プレイレポート
【PR】「戦艦帝国」を遊んで,漫画「ジパング」全43巻を読む。原作ファンの上級顧問も大はしゃぎな長期コラボを先行体験!
Cool Factoryが配信中のスマホ向けシミュレーションゲーム「戦艦帝国」(iOS / Android)にて,2018年4月12日から約2年間,かわぐちかいじ氏の海戦漫画「ジパング」との長期コラボが行われる。同作品は,2000年から2009年まで講談社「モーニング」にて連載され,巻数は全43巻で完結,累計発行部数は1500万部を突破,2004年にはTVアニメが放送されるなど,多くのファンに愛されている,日本を代表する超大作漫画である。
今回のコラボでプレイヤーは,ゲームを進め,原作漫画を読み,あわせてレア艦船などを獲得していく。原作全巻を追って行くという大掛かりな試みなので,両作品のファンは長い付き合いを始める前に,ぜひとも本稿で詳細を確認してみてほしい。もちろん,今回も“戦艦帝国の上級顧問・板垣伴信氏”からのコメントを預かっているので,プレイヤー目線から語られるコラボの魅力にも注目である。ちなみに板垣氏もジパングの大ファンだ。
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「戦艦帝国」公式サイト
「戦艦帝国」ダウンロードページ
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※以下,本文に使われているゲーム画面はすべて開発中のスクリーンショットとなります。
漫画「ジパング」とは
まずはコラボの主題である,「ジパング」の魅力に迫っておこう。同作品は日本の歴史のifを描く漫画だ。物語は,現代の日本の自衛隊のイージス艦“みらい”が突如嵐に巻き込まれ,1942年の大東亜戦争(太平洋戦争)の戦時下にタイムスリップするところから始まる。とりあえず,あらすじだけで読みたい衝動に駆られた人には万感の思いで「うってつけ」と言っておこう。
ジパングの物語の導入はシンプルで分かりやすく,それでいて展開もスピーディだ。戦史に詳しくなくても,思わず読み進めてしまう,そんな力がある。反対に,戦史に詳しい人であれば,考証の綿密さに大いに刺激を受けることだろう。お節介かもしれないが,今からファン同士で語り合えるコミュニティを探しておくことをオススメする。
作中では,みらいの副長“角松洋介”と,帝国海軍 通信参謀“草加拓海”という2人の男を中心に,もしもの戦史が描かれていく。本作の最大の魅力は,未来の兵器,あるいは史実の知識を単純に振りかざすものではなく,「日本大勝利!」といった一方的なやり直しを強要するものでもない。男達が信念を持って,日本のあるべき姿“ジパング”を切り拓くために奮闘するところにある。
物語の登場人物達の想い,実在した将校達との出会い,歴史上の分岐路での判断,未来が過去に干渉するということ。最新鋭のイージス艦の力をもってすれば,当時のアメリカの機動艦隊ですら単艦で渡り合えるというが,作中では超近代兵器の武力に任せた安直なエンターテインメントに寄せることなく,その後を知っているからこそ考えなくてはならない世界の在り方を,男達が模索し続ける。器用になれる立場でありながら,不器用な道を進むそのスタンスは,いっそいじらしいほどだ。だからこそ,その行く末が気になって仕方ない。
かわぐちかいじ(かわぐちかいじ)
1948年、広島県尾道市生まれ。68年「ヤングコミック」誌にて『夜が明けたら』でデビュー。『はっぽうやぶれ』『プロ』『ハード&ルーズ』などヒット作多数。87年『アクター』、90年『沈黙の艦隊』、そして2002年に『ジパング』で講談社漫画賞受賞。ネームおよび作画中はタバコが欠かせないが、最近は健康に気を遣って本数を減らしている。
※「モーニング」公式サイトより引用
もはや“ジパングを読む目的”でもいい快適さ
本題となる「戦艦帝国」でのコラボは,ゲーム内の期間限定イベント欄にある「ジパング」からアクセスできる。項目をタップすると特設ステージへ移行し,プレイヤーは世界地図の一角で,ジパングの物語に沿ったコラボマップの攻略に挑んでいく。
マップは全10話からなる章仕立てとなり(※1章=1巻分ではない),各ステージをプレイするとき,原作漫画の1話分を読んでからバトルに進む。ステージクリア時には艦船やアイテムがドロップするほか,イベントポイントを獲得でき,このポイントの総計に応じてランキング報酬が手に入る仕組みだ。なお,コラボ開始後は新章が随時追加されるほか,“ジパングに登場する艦”を入手できる機会も提供していくという。
各ステージをクリアすると,☆5艦を入手できる「高級万能図面」や,クリアボーナスとして「大和型」「長門型」「アイオワ級」「コロラド級」といった強力な艦の欠片を獲得できる。ステージ内で相対する敵艦隊は橙艦で編成されているため,ゲームを始めたばかりの人にはそれなりの戦力を要求されるかもしれないが,ここに並んでいる報酬は破格なものばかりなので,初心者ほど攻略を目指さない手はない。
なお,原作だけを読みたいときは,画面右上の「ストーリー」のボタンを押すと,バトルをせずに好きな話数を楽しめる(※クリアステージのみ)。ビューアも軽快に読み進められる作りなので,1話分だけだと「早く次が読みたい!」というドツボにハマっていく。だからこそ,最初にサクッとステージ攻略だけ進めて,後からじっくりと漫画を読破していく。そんなスタイルもいいだろう。
さらに言えば,続刊の配信が待ちきれずに,漫画全巻を購入してしまう人も間違いなく出てくる。そんなことが目に見えてしまうくらい,名作だからだ。なので,書籍で読破した後,ゲームで細かく振り返るという楽しみ方もアリだろう。これが戦艦帝国ともジパングともより長く,より深く付き合っていくためのコツである。
いよいよ「戦艦帝国」で,かわぐちかいじ先生の傑作漫画「ジパング」とのコラボが始まります。私はこの話を北京にいるときに聞いたのですが,とても驚きました。それは私が今も「空母いぶき」を愛読しているのはもちろんのこと,先生が麻雀劇画を書かれていたころからの大ファンだったからです!!
とはいえ,第二次世界大戦,いや戦艦帝国の世界にイージス艦じゃないですか? 嬉しい思いの反面,ものすごい不安が沸き上がってきたことも覚えております。だから,Cool Factoryさんには真っ先に「まさか,既存のプレイヤーが手に入れられる艦船群に,イージス艦が加わるわけじゃないですよね?」と質問しました。そしたら,今回のコラボはあくまでイベントだとのこと。しかも,かなり長く続くイベントだとのこと。それを聞いて安心した次第です。
4Gamerさんでは以前にもお話ししましたが,私は戦艦帝国に対して,あくまでプレイヤーサイドに立って,プレイヤー代表として,Cool Factoryさんとお付き合いをしています。そのため,今後のコラボの中身は知りません。そして内容がまるで分らないからこそ,とても気になっているんです。
果たして,当時の大和はイージス艦の武装で沈められてしまうのでしょうか。個人的には,大和のバイタルパートをイージス艦のハープーンがぶち抜くことは不可能だと考えていますが。それに,こちらにしても15mの測距儀と頼りない電探しかありませんから,どうやって戦いましょうかね? うーん,40km以内の会戦なら勝ち目がなくもないのかな……。しかし,自衛隊の艦を沈めるわけにはいかんし……。いやー困った(笑)。そんな野暮な物思いに耽りつつ,発表の日を今か今かと待っていたわけですよ。
本当に楽しみだなあ。やっぱり,新しいイベントってのは良いですよね。ここ最近の新イベントもなかなか面白いですし。例えば「頂上決戦」。これはいわば“全サーバー版のアリーナ”のようなものでした。私もなんとか全サーバーで50位以内に入れましたが,それと同時に,ゲーム全体における自分の立ち位置がよく分かりました。この場所が,今の私の定位置なのでしょう。頑張れば10位台まで到達できますが,油断していると引っ叩かれて落とされますから(笑)。だから,来月も楽しみです。コインも使い忘れたし!
あ,そうそう。Cool Factoryさんには先日,「ぜひ『空母いぶき』とのコラボもやってください!」と頼みました。そしたら,「この『ジパング』コラボの結果次第ですね」って。そう聞いては,手塩にかけた我が艦隊で,イージス艦を沈めまくるしかないですね! ちなみに私としましては,かわぐちかいじ先生の「はっぽうやぶれ」とのコラボにも期待したいところです。まあ,こちらはムリでしょうね。なにしろ,麻雀劇画の傑作ですから(笑)。
そんな冗談はさて置いて,ジパングとのコラボの開始もいよいよスタートします。皆さんも超近代兵器たるイージス艦に対抗すべく,月月火水木金金の心意気で,己の艦隊を訓練していきましょう!!
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