テストレポート
HW短評:Plantronics「RIG Surround」(1)ヘッドセットの巨人によるゲーマー向けモデルの外観をチェック
ブームマイクとケーブルが一体化しており,ヘッドフォン側に対して着脱可という,不思議な仕様になっている |
やや小さく,耳が当たりやすいイヤーパッド。スピーカードライバーのカバー部も(単なるカバーではなく)クッションになっているのは,装着時の不快感を軽減するためと推測される |
スピーカードライバーの径は40mmと標準的で,エンクロージャは少し小さめ。イヤーパッドはメッシュ素材で,実測約2cmの厚みがあった。エンクロージャを支えるヘッドバンドは片手で苦もなく長さを調整でき,かつ,しっかりしたクリック感がある。ヘッドバンド裏のクッションは非常に硬い。
装着してみると,側圧は強めで,締め付け感を結構感じるうえに,頭頂部のクッションが硬くて用をなしていないので,頭頂部が“当たった”感も強い。また,標準サイズである筆者の耳でも,イヤーパッドや,ドライバー部に貼り付けられたクッションに耳が少し当たる。
マイクは「よく言えば業務用」といった,無骨な作り。マイクブーム長は根本から実測約13cm。マイクブームの根元には2極の3.5mmミニピン,根元から延びる,実測約1.48mあるケーブルの先は3極の3.5mmミニピン端子になっており,プロセッサユニットたるUSB Amp+Audio Mixerとは完全なアナログ接続となる。
ただ,マイクは排他で,USB Amp+Audio Mixerの中央にあるシーソー型スイッチから,付属のマイクを使うか,モバイルマイク側を使うかを選択できるようになっている。
総じて,価格を考えると多機能ながら,その分のしわ寄せが見栄えと作りにきてしまっている,といった感じだろうか。
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PlantronicsのRIG Surround製品情報ページ(英語)
※HW短評に関する注意
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