このゲームの読者の評価
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永年夢見ていた世界に届いた感激 90 - 投稿者:ナマシオ(男性/40代)
- 投稿日:2017/11/23
- 良い点
- ☆スターウォーズの世界を完璧に描き切れている豪勢かつ緻密なグラフィック。
☆正史を担当するスタッフによる矛盾のない贅沢なストーリー。
☆PlayStation Pro + SDDの環境であれば短いローディングと緻密なグラフィックの中で安定したフレームレートが提供される。 - 悪い点
- ☆マルチ主体で楽しもうとする方にはEAの儲け主義には閉口した事でしょう…
キャンペーンとアーケードモードオンリーで楽しむ構えの私には無関係ですが、そういったメーカーの黒い姿勢が垣間見られる部分は気持ちがいいものではありません。
せっかく素晴らしい世界が構築出来たのに何とも勿体ない… - 総評
- 小学生低学年。近所の電気屋さんで流されていたLD版スターウォーズに釘付けになって何時間も眺め続けていたあの頃。
帰宅してはあの世界を思い出しライトセーバーを振るいXwingを駆る…空想で延々遊んでいたあの頃。
そんな私も今や40代。まさかこの歳で、幼い頃夢見たあの世界に飛び込み心を震わせながらスターウォーズの世界の一翼を担える日が訪れるなんて…
スターウォーズは大好きですがFPSはヘタクソ。
そんな私にとってこの作品の肝はようやく実装された「キャンペーンモード」。
こういったニーズをお持ちの方は私以外にも存外多いのではないでしょうか?
そういう方にぜひ参考にして頂ければと思い、普段レビューなんて書かないのですが、滅多に湧く事のない熱い想いを綴ってみました。
映画では反乱軍視点で帝国軍を倒すという一方的な正義が描かれていますが、この作品のストーリーでは帝国スパイ視点から始まり反乱軍視点に至るという、何とも巧い展開に唸らされました。
映画では補いきれない帝国の世界にも浸れてしまえるのです。
映画スターウォーズからのスピンオフゲームという位置付けとして扱うだけではあまりに勿体ない、贅沢なストーリーだと感じました。
シーンとシーンをバラン代わりに切り替える映画さながらの独特のジングルも、しっかりスターウォーズ感が溢れていてテンションが上がります。
そして何より、スターウォーズの世界を忠実に再現しきっている「音楽」と「効果音」です。
それはあまりにも忠実で、これ以上ないスターウォーズワールドがもたらされ、エンディングに至るまで心を震わされっぱなしでした。
キャンペーンモードは5時間程度でクリア出来てしまえるボリュームですが高密度かつテンポが良く飽きにくい展開なので、昔のスターフォックスのように繰り返し遊べるシューティングゲームのような感覚で、しばらくリピートプレイ出来そうです。
クリアフラグを立てずにいればドッグファイトを延々と続けていられる点も個人的に嬉しいポイントでした。空中戦パートに入った時は意味もなく30分くらい飛び回り無駄な殺生を続けながらスターウォーズの世界を満喫しております(笑)
コールオブデューティーやディスティニーなど本格FPSのフィルターを通して「この部分は上でこの部分は下で…」という角度からアプローチするより、私のように周りの雑音を無視して馬鹿になって「スターウォーズ一色!!サイコーwwww」みたいな接し方の方が出来る人には、現時点で最高のスターウォーズ世界が味わえるゲームになると思いますよ^^ - プレイ時間
- 1週間〜1ヶ月
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 3 -
FPSとして面白い! 95 - 投稿者:ジーナ・ザネタコス(女性/30代)
- 投稿日:2017/11/18
- 良い点
- 1FPSとして見たときに、非常に良くできた作品であると思います!
[全体的なバランスがとれていて「俺TUEEEE」ができにくい]
一見するとシールドを張りながら攻撃できるヘビークラスが強そうに思えますが、標準的なFPSの立ち回りが要求されるアサルトがそれを上回ることができます
サポートクラスはパっと見、弱そうですが、ブレない弾を大量に発射でき、味方をサポートしなくても単体で前線で戦えます
スナイパーにおいては、1撃で敵を仕留めれるシーンは数少なく、しかしながら、ちゃっかり弾を当ててくるスナはどのFPSにもひけをとらずウザいです
[攻め側も防衛側も、ほとんど均衡に試合が進む]
主なゲームシステムである「ギャラクティック・アサルト」モードでは、攻め側は主にクレジット制を導入しています
攻め側のプレイヤが1キルされると、全部で100あるクレジットが1減ることになります。オブジェクトを達成していくと、減ったクレジットが回復していく仕組みで、ほとんどの試合が進んでいきます
防衛側にはクレジットがなく死に放題というわけです
それが相まって、攻防ともに決死にブツかりあう白熱した試合が繰り広げられます
[弾道がレーザーでよく見えるので、どこから攻撃されているのかがわかりやすく初心者向け]
どちらかというとスポーツ系FPSに近いような印象を受けます
スナイパー以外のプレイヤは他のFPSと比較して死ににくいです
[初心者向けでありながら、ただ単に敵を殺しているだけでは試合に勝利はできず、奥が深い]
主なゲームモードであるギャラクティック・アサルトで勝利するには、しっかりとオブジェクトをクリアしていかねばなりません
例えば「システムをオーバライドする(Gキーを長押しで1分ほど維持し続ける)
「爆弾を取り付けて、爆破まで守り切る」
といったようなことです
爆弾を取り付けた場所に芋って防衛するのではなく、爆弾を取り付けて、さらに攻め込む姿勢がないと、試合には勝利できにくいです
[ヒーロになったり、ビークルに乗ったりが、やりやすい環境]
映画で同じみのヒーローやヴィランには簡単になれます
試合内で、たくさん敵を殺したり、オブジェクトを達成したり、FPSらしいことをしていれば勝手に溜まっているバトルポイントを使用して、お手軽にジェダイやシスでプレイできます
バトルポイントは一度使用すると減ってしまうので、1試合に2回もヒーロやヴィランになることは難しいかもしれませんが、そのぶん、ヒーローやヴィランになれるプレイヤが多いということです
初心者でも簡単にライトセーバを振るうことができます
試合の後半では、貯まったバトルポイントを開放したプレイヤたちが大量発生し、ジェダイやシスが常に戦場で暴れまわるカオスなことになり、試合の局面を左右します
[ただ単に映画にでてきたステージだけではなく、そのステージごとにストーリが設定されている]
例えば「第二デススター」で攻めを演じる反乱軍と、防衛を演じる帝国軍ですが、これは単に第二デススターがステージで攻防するわけではありません
しっかりとストーリが用意されており反乱軍側でプレイしていると指揮官からの説明で「まさかの第二デススターへの不時着となったが....」とストーリーが展開されます
映画を観た方ならわかるはずですが、「トラクタービーム」と言われる宇宙空間で艦を捕らえて引き寄せるビームが存在します
ピンと来た方は正解です
そう、攻め側の反乱軍はトラクタービームのスイッチをきって、第二デススターからの脱出を図るために攻めまくるのです
したがって、このステージのオブジェクトは「トラクタービーム発生器をオーバーライドする」になります
各ステージにおけるストーリは、たくさんあるステージを更に盛り上げてくれます
ただ単にステージをプレイする、というわけではないのです - 悪い点
- [映画の設定が引き継がれていない]
映画の設定が引き継がれていないシーンが一部あります
生きていないはずのカイロ・レンがクローン戦争に登場したり、寿命を全うしたヨーダがスターキラー基地で戦っていたり、します
[ヒーロー・ヴィランが思ってるより強くない]
無敵の存在であるジェダイですが、敵が使うと強く、自分が使うと弱い、現象がおきます
多くのバトルポイントをつぎ込んで、せっかくなったジェダイですが、ブラスターの嵐に突っ込むとあっけなくやられてしまいます
ジェダイの中の人は、しっかりと精神統一をし、フォースを使いながら、つっこんで良いところと、そうでないところを判別してプレイする必要があります
[ヒーローやヴィランにアンロックが必要なものがある]
ゲーム内の通貨である「クレジット」を利用して、ルーク・スカイウォーカ等のキャラクターはアンロックする必要があります
クレジットはプレイしていると自然と貯まっていますが、プレイヤによってはこれが苦になる方もいるはずです
[キャリアを受け取るのがちょっとメンドい]
ゲーム中で目標を達成すると「キャリア」を達成したことになります
この豪華報酬を受け取るクリックの作業がやや面倒です - 総評
- FPSとして見たときに非常によくできていると思います!
映画で見たあの迫力のある映像以上のものが、自らの手によって生み出されていく瞬間は快感です
単にぶっぱなすのがスキな人、しっかりと勝利をつかんでいくプレイスタイルの人、なんとなく戦場をブラつきたいオサボリさん、地上戦なんてほっぽりだして空中戦のみに没頭する人、シスの暗黒卿となり銀河を支配したい人、ビークルを乗り回してGTAの戦車さながらに暴れまわりたい人、これらあらゆるプレイヤにむいているFPSです!
また、映画の設定をしっかりと踏襲しており、クレニック長官の特別な親衛隊である「デストルーパー」がしっかりと強かったり、エピソード6のエンドア戦で印象的なAT-STはほどよくやわらかく、歩兵でもしっかりと相手にできます
スピーダーバイクなんかは速すぎて手おえない部分があり、映画で操縦していたあの方々はさすがジェダイの血をひいてるだけある、と思いました!
映画と違う部分があるとすれば、ヒーローやヴィランの年齢がふまえられていない、というところだけです!
そのほかは、映画さながら、そして映画以上に、迫力のあるバトルが楽しめます!
各ステージにはストーリが設定されており、そのステージ・勢力ごとの指揮官さんが説明をしてくれます
第二デススターのストーリについて特筆しましたが、その時の指揮官さんはグレイタイプのエイリアンみたいなヘンな宇宙人です!なぜ!?我らが指揮官アクバー提督じゃないの!?と思った方、よくよく考えてみてください、アクバー提督はモンカラマリスタークルーザでスーパースターデストロイヤーを撃沈するために奮戦している最中なんですね!
映画の設定を壊すことなく、ストーリーとステージがしっかりと進んでいく様は見所です!
長くなりましたが『しっかりとした面白いFPSをプレイしたい方』と『映画をちょっとでも見たことがある方』には、非常にオススメのゲームになっています!
スターウォーズバトルフトント2は、歴代のスターウォーズゲームの中でダントツの完成度と面白さを誇る、という点において異論がある方はいないと思います!
最高かよ! - プレイ時間
- 1週間以下
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 5 5
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