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「三国志大戦」公式全国大会2019“覇業への道 英傑覚醒”決勝大会レポート。「狼主の双剣」を締めくくる全国大会を制したのはこうぼう君主
大会には,昨年の10月から今年3月にかけて,日本各地と香港のゲームセンターで開催された予選大会を勝ち抜いてきた31名の君主に加え,昨年の全国大会優勝者の夏侯橋君主が集結し,全国の頂点をかけて,激戦を繰り広げた。
接戦ばかりのトーナメントを勝ち抜き,決勝まで駒を進めたのは,SR劉曼,SR皇甫嵩を中心にした漢軍デッキを操り,対戦相手の動きに完全対応し,盤石な試合展開を見せてきた“こうぼう君主”。もう一方のブロックからは,SR呂蒙の計略を最大限に生かす「剛弓の大号令」デッキの使い手である“彩華君主”が決勝戦進出を決めた。
試合は中盤〜終盤に攻めたいこうぼう君主が,彩華君主の城門前に設置された複数枚の防柵を割りにいく展開から始まる。この選択は,ある程度功を奏し,防柵を半分以上破壊して彩華君主の部隊を自陣に押し込むが,その後の白兵戦(お互い計略を使わずに部隊を戦わせる展開)では,彩華君主が優位に立ち,万全の状態でこうぼう君主の城前まで部隊を上げ,残りカウント57付近でSR呂蒙の計略「剛弓の大号令」を発動する。
これに対し,こうぼう君主は,SR劉曼の計略「希望の声援」に法具「漢軍の大攻勢」,さらにはUC蔡瑁の計略「漢鳴の麻痺矢」を重ねて発動する形で反撃を見せ,彩華君主の部隊を追い返す。しかし,自城へのダメージは内乱1発に抑えたものの,自身の攻城ダメージは彩華君主よりも小さいダメージしか取れず,リードを奪われたまま終盤戦へと突入することに。
残り20カウントごろに訪れた両軍最後のぶつかり合いも,彩華君主が押し込んだ状態で「剛弓の大号令」を放つところからスタート。こうぼう君主は,SR華佗,SR皇甫嵩の計略で武力アップ&兵力回復でラインを上げるが,「剛弓の大号令」+「天女の加護(SR歩夫人の計略)」を重ねた彩華君主の主力部隊は倒せず,劉曼皇甫嵩デッキが得意とする,城を直接攻める展開には持ち込めなかった。
しかし,大会前の研究で「剛弓号令には普通に戦ったら勝てない」と考えていたこうぼう君主がこの局面で狙っていたのは,内乱によるダメージだった。彩華君主の部隊を倒せずとも城際まで押し込み,残り5カウントで内乱を成立させ,若干のリードを奪う。彩華君主も内乱狙いに気が付き,攻城ダメージを取りに上がるものの,これをしっかりとこうぼう君主が防衛し,見事優勝の栄冠を勝ち取った。
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