企画記事
「カタン」で友達を出し抜く“これだけ覚えておけば強くなれる3つのコツ”をうまい人に聞いてきた
日本選手権大会に合わせて,各地で連携イベントの「カタンオープン大会」も開かれ,今は久しぶりに国内のカタン界隈が盛り上がりを見せているところだ。
カタンは,「ボードゲームと言えばこれ!」と言っても過言ではないぐらい,世界的に人気の高い有名ボードゲームだ。日本でも90年代から販売されており,ゲーマーにはおなじみのカプコンが販売していたこともある。ボードゲーム経験者であれば,若い人も年季の入ったゲーマーも,一度は遊んだことがあるのではないだろうか。
筆者もいちカタンファンであり,せっかく久しぶりに日本選手権大会も復活したのだから,この盛り上がりに貢献したい。というわけで今回は,「カタンのルールは知ってる」ぐらいの人に向けて,「とりあえずこれだけ覚えておけば友達を出し抜ける,カタンのコツ」をお伝えしていきたい。
カタンをちょっと遊んだことがある人なら,ダイスを振ることからある程度は運の要素があるゲームというイメージを持っていたりするかもしれないが,実際はめちゃめちゃ実力主義な奥深いゲームであり,なんとなくで遊んでいる人とガチ勢とでは,考えていることがまったく違っていたりする。そこで,「読むだけでうまくなれるちょっとしたコツ」をガチな人に聞いてみようというわけだ。
カタンのコミュニティは全国にあり,関東に限っても複数存在するのだが,今回話をうかがったのは,東京・神保町のボードゲームカフェ「アソビCafe」のオーナーである,だてあずみ。氏だ。だて氏は大のカタン好きであり,日本カタン協会の主催する「カタン名人戦」「今年最後のカタン大会」など複数の大会で優勝経験のある実力者でもある。だて氏はアソビCafeで毎月2回,カタンがうまくなりたい人向けのイベント「カタン部」を実施しており,普段から教える側に回っている方なので,本稿の講師としてお付き合いいただいた。
カタン部について補足しておくと,ここは「ボードゲームカフェのイベントとして定期開催している」という点が珍しいカタンコミュニティだ。カタンに限らず,ボードゲームを遊びたいと思ったときに,「どこかの場所を借りて集まっているボードゲーム会」にいきなり参加するのはちょっとハードルが高い。その点,お店のイベントとして実施されているのであれば,多少は足を運びやすいものだ(実は筆者もこの理由でカタン部に参加した)。
また,カタン部ではゲームが終わった後,だて氏による講評があり,初期配置や戦略に対しての指導が入る流れとなっている。ボードゲームを遊んだ後でうまい人から教えてもらえる(自分のミスにダメ出ししてもらえる)機会というのは,そうあるものではないので,がっつりカタンを遊びたい人向けのイベントだ。そのあたりの「ガチ勢に囲まれた体感」は,本稿の最後でオマケ的に話そうと思う。
そもそもカタンってなんだ
知っている人には釈迦に説法だが,カタンを遊んだことがない人向けにざっくり紹介しておこう。カタンは,ゲームデザイナーのKlaus Teuber(クラウス・トイバー)氏によって生み出され,1995年に発売されたドイツのボードゲームだ。世界的なヒット作であり,2017年の時点で販売数は3000万個以上であるという。
ロングセラーなゲームだけに,さまざまな言語,さまざまなパブリッシャで販売されており,日本で展開されたものだけでもいろいろなバージョンが存在する。製品によって「カタンの開拓者」「カタンの開拓者たち」など名前が違っていることもあるが,同じゲームだ。
現在はジーピーが日本語版を展開しており,ベーシックな「カタン スタンダード版」を中心に,さまざまな拡張セットやバリエーションも存在する。
ゲームの基本的な流れは,未開の島「カタン島」で行われる陣取り合戦だ。カタン島は六角形のタイルを組み合わせてできており,それぞれのタイルには2〜12の数字が振られている。各プレイヤーは,指定したタイルの角に2つの家(開拓地)のコマを置いた状態でスタート。誰かの手番がくるごとに6面のダイスを2個振って,その合計値のタイルの角に開拓地があるプレイヤーは,全員資源をもらえる。
資源は木材,レンガ,小麦,羊毛,鉱石の5種類があり,これらを使って新たな開拓地を建てたり,街道を引いたり,開拓地を都市に発展させたりして,自分の陣地を強化していく。開拓地や都市の所持,条件の達成などで勝利点が入り,最終的に10点を最初に獲得したプレイヤーが勝者となる。
メインのルールとしては,「ダイスを振って資源をもらって使う」だけの,子供でも遊べるシンプルなものだ。
ただしカタンでは,ほかのプレイヤーとの交渉を通じて資源のやり取りをすることが認められている。自分がほかのプレイヤーを出し抜くために,誰とどのような交渉をするかが非常に重要であり,うまい交渉をするにはさまざまな知識が求められる。
深堀りしていくと,どのように陣取りを繰り広げていくかの戦略,欲しい資源を引き寄せる運,そして交渉力まで問われる,奥深いゲームなのだ。
この先のコツを聞くパートは,基本的なルールを知っている人向けの話なので,とくにそのあたりの説明はしないが,取扱説明書はジーピーの公式サイトで公開されているため,まだ遊んではいないが興味があるという人は,まずそちらを参照してほしい。
友達を出し抜く3つの基礎
4Gamer:
というわけで,カタンのコツを聞いていければと思います。今回は「ルールは知っているけど勝ち方はよく分からん,運ゲー?」ぐらいの認識の人に,「これだけ覚えておけば,身内で遊ぶときに友達を出し抜けるぞ!」ぐらいの基礎知識をお願いしたいです。
だてあずみ。氏(以下,だて氏):
そうですね。あんまりたくさんお話ししても全部は覚えられないですから,内容を絞りましょう。
最初に覚えるべきなのは,なによりも初期配置の仕方(最初の2つの開拓地の置き方)です。初期配置には,根本的に正解があります。これで勝敗の50%が決まると言っても過言ではありません。残りの50%は交渉とダイス運です。
4Gamer:
つまり,割合として一番重要な部分が初期配置であって,ここでミスるとあとは負けるしかないと。
だて氏:
なので,今回は初期配置をうまくできるようになる,これさえ守れば勝ちやすくなるコツをお話しします。ポイントは3つで,これはうちのお店のカタン部に来た人に,最初に必ず教えることです。
■数字が良いところを取る
だて氏:
まずは何よりも数字です。カタンは6面ダイスを2つ使って算出資源を決めるので,出やすい数字は明確です。一番出やすいのが7で,ここから離れていくごとに出にくくなっていきます。7はカタンにおいて資源を算出しない(盗賊が動く)数字なので,資源を取るために最も強いのは,この前後の6と8ということになります。
次に出やすいのが5と9,次が4と10……と。2よりも6のほうが圧倒的に出やすいので,最初は数字の良いところを取ってください。
4Gamer:
ジーピー版のカタンでは,分かりやすく6と8が赤くなっているので,そこを軸に考えるべきということですよね。とはいえ,さすがにルールが分かっている人なら,そのぐらいは普通に選ぶのでは?
だて氏:
6と8だけならそうですが,ほかの数字が絡んだ時,なんとなくで選びがちなんです。
もう少し詳しく説明すると,ジーピー版にはないですが,別のバージョンのカタンの場合,数字の下にランクが書いてあるものがあります。例えば6と8ならランク5,5と9ならランク4……といった具合です。ちょっと書き出しますね。
だて氏:
覚えてほしいのは,このランクのトータルで初期配置を決めてほしいということなんです。8,5,10の場所に開拓地を立てるなら,合計のランクは12。この数字が,その開拓地が持つ資源算出のパワーだと思ってください。“良い数字”というのは,曖昧なのものではなく,数値化できます。なので,「どこに置こうかな」と迷ったときは,できる限りこのパワーが11〜13あるところから選ぶようにしましょう。
4Gamer:
ランクの数字は頭の片隅に入れておくと便利そうですね。ある資源の6や8を持っていなくても,ほかの2つのタイルの合計でランク5になるなら,同じぐらいの産出量は見込める,といった判断が計算でパっとできるわけですし。
■3:1港を取る
だて氏:
2つめは,3:1港(一般港)を取るということです。カタンは,同じ資源を4つ集めると,銀行で好きなものに交換できますが,3:1港を取れば3つの資源を集めるだけでよくなります。
3:1港の良いところは,入手が難しい資源を確保しやすくなることです。例えばこの盤面だと,鉱石をどうやって仕入れるかが問題になります。
4Gamer:
鉱石,数値がこれだと,8を取れたプレイヤー以外は2と11しかないので,ほぼ出ないですね。
だて氏:
カタンにおいて,鉱石は必須なんですよ。10点を取るために,都市化を1回か2回はしないといけない。それはつまり,3枚から6枚の鉱石を必ず使うということです。直接鉱石の算出が見込めるタイルを持っていないなら,持っている人と交渉するか,銀行で4枚を1枚に変えるしかない。でも,算出量が少ない盤面では,ほかの人から出てくることはないので,実質,銀行を使うしかなくなります。
かといって,カタンは手札が8枚を超えるとバースト(7が出たときに手札を半分捨てる)の危険があるゲームですから,たくさん手札を抱えたくもない。そこで3:1港を持っていると,非常に有利なんです。
4Gamer:
ネックの資源を解消できるだけでなく,バースト対策にもなるから身動きが取りやすいと。
だて氏:
そもそも,自分が手に入りにくい資源があるということは,逆に余る資源があるということです。それが3枚集まれば,鉱石に変わってくれるわけですよ。なので,3:1港にアクセスできる立地は,ほかと比較して優先度が上がります。
4Gamer:
専門港(特定の資源を2枚集めると,好きな資源1枚に交換できる)はどうなんですか?
だて氏:
3:1港を取れと言うと,専門港のほうがいいんじゃないかとよく聞かれます。でも,専門港は見極めが難しいんです。
この島で考えると,レンガは余る資源です。数字の良い木材は,砂漠が隣接していて取りにくいし,ほかは3,11,12と弱い。木材とレンガは必ず一緒に使うものなので,木材が出るほどレンガの価値が上がりますし,その逆もしかりです。
4Gamer:
みんながレンガを手札に持っているなら,みんなが木材を欲しがるわけですね。
だて氏:
ということは,木材が出にくいこの島では,レンガの価値が低くて,みんな余る。そうなると,レンガの専門港の価値が出てくるんです。交渉でレンガがもらいやすくなって,自分はそれを好きな資源に変えていけるわけですから。
でも,こうした判断をするには,盤面を見て資源の価値を理解できるだけの知識が必要です。なので,まずは3:1港を軸に考えたほうがいいと思います。良い数字と3:1港を持っていれば,それだけである程度戦えるはずです。
■相性が良い資源を取る
だて氏:
次に3つ目を説明することになるのですが,これはその人のレベルによって言うことを変えています。分かっている人には「最長交易路か最大騎士力を取れ」と言うんですが,これ,ちょっと難しいんですよね。
4Gamer:
要は,街道を建設するための資源か,発展カードを引くための資源のどちらかに注力しようという話ですよね?
だて氏:
そうなんですけど,「最長交易路を取れ」と言うと,単純に資源を集める以外にも,街道を伸ばすための場所を確保しようとか,ほかの知識が必要になってくるじゃないですか。
なので,今回はより分かりやすく「相性が良い資源をバランスよく取れ」にしましょうか。木材を取ったらレンガを,鉱石を取ったら小麦を取りなさい,ということです。
だて氏:
資源表を見てもらえれば分かりますが,木材とレンガは必ず一緒に使います。単独で必要になることはありません。鉱石と小麦もそうです。なので,もし選べるのなら,相方も必ず取るようにしてください。
ただし,いくら「バランスよく」と言っても,数字を無視して初期配置を決めたら,意味がありません。資源の種類にだけ気を取られて,先の2つのポイントを忘れるということがないようにしてください。
逆に,3つのポイントを徹底できれば,何も知らない状態よりは必ず勝率が上がると思います。
ちょっと先のお話
4Gamer:
私が最初にカタン部に参加したとき,だてさんに「カタンは10点を取るゲームです。そのうち6点は,開拓地や都市を置くだけで届くので,残り4点をどうやって詰めるかが大事です。そのうち2点が埋まる最長交易路と最大騎士力のどちらかは,必ず狙うように動いてください」と言われて,めちゃめちゃ分かりやすいなと思ったのですが。
だて氏:
それは,3つの基礎ができている人向けの内容なんですよね。
この盤面でちょっと話してみましょうか。
だて氏:
白と赤に注目すると,この人たちは鉱石と小麦,羊毛が手に入る初期配置なので,都市化と発展カードで勝利点を稼ぐことになります。つまり,最大騎士力を狙う路線です。
では,いつ都市化して,いつ発展カードを引くべきか。これはいろいろな戦略が絡みます。
例えば,白が自分の手番で,都市化も発展カードも選べる資源を持っているとしましょう。この時,戦略が分かっていない人は,とりあえず都市化を選びます。
4Gamer:
資源の産出量が増えれば,後々有利になりそうな気がしますからね。
だて氏:
でもこの場合,都市化を選ぶより先に,赤の発展カードを確認しないといけません。もし赤が騎士を1枚めくっていたら,白は迷わず都市化を諦めて,発展カードを引かなくてはいけないんです。最大騎士力を取るには,騎士を相手よりも多くめくらないといけないという特性があるので,後追いは非常に不利というのが理由ですね。
なのでカタン部では,最大騎士力の対抗馬がカードを1枚引いたら,自分も引くように教えています。
4Gaer:
となると,発展カードは先行して引いたほうが強いという話になりますよね。いつ引くべきってありますか?
だて氏:
手に入りやすい資源によります。都市化には鉱石が3枚必要です。もし自分の持っている鉱石タイルが8なら,都市化ぶんを簡単に入手できますから,カードも気軽に引けます。しかし,これが10だとしたら,発展カードを我慢して都市化を優先したい。
……といった具合で,単純に最大騎士力を狙うと言っても,勝ち筋に対してどうアプローチするのが最善なのか,考えることがたくさんあります。これをすべて文章化できるようにまとめるのは,とても難しいんですよね。
4Gamer:
では,3つのポイント以上のことを知りたい人はカタン部へ,ということで。
だて氏:
そうしましょう! カタン部の目標は「目指せ日本一」です。大会に参加して,良い成績をおさめてほしいと思っているので,プレイ後にちゃんとダメ出しすることに決めています。
カタン部には,「身内で負けたことがない」という人や「家族や友達としか遊んだことない」という方がやってきて,ボコスコにやられて帰るってことが多いのですが(笑),「今までのカタンと全然違う!」と好評いただいています。競技としてのカタンを知りたい人,うまくなりたい人,いろんな相手と戦いたい人は,ぜひ遊びに来てください。ルールもわからない初心者にもちゃんと教えます。いいゲームですよ!
ボコスコにやられて帰った人のオマケ
というわけで,身内を出し抜いてニヤニヤしたい人は,ぜひ3つのポイントを実践してもらえればと思うが,ここからはまさに「競技としてのカタンを知らずにボコスコにされた」カタン部参加者の声をお届けしよう。つまり,筆者だ。
筆者がカタン部に初めて参加したのは,1年以上前のこと。コロナ禍でボードゲームを遊ぶ機会が減り,「あー,なんか勝利点を稼ぐ系のボードゲームを全力で遊びたいなー」と思い始めたのがきっかけだ。当時は,近所の施設を借りて人が集まるボードゲーム会に参加してはいたのだが,そうした会はどうしても,いろいろなゲームを遊ぶことがメインになりがち。どうせなら,1つのゲームをじっくり遊びたかったのだ。
筆者はとくにカタンが好きだったわけではなく,「持ってるしルールも知ってる」ぐらいだった。とはいえ,カタン以上に有名なボードゲームを探すほうが難しいのだから,どこかに遊べる場所はあるだろうと調べ始めた。結果,いくつかのコミュニティがあることを知り,その中でもボードゲームカフェのイベントとして実施しているカタン部なら参加しやすそうだと,足を運んでみたわけである。
筆者はカタン部で,初めて「競技としてのカタン」を知っている人達と卓を囲んだのだが,これがけっこうな衝撃だった。まず驚いたのが,「カタンって,初期配置でこんなにダメ出しできるんだ」ということ。先のだて氏の話のとおり,カタン部ではゲーム後に初期配置にツッコミが入るのだが,正解の配置があるということは,間違いの配置があるということでもある。つまり,ダメなものははっきりとダメと言われる(これを教えてもらえるのがめちゃめちゃありがたいのだが)。この時点で,自分がいかに適当にカタンを遊んでいたかが分かる。
そしてプレイ中は,身内で遊んでいたときと比べて,出る杭を打つ激しさが凄まじい。競技としてのカタンの進行として,「トップを全員で叩く」というものがある。10点を先に取られないように,先行しているプレイヤーや,伸びしろが大きなプレイヤーを,ほかの3人が徹底的に邪魔する。トップが最長交易路を持っているなら,対抗馬にほかのプレイヤーが木材やレンガを融通して追いかけさせるし,発展カードであっても同様に協力し合う。それでいて,最終的に出し抜くことを全員が狙っている。この激しさは,身内の卓と比べるとギャップに驚くと思う。
学びとして最も大きかったのが,「まったく運ゲーじゃないし,勝てない相手には本当に勝てない」と理解できたことだ。いくら適切な初期配置をすれば勝率が高まると言っても,ダイスを振る以上は運が絡む。それなら,どんなに強い人が相手でも,勝てるときは勝てるでしょ……と思いきや,何回やってもさっぱり勝てないのである。もちろん,運の要素は存在するのだが,強い人は初期配置もプレイングもうまいので,多少のブレは腕でカバーしてしまう。
ルールは分かるレベルの人(以前の筆者も含む)だと,「いやいや,カタンは4人でプレイするゲームだし,連戦連勝なんて無理でしょ。そのうち勝てるでしょ」と思うかもしれないが,マジでどうにもならない。これが本当に衝撃だった。
それから筆者はすっかりカタンにハマり,最初の半年ぐらいは1勝もできないぐらいボコスコにされたものの,今はそれなりの勝利は収められるようになった。それでもやっぱり,強い人にはまったく太刀打ちできる気がしないので,まだまだ先は長い。
参加するたびに「勉強になるわー」という感じで,腕を磨くのが大変楽しいので,ぜひ皆さんも,どこかのカタンコミュニティに参加して,その競技性に触れてみてほしい。
とはいえ,参加するにしても,ちょっとは練習して覚えてからにしたい,ボコスコになってたまるかよ,と思うのもゲーマーの性というもの。最後に,1人でできるオススメの練習法をお伝えしておこう(筆者もだて氏に教えてもらった)。
それは,4人ぶんの初期配置をひたすら自分1人で行うというものだ。配置が終わったときに,全員に勝ち筋がありそうな配置ができていれば,おそらく正しい配置を選べているが,1人でも「こいつダメそう」というプレイヤーが生まれていたら置き方を見直したほうがいいかもしれない。最も,その判断をするにも知識は必要なので,やはり一度は盛大に負けて教えてもらうのが上達の近道だとは思うが。
だて氏も,毎日ずっと1人で初期配置の練習をしていたことがあったそうで,アプリでAIを相手に練習するよりも,初期配置を何度もやったほうがうまくなれると話していた。
「カタン スタンダード版」製品情報ページ
「アソビCafe」公式サイト
- 関連タイトル:
カタンの開拓者たち
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