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「PUBG CONTINENTAL SERIES Charity Showdown」Week1レポート。ダークホースが躍進する番狂わせのアジア大会に
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印刷2020/05/18 20:19

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「PUBG CONTINENTAL SERIES Charity Showdown」Week1レポート。ダークホースが躍進する番狂わせのアジア大会に

 PC版「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」の地域別国際大会「PUBG CONTINENTAL SERIES(PCS)」が開幕。2020年5月15日(金)より,日本チームが出場するアジア地域大会「PCS ASIA Charity Showdown」の試合がスタートしました。

 「PCS」は,5月,6月,8月にアジア(韓国・日本・中国・チャイニーズタイペイ),アジアパシフィック(東南アジアおよびオセアニア),ヨーロッパ,北米の4つの地域においてオンラインで行われる国際大会です。

 5月に開催される「PCS Charity Showdown」の賞金総額は,地域ごとに20万ドルで,その50%は優勝チームが寄付先を決定し,すべての参加チーム名義で寄付されるとのことです。本大会には各地域16チームが参加します。

実況・OooDaさん,解説・arikaさん,アナリスト・abaraさん。キャスター陣も別々の場所からオンライン出演
画像集#001のサムネイル/「PUBG CONTINENTAL SERIES Charity Showdown」Week1レポート。ダークホースが躍進する番狂わせのアジア大会に

 本大会は,新型コロナウイルス感染症の拡大を踏まえて開催が中止されたオフライン国際大会「PUBG Global Series(PGS)」の代替大会にあたり,日本からは「PGS:Berlin」の出場権を獲得していた「SunSister(SST)」が出場しました。

 また,地域別大会となったことで日本チームの出場枠が1つ増え,PJS season5 Phase1で総合ランキング2位を獲得した「DetonatioN Gaming White(DGW)」も参戦しました。
 昨年の世界大会で王者に輝いた韓国チームの「Gen.G」を筆頭に,世界的な強豪チームが集うアジア地域大会。その「PCS ASIA Charity Showdown」の前半戦にあたるWeek1(DAY1〜DAY2)の模様をレポートします。

画像集#002のサムネイル/「PUBG CONTINENTAL SERIES Charity Showdown」Week1レポート。ダークホースが躍進する番狂わせのアジア大会に

 なお,本大会では1日に5試合,DAY1からDAY4までの4日間でトータル20試合を実施され,その獲得ポイントで競います。マップはSanhokをのぞく,ErangelとMiramarの2つが採用されています。


5月15日 - DAY1



 MATCH1の試合序盤では,DGWが移動中のSSTを迎え撃ち,3名を落とすという日本チーム同士がぶつかる波乱の幕開けに。これについては,DAY1終了後のインタビューでMelofo選手(DGW)が,移動タイミングを秒数まで把握したうえでの作戦だったと明かしています。

 その後もDGWは的確なムーブを見せ,あと一歩でファイトに勝ちきれない惜しいシーンはあったものの,Gen.Gなど強豪チームを相手に十分な撃ち合いの強さを発揮していました。

オーダーでありながら撃ち合いの強さを見せたMachao選手は,この日トータル8キルを獲得
画像集#003のサムネイル/「PUBG CONTINENTAL SERIES Charity Showdown」Week1レポート。ダークホースが躍進する番狂わせのアジア大会に

 一方でSSTは,初戦の他にもMiramarのMATCH4で,中国チームのiFTYと降下地点が重なり,初動ファイトで全滅してしまうなど,思うようにポイントを重ねられない試合が続いた初日となりました。

Chumaceraの東側に位置する教会を目がけて,iFTYとSSTの2チーム8名全員が降下
画像集#004のサムネイル/「PUBG CONTINENTAL SERIES Charity Showdown」Week1レポート。ダークホースが躍進する番狂わせのアジア大会に


■DAY1終了時点の総合ランキング


画像集#005のサムネイル/「PUBG CONTINENTAL SERIES Charity Showdown」Week1レポート。ダークホースが躍進する番狂わせのアジア大会に

 DAY1に最も存在感を示したのは,チャイニーズタイペイのTeam Curson。国際大会には初出場という新星チームでありながら,完成度の高いムーブで初日に2度のドン勝を獲得しました。

 また,昨年の世界大会後にInonix選手が加入し,韓国のドリームチームとも言えるGen.Gは,個人技で圧倒するシーンも多く,目立った活躍を見せていましたが,初日時点ではトップ3に入らず。世界大会3位(PUBG Global Championship 2019)という実績で,今回の優勝候補にも名前が挙がっていた中国のFour Angry Menが13位に沈むなど,大番狂わせな結果となりました。


5月17日 - DAY2



 DAY2でケタ違いの攻撃力を印象付けたのは,DAY1終了時点で2位につけていた中国のTianba Gaming。また,この日の5試合のうちなんと3試合で,最終局面がTianba Gaming VS Team Cursonの戦いとなり,DAY1の上位2チームによる直接対決となっていました。

MATCH1とMATCH3では,Tianba Gamingがドン勝。MATCH5では,Team Cursonがドン勝
画像集#006のサムネイル/「PUBG CONTINENTAL SERIES Charity Showdown」Week1レポート。ダークホースが躍進する番狂わせのアジア大会に

 日本のDGWとSST両チームが活躍を見せたのは,MATCH2。終盤では厳しい安全地帯となってしまいましたが,しっかりと周囲のチームからキルを取り,DGWが3位・5キル,SSTが4位・6キルと,ともに10ポイントを獲得しました。

安全地帯は,School隣に位置するマンションの東側へ。日本チームは終盤,遮蔽の少ない平原への移動を強いられる展開に
画像集#007のサムネイル/「PUBG CONTINENTAL SERIES Charity Showdown」Week1レポート。ダークホースが躍進する番狂わせのアジア大会に

 しかしながら,アグレッシブな動きが印象的だったDAY1と比べると,DAY2は全体的に後手に回りやや苦しい展開が続いたようにも見え,DAY3へ向けていかに修正できるかに期待がかかります。

MATCH4のMiramarでは,1人生き残ったfiachan選手が順位を伸ばし,投擲物で2キルをもぎ取るシーンも
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■DAY2終了時点の総合ランキング


画像集#009のサムネイル/「PUBG CONTINENTAL SERIES Charity Showdown」Week1レポート。ダークホースが躍進する番狂わせのアジア大会に

 ずば抜けたキルポイントと2度のドン勝で1位に浮上したTianba Gaming,そしてそれに食らいつくTeam Curson。トップを走る2チームともに,公式の国際大会への出場は初となるチームで,大方の予想を裏切る展開と言えるでしょう。

 着実にポイントを重ねているGen.Gが3位に食い込むも,1位との差は58ポイント。後半戦のWeek2では,このままダークホースの2チームが独走し続けるのかに大きな注目が集まります。

 本大会は,残すところあと2日10試合。後半戦にあたるWeek2の試合は,下記の日程にて行われます。

「PCS ASIA Charity Showdown」Week2

・DAY3 5月22日(金) 18:00〜配信開始
・DAY4 5月24日(日) 18:00〜配信開始

「PUBG JAPAN Official」YouTubeチャンネル

「PUBG JAPAN Official」Twitchチャンネル

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