プレイレポート
ニンテンドー3DS用ソフト「GIRLS MODE 3 キラキラ☆コーデ」が本日発売。女の子の“やってみたい”が詰まった本作のプレイレポートをお届け
コーディネートで使えるアイテム数は1万9000点以上になり,美容師やモデルといった,新しいお仕事にも挑戦できるなど,前作からさらにパワーアップし,より幅広いオシャレを楽しめるようになっている。本稿では,新たに加わった要素を中心に,本作のプレイレポートをお届けしよう。
5つのお仕事を極めて,街のファッションリーダーになろう!
前述のとおり本作では,シリーズお馴染みのショップ店長はもちろん,新たなお仕事として,美容師/メイクアップアーティスト/モデル/デザイナーの4つにチャレンジできる。これらのお仕事は,どれか1つを選択するというものではなく,すべてを同時に楽しめる。ショップ店長として人気が高まると,街の人からほかの仕事もお願いされるようになり,新しいお仕事が増えていくのだ。1人5役とは,なんてスーパーウーマン!
■ショップ店長
プレイヤーがまず初めに挑戦できるお仕事がショップ店長だ。仕入れたアイテムの中から,お客さんのリクエストや予算に合ったものを自分のセンスでお勧めしていく。お客さんがアイテムを気に入れば買ってもらえるし,気に入ってもらえなければそのまま帰ってしまう。リクエストどおりなら何でもいいというわけではなく,お客さんに似合うアイテムをお勧めすることがポイントだ。
初めは色や柄といった具体的で分かりやすいリクエストが多い。ゲームを進めると,ふわっとした要求や全身コーデなど,難しい依頼が増えてくる |
勧めたコーディネートをすごく気に入ると,そのまま着て帰るお客さんも。街中で自分のコーデを見かけるとちょっと嬉しい |
■美容師
お客さんのリクエストを聞き,ヘアスタイルとヘアカラーを組み合わせてピッタリの髪型にセットしてあげるのが美容師のお仕事だ。ヘアスタイルは前髪と後ろ髪を選べ,その組み合わせは1300通り以上もあるという。ヘアカラーはメインとメッシュをそれぞれ自由に選択できる。リクエストに応えるための重要なポイントはお客さんへのヒアリングだ。何回か質問を投げかけ,お客さんから具体的なヒントをうまく聞き出そう。
質問のチャンスは大体3回くらい。選択肢によってはヒントを得られないこともある。ヒントを聞き出せなかったためにやり直しをお願いされることも |
カラーチェンジは要望されてなくても,気に入ってもらえることが多い。服装に合うカラーリングを見つけてあげよう |
■メイクアップアーティスト
メイクアップアーティストでは,お客さんが持ってきた写真と,その裏にあるメモをもとに,お客さんの“なりたい顔”により近づくようにメイクのカラーを選んでいく。カラーを変更できる項目は,アイシャドウ/アイライン/マスカラ/カラーコンタクト/チーク/リップと,かなり細かい。そのほか,リクエストの項目には入っていないが,眉毛の変更もできるので,お客さんのイメージにあった眉毛を選んであげよう。
■デザイナー
プレイヤーのセンスを存分に発揮できるのがデザイナーだ。自由にデザインしたり,ファッションブランドとのコラボレーションアイテムを作ったりできる。洋服のみならず,バッグや靴,タイツなど,デザインできるアイテムは幅広い。
生地の柄や色などをセンスよく組み合わせてオリジナルアイテムを作ろう。生地の柄や装飾パーツの種類は,街の人との会話イベントで増えていく |
形や色などにこだわって自分だけのエンブレムも作れる。デザインしたアイテムにエンブレムを入れてブランド感をアップ! |
■モデル
モデルの仕事は,オープンカフェやライブハウスなどの施設,遊園地やフラワーガーデンといった観光名所など,さまざまなクライアントから依頼を受けて,ポスター撮影にチャレンジするというもの。洋服やメイクはもちろん,ポーズや表情にもこだわった,とっておきの1枚が街中に貼りだされる。
また,5つのお仕事を頑張っていると,街にあるアリーナで開催されるファッションショーに出演できる。ショーは開催ごとにテーマが決められているので,テーマに沿ったコーディネートをしてランウェイを颯爽とウォーキング。ショーが成功すれば評判を聞きつけた街の人達が集まり,仕事はますます大繁盛だ。
オシャレはファッションだけじゃない
ミニチュア家具で思いどおりのお部屋をコーディネート
作った部屋は実際に入って雰囲気を楽しんだり,街の人に貸し出したり,部屋を背景に写真撮影をしたりと楽しみ方はいろいろ。さらに,すれちがい通信機能を使えば,ほかのプレイヤーと部屋を交換でき,もらった部屋の家具や小物は購入することも可能だ。
自身のコーデはもちろん,色探しや細かな人物設定など
お楽しみ要素は盛りだくさん
ここまで紹介してきた5つのお仕事やわがままショールーム以外にも,本作には,プレイヤーを楽しませる要素がたくさん詰め込まれている。ここからは,筆者がハマってしまったコンテンツをいくつか紹介していこう。
■自分自身のコーディネートはより自由に。マイルームでおしゃれに変身
言うまでもなく,本作では自分自身のファッションについても自由にコーディネートが楽しめる。マイルームではいつでも着替えやメイクができるし,美容院に行けば,髪型も細かくアレンジできる。テイストにとらわれる必要がないため,ブランドの枠を越えた自由な発想でコーディネートにチャレンジしてみるのもいいだろう。
マイルームであーでもない,こーでもないと試着を繰り返しているだけでかなり楽しい。時間の経過も忘れるほど夢中になる |
展示会で一度購入していれば,いつでもそのアイテムを着用できる。クローゼットが充実していると,それだけでウキウキしちゃう |
■カラーパレットを充実させて,コーデの幅を広げよう
色使いはオシャレの重要なポイントの1つだが,本作では,ゲーム内のツール「スマホ」で撮影した写真をもとに,使える色を増やしていける。これがなかなか楽しくて,お店の仕事が疎かになるほど夢中になってしまった。
公園にいるカラー採取職人「アカリ」。彼女に写真を見せると新しい色を発見してくれる |
これがカラーパレット。色の名前も見つけ出すヒントになっている |
街の人が情報をくれることも。新しい観光名所に行ったらとりあえず撮影! |
写真はYボタンでいつでも撮影できる。時間や季節によって風景も変わるので小まめに撮影しよう |
■読んでみると意外と面白い「みんなのプロフ」
ルミナスタウンで誰に出会ったかを確認できるのが,スマホのツール「みんなのプロフ」だ。項目は名前や趣味,仕事のほか,その人のプチ情報が分かる“ひとことメモ”が用意されている。今のところ筆者が出会った人数は198人だが,全員分の情報が細かく設定されていて,かなり作り込まれている印象を受ける。中にはちょっと笑えるような設定の人もいて面白いのでオススメ。
実生活で洋服を買う時に,ブランドの垣根を超えて試着するのは難しいし,さまざまな髪型を試してみるのは簡単なことではない。「GIRLS MODE 3 キラキラ☆コーデ」は,膨大な数のアイテムをはじめ,豊富なカラーバリエーションやヘアアレンジの種類で,そんな女の子達の“できたらいいな”を叶えてくれるゲームだ。どちらかと言えばファッションに無頓着な筆者でもかなりハマったくらいなので,ファッション好きな人はぜひプレイしてみよう。
「GIRLS MODE 3 キラキラ☆コーデ」公式サイト
- 関連タイトル:
GIRLS MODE 3 キラキラ☆コーデ
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