プレイレポート
【PR】男色ディーノが「フィギュアヘッズ」に挑戦。第3回:ここにはスター選手じゃなくても活躍できるチームスポーツの魅力があるわ!
元気ですかーッ!! フィギュアヘッズやってますかーッ!!
前回の記事では,オンラインゲイムにえも言われぬ恐怖を感じていた私が,ついにフィギュアヘッズでオンライン対戦の世界に降り立ったところまでを書いたけども,オンライン対戦を恐れていたあの頃の私に言ってやりたいわね……「何もったいないことをしてんだ」と。
第1回:チュートリアルに触れて分かる初心者への優しさ
第2回:カジュアルマッチって本当にカジュアルだったのね……
いや,ホントに面白くなってきてるのよ。
レベルが20にならないとランクマッチが遊べないから,今はただひたすらレベル上げのためにカジュアルマッチをやっているんだけど,それが楽しくて仕方がないのよ。ほら,ミスを気にせずにプレイできるから。
これってカジュアルマッチでは,戦績がレートに反映されないというのが大きいと思うんだけど,プレイによってもらえるポイントは別にあるの。それを溜めたいときは,自陣で守っているよりも,敵の拠点を制圧したり敵を倒したり,そして何よりも敵のコア(※破壊すると勝利)を攻撃すれば莫大なポイントが得られるようになってる。ヘタしたら,勝敗よりもどうプレイしたかのほうがポイントを得るためには重要なくらいね。
だから,どうしてもプレイが前がかりになりがちなの。そうすると,ヤられやすくなる。でも,カジュアルマッチは自機が殲滅されても各個人が持つ数値へのマイナスは少ないし,あるとすればチームメンバーへの罪悪感ぐらい。でも,みんな比較的気にしない。思い切ったプレイをしても許される雰囲気があるのよ。分かりやすく言うと「フィギュアヘッズのカジュアルマッチはカジュアル」なわけ。
だから試合の数をこなして,勝つためのプレイと,攻撃的に振る舞うプレイを使い分けられるようになったら,一気にカジュアルマッチが……というよりも,フィギュアヘッズというゲイム自体が楽しくなってくるわ。恐れずにプレイさせることで,勝負の攻めどき,引きどきを身体で覚えてね,ということなんじゃないかしら。
ともあれ,前にも話したけどカジュアルマッチって,ほかの人とのコミュニケーションがさほど必要とされないのよ。言ってしまえば,一試合だけの行きずりの関係ね。でも,それがいいの。それでいてオンラインのだいご味は味わえるという,非常に,カジュアルに楽しめる仕様がなんとも心地いいわけ。本当,もっと早くオンラインでヤっとけば良かったわ。
ちなみに,前回の記事のあと,私のアカウント「dansyoku」宛てにメッセージをくれた人が10人くらいいたわ。中には,カジュアルマッチ中に挨拶だけになりがちなチャットで,いろいろ指摘してくれた人もいて……みんな優しくて惚れそうになったわよ。もし私とマッチングしたときには,いやらしいプレイで後ろから(ライフルで)打ち抜いてくれてもいいわ。
スター選手になれなくてもいい。あなたには役割があるの!
で,本題に戻るんだけど「初心者もそれなりに活躍できる!」というのは,立ち回りの話なの。カジュアルマッチをプレイしていたら本当に痛感するんだけど,このゲイムって本当にチーム戦なのよ。もちろん,個人がうまいに越したことはないけど,それよりも大切なのが戦術眼。前回も言ったかもしれないけども,ヤればヤるほどそう思うわ。
これって,私たちが生きる社会と同じなのかもしれない。私は(BL的な意味で)腐ってもプロレスラーだからプロレスで例えるけど,選手は皆が皆スタープレイヤーではないのよ。スターもいるし,脇役も,悪役もいる。若手もいればいぶし銀もいる。ゲイもいる。そうやってプロレス興行の世界って成り立ってるのよね。
スターが絶対的存在として君臨していて,それを倒そうと周囲が切磋琢磨する。でも場合によっては苦労人が結果を出したりする。そういういろんなポジションの人が,それぞれの役割を果たすことによって人間ドラマが生まれてくるわけ。
もちろん誰しも最初はスター選手に憧れますわいな。でも,全員が全員スターにはなれないのよ。
フィギュアヘッズもそう。
敵をちぎっては撃破し,一騎当千の活躍を果たす自分を夢見て目指すわけ。最初は,ね。でも,戦いを重ねていくうちに気付くのよ。自分の技量ではまだスターをヤれないって。そうして,“今の自分”が役立つポジションを探すことになる。私がフィギュアヘッズが素敵だなって思ったところは,敵を撃破するスターじゃなくても輝けるってところなのよ。もし腕に自信がなければ死ななければいい。死なずに空いている拠点を占領するだけでもチームの役に立てるの。戦わずしてチームの役に立つ方法が用意されいてる。
少し話は変わるんだけど,フィギュアヘッズの運営の姿勢って,結構攻めていると私は思うのね。どういうことかというと,スポンサーがついて賞金制の大会を開いたりするこの構造って要はプロスポーツなのよ。日本のオンラインシューターでは珍しいのよね。
これは私の勝手な推測だけど,フィギュアヘッズはゲイムスポーツ化を狙ってるんじゃないかしら。フィギュアヘッズの世界観がそもそもそんな感じだし。でね,これって逆に言うと,フィギュアヘッズというゲイムが極めてスポーツ的だっていうことの証明だと言えるんじゃないかしら。
さらに話はそれるけど,個人スポーツはともかく,チームスポーツってどの競技もチームワークが重要だと言われるじゃない? それはなぜかと言うと,チームワークが必要じゃないと,チームスポーツの意味がないからなの。当たり前ね。
さっきの話じゃないけれど,みんなスポーツを始めた頃は,そのスポーツの天才に憧れるわ。メッシになりたい,大谷翔平になりたい,コービー・ブライアントになりたい。でも実際はそうそうなれるものじゃない。けれど,チームスポーツである以上,チームワークで勝負すればそんな天才にだって勝てることがあるの。それがチームスポーツの面白いところなのよ。
フィギュアヘッズも,そういう意味ではれっきとしたチームスポーツよ。自分の個人技が足りなくても,チームの勝利のために役に立つ仕事がある。そういう面白さがフィギュアヘッズにはあると思うの。冒頭で言った「フィギュアヘッズは初心者でも2週間でそれなりに活躍できる!」というのはそういうことよ。死なないことを意識して,自分の役割を見つけてそれを果たす。それができれば,初心者でも楽しめる。
ゲイムの楽しさとスポーツのストイックさを内包した「フィギュアヘッズ」
繰り返すけど,今のところ初心者の私でもフィギュアヘッズを楽しめてるわ。ゲイムの楽しみ方って人によっていろいろじゃない。ゲイムとしての楽しさと,スポーツとしてのストイックさ。この2つを受け止める懐の広さがフィギュアヘッズにはあると私は思っている。だからこそ,もっとプレイする人が増えてほしいのよね。
オンラインシューターって初心者お断りのイメージが強いけど,フィギュアヘッズに関してはそんなことはないと言いたい。テクニックなんて,徐々につけていけばいいのよ。初心者には初心者なりの貢献の仕方があるんだから。だから,怖がらないでプレイしてほしいわね。
ひとまず今回の連載はここまでなんだけど,私はフィギュアヘッズをこのまま続けるつもりよ。だから,ランクレベル20まで行ってランクマッチがプレイできるようになったら,また改めて,どこかの記事で紹介するかもしれないわ。
差しあたっての目標は,フィギュアヘッズ内で仲間を作ることかしら。もしプレイしてて初心者を見つけたら,私はできるだけ優しくしてあげるつもりよ。下心抜きで。……うん,ゴメン。ちょっとあるわね。でも,そうやって仲間が増えればもっと楽しいゲイムになると私は思ってるから。では,フィギュアヘッズの世界で【ID:dansyoku】がお待ちしております。
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