プレイレポート
[TGS 2019]「十三機兵防衛圏」戦闘パートを体験。四方八方から襲いくる怪獣達を殲滅せよ
「十三機兵防衛圏」公式サイト
本作は,「オーディンスフィア」や「朧村正」「ドラゴンズクラウン」を手がけたヴァニラウェアが開発するSFアドベンチャーだ。「機兵」と呼ばれるロボットに乗り込み,人類の存亡をかけて怪獣との戦いに身を投じる,13人の少年少女達の物語が描かれる。
出展されていた試遊版は,初めて体験する人向けとして,現在配信中のプロローグから「南 奈津乃」「関ヶ原 瑛」「比治山隆俊」のパートを,また,体験済みという人向けには,「薬師寺 恵」「鷹宮由貴」の本編体験版と,特別体験版「戦闘パート」が用意されている。
試遊時間は20分で,以上の6パターンから1つを選んでプレイすることになる。今回は,初出となる戦闘パートを選んでみた。
戦闘パートは,比治山,薬師寺,南,そして主人公の1人網口 愁の4人が,世界防衛の拠点「ターミナル」を,次々に現れる怪獣から守っていくというものだ。このパートはシミュレーション形式で進行し,それぞれが搭乗する機兵に,「アクション」「移動」「機兵修復」「防御」の4つから行動を選んで指示を出し,すべての怪獣の撃破を目指す。
ターン制ではなく,動ける機体から行動を選択していくシステムで,攻撃は即発動するが,移動中は当然敵も動く。また,怪獣はターミナルの周囲を真っ赤に埋め尽くすほど数多く出現し,四方八方から襲いかかってくる。そのため,機兵が持つ武装や役割を意識して位置取りを考え,戦っていくというバランスになっているようだった。
機兵は,搭乗する主人公によって武装が大きく異なる。比治山なら,地上の怪獣に対して強烈な近接攻撃を与えるアクションが揃っているが,空中の敵に対しては非力な攻撃しかできない。そのぶん,強力な怪獣が出現したときには頼もしい。
一方,南機なら長距離から大量のミサイルを浴びせることができるので,敵の集団を殲滅するのが得意だ。
網口機は,自機の周囲をマルチロックの武装で一掃できるので頼れる存在だが,敵の真っただ中に突っ込むことになるため,リスクが高く,そして薬師寺機は,ドローンや機雷を設置して近づいてくる敵を迎撃でき,防衛に向いているといった具合に,機兵によって得手不得手が明確に設定されている。
試遊は,大量の敵を片っ端から撃ち落とすという趣向だったので,とくに難しくはなかったが,文字どおり「十三機兵」を操作することになったら,どれだけの敵が出現し,どれだけ頭を使って防衛線を張ることになるのだろうか。シミュレーション好きとしては,レーダーが敵で埋め尽くされるような絶望的な戦いに期待したいところだ。
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