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[TGS 2016]「METAL GEAR SURVIVE」のデモプレイ映像がお披露目。ゲームシステムも明らかにされたスペシャルステージをレポート
タイトル名をMETAL GEAR SURVIVEにした理由は「ゲームジャンルがサバイバルだから」というシンプルなものだそうだ。名前を聞いただけでどんなゲームなのかを想像しやすいようにという狙いもあるのだろう。
また今回のステージでは,本作の主人公が,「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES」(PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360。以下,GROUND ZEROES)のマザーベースで働くいち兵士であることが語られた。「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」(PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360。以下,THE PHANTOM PAIN)ではなく,あえてGROUND ZEROESの兵士にした理由については「THE PHANTOM PAINのプレイヤーの中では,まだ世界が続いているから」であるとされていた。時間軸としては,GROUND ZEROESのエンディング後になるとのことだ。
ここで,本作の軸足となる「協力プレイ」の様子を収録したデモ映像がお披露目された。
METAL GEAR SURVIVEの進行は「潜入フェーズ」と「防衛フェーズ」に分けられており,潜入フェーズで目標地点を確保し,その地点を防衛フェーズで時間いっぱいまで守りきるという形になる。登場する敵は,人間ではなく「クリーチャー」と呼ばれており,種類も豊富なようだ。
ただ,今回のデモ映像に出てきたのはゾンビのようなクリーチャーのみであった。ほかのクリーチャーのデザインも気になるところである。
デモ映像を見る限りでは,本作の協力プレイでは役割分担を決めて動くことが重要となりそうだ。とくに防衛フェーズでは,ウェーブごとに敵の数が増えていくため,その前に資源を集めて防衛地点を強化しておく必要があるのだが,デモ映像では,1人が資源に集めに奔走し,残りのメンバーが拠点を守るといった動きを確認できた。
なお,回収した資源は作業台を使ってさまざまなものに利用できる。機関銃やバリケードなどもこういう形で作るようである。ゲーム内には”開発班”がいないため,すべて自分達でやらなければならないのだ。
是角氏によると,協力ミッションの難度は高めに設定しているとのことで,1人で攻略するのは難しいらしい。基本的には4人プレイ前提のゲームバランスになっていると考えていいだろう。
ただ,本作では1人用のミッションも用意されているので,1人でじっくりと遊びたいというニーズにも答えてくれるはずだ。
そうこうしているうちに,デモは終盤に差し掛かる。クリーチャーの攻勢も強まっていき「万事休すか」というところで,資源回収に向かっていた仲間も大量のクリーチャーに追われて(引き連れて)防衛地点に戻ってきた。
これは無理だと判断したリーダー格の兵士が撤収の合図を出す。この手のデモプレイ映像では珍しく,ミッション失敗という形でデモプレイは終了した。
最後に是角氏は「制作チーム一同,世界中の人に喜んでもらえるよう鋭意制作しているので,完成を楽しみに待っていてください」とコメントし,ステージを締めくくった。
METAL GEAR SURVIVEは2017年に発売予定。今後の動きに注目しておきたいタイトルだ。
ちなみに,今回披露されたデモ映像は一般公開もされているので,気になる人はそちらも確認してみよう。
「METAL GEAR SURVIVE」ティザーサイト
KONAMIの東京ゲームショウ2016特設サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2016特設サイト
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©Konami Digital Entertainment
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