームだけでなく、普段のウィンドウ操作や映像再生などでも滑らかな表示を実現します。対応のAPUまたはGPU搭載グラフィックスカードと液晶モニター間でコンテンツのフレームレートとモニターのリフレッシュレートを同期させて、「ティアリング」、「スタッタリング」を抑えます。また、FreeSyncはV-Sync(垂直同期)をオフにすることができるので、ゲーム以外の用途でもマウスなどの動作遅延を軽減します。
4.暗いシーンの視認性を高める「ブラックスタビライザー」などゲーム機能も搭載
映像の暗くて見づらい部分を認識して、暗い部分を明るく映し出す「ブラックスタビライザー」を搭載。暗い場所に隠れた敵を見分けやすくし、ゲームを有利に展開します。明るさは、ユーザーの趣向に合わせて調整が可能です。ゲーム機能には他にも、ジャンルに合わせて適したモードを設定できる3つのプリセット(FPS 1モード/FPS 2モード/RTSモード)と、通常のカラー設定以外に、ゲーム専用のカラー設定が1つ保存でき、ゲーム環境に合わせてボタンひとつで簡単に設定を切り替えることができます。
5. SUPER+Resolution(超解像技術)
低解像度の映像をアップコンバートして高解像度で表示する超解像技術で、シュートコントロール技術(シャープネスの調整)によって白浮きを限りなく軽減し、よりナチュラルでクリアな映像を再現します。4Kコンテンツがまだ少ない現在では必須の機能です。
6.目に優しい「フリッカーセーフ」「ブルーライト低減モード」を搭載
バックライトの液晶モニターは、目に見える可視光線の中でも網膜まで達する強い光とされる青色光「ブルーライト」を発しており、目や体に大きな影響があるといわれています。また、LEDバックライトは、輝度を調整するために高速で明滅を繰り返すため、画面のちらつき「フリッカー」が発生し、長時間ディスプレイを見ていると、頭痛や疲れ目などにつながるとされています。
ブルーライトを低減する「ブルーライト低減モード」、フリッカーを抑制する「フリッカーセーフ」によって長時間の作業や鑑賞の際の目の負担を軽減します。
7.OnScreen Control機能(ソフトウェア)
OS上でOSDの設定ができるソフトウェアです。明るさ(輝度)、コントラスト、ピクチャーモードの選択など基本的な設定をモニターのボタンを使用せずに設定することができます。さらに、OS上のソフトウェアごとにピクチャーモードをあらかじめ設定(例 Excelを[ブルーライト低減モード]、Windows Media Playerは[シネマ]など)しておけば、該当のソフトウェアの起動またはウィンドウ選択時に自動的に適用されます。この機能により、ソフトウェアごとにお好みまたは最適な色合いをその都度設定することなく、即時に表示させることができます。なお、従来から搭載されていた、効率的な作業が必要なときに役に立つScreen Split機能も本ソフトウェアに統合されています。また、OSDの詳細な設定の際は、直感的なOSD操作を実現した「OSDジョイスティック」で容易に設定ができます。
<デザイン面>インテリアともフィットするスタイリッシュなデザイン
8.他にはない27インチ4Kでのフレームレスパネルの採用
フレームをほとんど感じさせない、最小ベゼル幅わずか9.1mm(フレーム+非表示領域)の超薄型ベゼルデザインを採用し、映像視聴への没入感を高めます。
9.スタンドに新デザイン「アークラインスタンド」を採用
スタンドは半円形のクレセントデザインによる「アークラインスタンド」を採用しました。また、薄型のベゼルを引き立たせるブラックとシルバーの配色と、背面にホワイトを配したインテリアフィットを強く意識した高級感のあるデザインに仕上げました。
<主な製品仕様>
- 関連タイトル:
FreeSync
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