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Aimingの新作スマホRPG「空と大地のクロスノア」発表会をレポート。キャラボイスのキャストや,HIKAKINさんとのコラボなども明らかに
発表会の主催者を代表して登壇したAiming 代表取締役社長 椎葉忠志氏は,本作が中国Tencetグループのゲームスタジオ・Timi Studioが開発したRPGであり,グラフィックスもゲームの内容も充実していると紹介。今回,本作のサービスを日本で展開する理由については,Aimingのスタッフがじっくりとプレイし,きちんとしたローカライズを施せば日本で成功すると確信したからとのことである。
椎葉氏は,今やスマートフォンゲーム開発の最高峰は中国であるという持論を展開し,その中でもトップに君臨するのがTimi Studioであるとした。Aimingもまた,彼らの手がけた優れたゲームである本作の日本展開に向けて,しっかりと準備を進めているという。
本作のデベロッパであるTencent Timi Studio GroupのVice President トムン・ジ氏は,「空と大地のクロスノア」について,中国では「天天伝奇」という名称でサービスしており,非常に人気が高いとコメント。今回の日本展開にあたっては,これまでに信頼関係を築いてきたこと,そして高い運営力をもっていることから,迷うことなくAimingを選択したという。
またTencent Timi Studio Group Leader アイリス・リュウ氏は,本作にはストーリーモードやPvP,レイドボスやギルドバトルなど多彩なモードがあると語り,ぜひ多くの人に楽しさを提供したいと話していた。
続いて「空と大地のクロスノア」のプロデューサーを務めるAimingの境野稔浩氏が,本作のプレゼンを行った。
境野氏は,美麗な3Dグラフィックスで描かれる爽快なリアルタイムバトルRPGと本作を表現。バトルではカメラを360度自由に動かせることや,派手なスキルのエフェクトに加え,プレイヤー同士の協力コンテンツや,対戦コンテンツが用意されていることをあらためて紹介した。
ゲームの舞台となるのは,神と竜と人間とが平和に共存していた「ハイドラ」と呼ばれる世界という。しかしあるとき,神は世界の調和を崩し,竜と人間を世界から排除しようとする。そんな中,プレイヤーは人類を救うため,神と戦うこととなる。
調和が崩れたハイドラは,さまざまな別世界につながっており,互いに影響を与え合っている。そのため,プレイヤーはアーサー王の世界や西遊記の世界,海賊の世界など古今東西の伝説の世界を旅しながら,神が何をしようとしているのかという謎に迫っていくのだという。
ゲームの中心となるリアルタイムバトルは,基本的にオートでテンポ良く進行し,プレイヤーがここぞというタイミングで「スキル攻撃」「幻獣召喚」「一斉攻撃」のボタンをタップすることで,有利に進められるようになっている。
たとえば敵が大技を使う前には一定時間の「詠唱タイム」が設けられるので,その間にスキル攻撃を繰り出せば,詠唱を中断させられる。スキルによっては,気絶状態の敵に大ダメージを与えるものなどがあるため,スキルを発動する順序をきちんと考慮すれば,効率的なコンボを繰り出すことも可能とのこと。
なお,キャラクターの成長要素も多彩である。たとえば本作では,一般的なキャラクターレベルに加え,装備の能力を吸収することでキャラクターのステータスを強化できる。
「魂」と名付けられたアイテムを一定数集めると,キャラクターのランクを上げることができる。ここでいうランクは,カードゲームでいうところのレアリティにあたり,高いほど基礎ステータスが底上げされる。加えて一定ランクに達すると,プレイヤー自身の外見も変化していく。
ちなみに,すべてのキャラクターを最高ランクまで育成できるようになっており,一部のキャラクター以外育てる価値がないといった事態には陥らないそうだ。
ゲームを進めていくと,ある時点でキャラクターの背中に翼が生えるのだが,この翼も育成対象となる。翼のレベルが上がると,キャラクターのステータスボーナスが増加し,見た目も派手になっていく。
バトルで召喚する幻獣も育成できる。幻獣はそれぞれアクティブスキルとパッシブスキルを持ち,前者はバトルで召喚した際に発動する。一方,パッシブスキルはプレイヤーが所持しているだけでバフ/デバフ効果を発揮する。そしてこれらのスキルの効果は,幻獣のレベルが上がるほど強化される。
さらにバトル時の「陣形」も強化できる。陣形は「バランス型」や「魔法攻撃型」といった種類と,キャラクターの立ち位置に応じて,体力アップ,物理攻撃力アップ,魔法攻撃力アップなどのバフ効果を得られるというもの。この陣形のバフは高レベルなほど高い効果が得られる。
プレイヤー同士が協力したり対戦したりするコンテンツとしては,まず1vs.1で戦うPvPが紹介された。このコンテンツにはランキングも用意されており,上位者には多くの報酬が与えられる。
「同盟ボス」は,同盟のメンバーとともにボスに挑み,討伐に成功したら次のボスが登場するということを繰り返して,どこまで進めたかを同盟間で競うコンテンツである。
「レイドボス」は,何百という多数のプレイヤーで1体の巨大なボスを討伐するコンテンツだ。パーティメンバーが倒されたら,控えのキャラクターを出せるという仕組みになっているため,多数のキャラクターを育成しているプレイヤーほど長く戦える。ちなみにボスは,一定周期で強力な攻撃を仕掛けてくるとのことだ。
「チーム戦」は10vs.10のリアルタイム対戦である。戦場のあちこちに設置してある水晶をどれだけ掘ったか,相手チームとのPvPでどれだけ勝ったかを競い合い,ポイントが多かったほうのチームが勝利となる。したがって,誰が水晶を掘りに行くか,誰がどのタイミングで敵にPvPを仕掛けるかといったチームごとの戦術が重要となる。
このように特徴を挙げていくと,プレイが面倒なのではないかという疑問も沸いてくるが,そんなことはないと境野氏が補足した。本作はスマートフォンゲームとして,簡単操作で気軽かつ手軽に遊べるようになっているとのことで,ちょっとした空き時間であっても十分に楽しめるという。
会場では,各キャラクターのボイスを演じる声優陣が発表された。操作可能なキャラクターには,すべてボイスが付くそうで,今回発表されたのはあくまでも一部とのことである。
本作のテーマ曲を手がけるのは,「ファイナルファンタジー」シリーズなどで有名な植松伸夫氏で,こちらの楽曲は機会をあらためて公開されるとのことだ。
気になる本作の配信時期については,6月下旬が予定されている。現在は公式サイトにて事前登録が実施されており,それに伴うキャンペーンも紹介された。詳細は,「こちら」の記事をチェックしてほしい。
発表会の終盤には,YouTuberのHIKAKINさんがゲストとして登場。「空と大地のクロスノア」の公式サイトでは,5月11日から「謎の実況者」による本作の先行プレイ実況動画が公開されていたのだが,会場では,その実況者の正体がHIKAKINさんであることが明かされた。
本作をプレイした感想を聞かれたHIKAKINさんは,初見でもすぐに爽快なアクションが楽しめること,そしてオートバトルも便利で,スキルエフェクトの見栄えも良く,テンポよく遊べたと答えていた。
また,ボスを倒すためにはスキルが発動する順序を考え,コンボを組み立てていくというやり込み要素もあり,当初は全然倒せないボスだと思っても,スキルの順序を変えるとうまくいくという点が好印象だったようだ。
そんな本作についてHIKAKINさんは,ちょっとした空き時間に遊びたいライトプレイヤーから,じっくりやり込みたいコアプレイヤーまで,極めて広い層をカバーしたRPGであると表現していた。
会場では,本作の事前登録キャンペーンにて,HIKAKINさんとのコラボレーションによる「HIKAKIN 空から実況プロジェクト」が展開されることも発表された。このコラボキャンペーンでは,HIKAKINさんが本作を実況プレイする動画の公開が予定されているのだが,その実況する場所(ロケーション)が,事前登録期間中の合計登録数に応じて高いところになっていくという。
具体的に何万人に達したら,どこで実況という例は示されなかったが,HIKAKINさん自身は,「ぜひ高いところでプレイしてみたいですね。実況に集中できるかどうか分からないですけど(笑)」と意気込み(?)を見せていた。
発表会の最後には,HIKAKINさんがあらためて本作のプレイしやすさに言及。「パッと見だと難しそうに見えるかもしれませんが,すごく簡単です。キャラクターも可愛いかったり,格好良かったりしますので,ぜひ事前登録して遊んでみてください。ハマると思いますよ」と述べて,発表会を締めくくった。
「空と大地のクロスノア」公式サイト
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