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[TGS 2018]「PUBG JAPAN SERIES 2018 Season1」,SunSister Suicider'sが2連ドン勝に輝き,総合トップに躍り出たDAY2レポート
闘会議以来となる観客が入った状態での試合となり,いつものPJSとは少し雰囲気が異なる試合となった。
Grade1出場チームは以下の通りだ。
「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」公式サイト
「PUBG JAPAN SERIES」公式サイト
・ROX Orcas Blue(ROB)
・野良連合Grim Reaper(nGR)
・Zoo Gaming / Penguin(Zoo)
・Zaphkiel Gaming(ZAP)
・Crest Gaming Rapid(旧名:Windfall,略称CGR)
・Rascal Jester(RJ)
・SunSister Suicider's(SSS)
・SCARZ(SZ)
・PNG Fairy(PNF)
・PENTAGRAM Revive(PGR)
・V3 FOX(V3F)
・USG-Hyster1cJam(USG)
・OracleNox(OcN)
・DetonatioN Gaming(DNG)
・PNG ADELIAE(PNG)
・PENTAGRAM Acri(PGA)
・Avengers(AVG)
・RimseRera(R2)
・PUBGRU Brave(PRB)
Crest Gaming Xanadu |
ROX Orcas Blue |
野良連合 Grim Reaper |
Zoo Gaming / Penguin |
Crest Gaming Rapid |
Rascal Jester |
Zaphkiel Gaming |
SunSister Suicider's |
PNG Fairy |
PENTAGRAM Revive |
SCARZ |
V3 FOX |
OracleNox |
DetonatioN Gaming |
USG-Hyster1cJam |
PNG ADELIAE |
Avengers |
RimseRera |
PENTAGRAM Acri |
PUBGRU Brave |
[TGS 2018]「PUBG JAPAN SERIES 2018 Season1」のGrade1リーグがついに開幕。ドイツ帰りのCrest Gaming Xanaduが強さを見せつけたDAY1レポート
東京ゲームショウ2018の一般公開日初日である9月22日,DMM GAMESが主催する「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」の国内公式リーグ「PUBG JAPAN SERIES 2018 Season1」のGrade1リーグの開幕戦が行われた。大勢の観客が訪れ,白熱の戦いが繰り広げられた本大会をレポートする。
まずはDAY1の結果から振り返ろう。昨シーズンをトップで駆け抜け,世界大会「PUBG Global Invitational 2018」にも参戦したCrest Gaming XanaduがROUND1のドン勝に輝く。その後も高順位をキープし,DAY1を総合トップで終えた。
総合2位となったのは強豪SunSister Suicider'sで,ROUND2のドン勝と2度の3位で,CGXを50ポイント差で追いかける。
3位はROUND4でドン勝に輝いたPNG Fairyだ。それまでの試合も常に10位以内に入る立ち回りで,順位をキープしていたが,最後の試合で一気に順位を上げた。安定した強さを持っている。
では,その結果を踏まえDAY2のレポートをお届けしよう。
ROUND5
DAY2の初戦はFPP(一人称視点)のミラマー。このROUNDでは市街地「Impala」が最終戦の舞台となった。遮蔽物が多い街中での戦闘は超接近戦になりやすく,潜伏できる場所も多いため,いつもより多くのチームが生き残る傾向にある。参考までにDAY1の同マップでは第7フェーズ時点での生存者は9チーム23名だったが,この試合では14チーム37名が残った。
最終フェーズ時点で,CGX,R2,DNG,OcN,PGB,SZの6チーム15名生存している過密状態。いつ飛び出すかのタイミングが重要な場面で,DNGとSZが魅せた。
過密状態の最終盤,ブルーゾーンが迫りくる中で,SZとDNGが他チームを殲滅。最後はSZのBONON選手とDNGのAxell選手が残る展開となった。あと一発ヒットすればやられるという状況のBONON選手だったが,Axell選手がブルーゾーンに倒れ,SZがドン勝を手にした。
ROUND6
試合全日程の折り返しとなるROUND6はFPPのエランゲルだ。出場チームは確かな実力を持つチームばかりだが,この試合の終盤戦はその中でもSSS,nGR,SZ,CGX,RJ,DGNと,とくに注目を集めるチームが生き残った。SSS,nGR,RJは4名生存で,勝ち残るにはチームとしての連携が試されるところでもある。そしてこの終盤では4名生存のチーム同士がぶつかった。
この場面で最初に脱落したのはRJだった。SSSとnGRに挟まれる位置に展開していたため,両チームに狙われ殲滅される。その後,RJが陣取っていた場所でSSSとnGRが激突する。SSSがnGRの3名を討ち取り,nGRは全滅こそ免れたが,厳しい状況となった。
最後はSSSが相互で援護できる位置を確保しつつ広く展開し,3名残っていたCGXを撃破。先ほどの戦いで生き残ったnGRのfiachan選手を討ち取り,SSSがPJS Season1で2度めのドン勝を獲得した。
ROUND7
続く7試合め,TPP(三人称視点)のミラマーだが,ここでもSSSの強さが際立った。終盤を迎えた段階でSSSが4名生存のうえ,有利に展開しやすい安全地帯内の集落の確保に成功する。集落を中心に展開していた他チームが互いに削りあい,人数を減らす中で,SSSは隙あらば銃撃を加えて敵を減らしつつ,有利な状況を作り出していく。
最後は2名生存のPGAとSSSの一騎打ちに。PGAのOdenkunn選手を討ち取ったことを契機にSSSが敵になだれ込む。SSSは最後の1人の位置を正確に把握できていなかったのか,timatin選手に3人討ち取られたが,最後はSSS_Cinve選手が打ち倒し,SSSがROUND6に続きドン勝を手にした。
ROUND8
いよいよ2日間にわたったTGSでの試合も最後となるROUND8,戦いの舞台はTPPのエランゲルだ。αリーグからずっと採用され続けている「定番」のマップだ。この試合,結果から言えばRJが怒濤の活躍をみせた。
試合の最終局面,その場に立っていたのはPNGとRJの2チームだった。人数的にはPNGが4名,RJが3名生存。安全地帯はPNG側に寄っており,かつ高所,遮蔽物もありPNGが有利な状況となった。
この試合のMVPはRJのkendesu選手だろう。若干不利な状況でPNGのSw_bear選手のダウンを取り,その後,仲間を蘇生しに来たD_AzuR選手とあわせて討ち取る。この時点で状況を対等以上に持ち込んだ。
さらにその後もkendesu選手はShianblue選手を討ち取る。PNGは有利な状況から一転して追い込まれた。最後もkendesu選手がApple4G選手を討ち取り,1人でPNGを殲滅,RJがドン勝を手にした。この試合のRJの総キル数は18と目を見張るものがあった。
DAY2の試合スケジュールを終えた段階で,3度のドン勝を獲得したSunSister Suicider'sが3355ポイントと1位に躍り出た。次いで安定して高順位をキープしているCrest Gaming Xanadu,ROUND8でドン勝を取ったRascal Jesterとなっている。
個人的に最も注目しているのはV3 FOXだ。10位以内の入賞が多いこともあるのだが,キル数は2位タイの45キルで,キルポイントで順位を上げている印象だ。逃げる敵に追撃をかけるシーンもあり,今回は「キル重視」の立ち回りだったことがうかがえる。
一方で下位のチームは非常に苦しい戦いとなっている。βリーグで好調だったROX Orcas Blueが15位と低迷,αリーグ Phase 2で総合1位となったUSG-Hyster1cJam,心機一転再出発を図ったCrest Gaming Rapidも結果を残せていない。Grade2から昇格してきたAvengersとRimseReraもGrade1の洗礼を受けたのか,伸び悩んでいる。αリーグ Phase2から参戦し生き残ってきたZaphkiel Gamingもかなり厳しい順位だ。
とはいえあと4試合残っており,今降格圏内のチームもPhase1最終日の結果次第では脱出できる可能性もある。
PJS 2018 Season1 Grade1 Phase1の最終戦となるDAY3は10月6日に開催される。Phase1の総合優勝はどのチームが得るのか,降格するのはどのチームとなるのか,最終戦に注目だ。
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