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「PUBG JAPAN SERIES αリーグ Phase2」が開幕。国内最強の栄冠を手にするのはどのチームか。3月10日に行われたDay4の模様をレポート
本稿では,入替戦を勝ち抜き出場した5チームを交え,新たな形でスタートした「PUBG JAPAN SERIES αリーグ Phase2」の「Day4」の模様をお届けしよう。
「PUBG JAPAN SERIES αリーグ フェーズ2 Day4」フルアーカイブ映像(YouTube)
「PUBG JAPAN SERIES」公式サイト
最初に今の状況をおさらいしておこう。2月10日に開幕したαリーグは,2月17日までに9試合をPhase1という形で行い,順位を一度確定した。見事,1位で駆け抜けたSunSister Suicider's(以下,SSS)は,ルーマニアで3月22日から25日にかけて開催される「PGL PUBG Spring Invitational」へと参戦する。
入替戦の結果,「THE SHABLES(SBL)」「Zaphkiel Gaming(ZAP)」「RozenMaiden(RM)」「Dimension-3(D3)」,不死鳥の如く復活した「バナナマン(b)」がPhase2へと駒を進める。
なお,Phase1でのスコアはPhase2に影響せず,全チーム0ポイントからのスタートとなる。Day4というのはαリーグのDay4という意味だ。
1日3試合,Phase2は3日なので全9試合の総合成績で順位が決まる。本リーグ戦は各試合の成績をスコア化し,チームに加算。最終日を終えた段階でスコアが高いチームが総合優勝だ。
Phase1では各地の会場に選手が集まって試合を行う,オンオフ混合的な大会だったが,Phase2からは東京の会場に全選手が集まって行われる。会場の広さの都合上,同じ建物内ではあるが,A会場とB会場の2か所に分けられている。
A会場ではPhase1の上位14チームが,B会場では15位だったJUPITER NOVAと,入替戦を勝ち抜いた5チームがプレイする。
A会場は,これまでオフラインで戦ってきた経験で,慣れた様子を見せるチームが多いという印象。一方,B会場は初めてオフライン戦を行うプレイヤーが多く,張り詰めた空気が漂っていたように思う。
3試合が終わっての総合1位はCYCLOPS athlete gaming(CAG)となった。「ドン勝」こそ獲得していないが,3戦とも上位に食い込み,安定した強さを見せたといったところか。2位はRound1で「ドン勝」したZoo,3位はRound3で「ドン勝」を取ったCGWという結果となっている。
Phase2の全体的な印象としては,全体的にレベルが向上していると感じた。1か月前は結成して1か月ほど,というチームも多く,練習時間を十分に取れていなかった部分もあったのだろう。
約1か月のインターバルを経て,どのチームも連携や戦術が高い水準にまとまってきたようだ。練習する機会が有志によって用意されていたのも大きいのではないだろうか。
一方,入替戦からの参戦組は苦戦している。Phase2から入替対象が下位6チームとなったが,6チーム中4チームが入替戦からの参戦組だ。とはいえ,まだPhase2は始まったばかり,オフライン会場の雰囲気に慣れた「Day5」「Day6」での戦いが本領を発揮できる場所だろう。
Day5は3月17日に開催される。大事な中盤戦となるDay5の活躍次第で,最終戦のDay6の状況も変わる。余裕をもって最終戦に挑むためにも,Day5でいい成績を残したいところだ。
試合の模様はYouTubeなどで公式のストリーミング配信が行われているほか,各選手の目線での配信もある。熱い戦いをぜひ観戦してみてほしい。
「PUBG JAPAN SERIES αリーグ フェーズ2 Day4」フルアーカイブ映像(YouTube)
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