インタビュー
「Lineage M」1000日記念メールインタビュー。最大168回ガチャも実施予定のイベント内容や,今夜配信の公式生放送をお見逃しなく
これに先駆け,「リネージュM」の運営プロデューサー 川南 巌氏とサービスチームの鈴木 一氏に,メールインタビュー形式で取材を行えたので,同作における1000日の振り返りや,今後のアップデート方針についてお伝えしよう。
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最大168回ガチャも実施予定!?
1000日記念メールインタビュー
4Gamer:
まずは正式サービス1000日の達成,おめでとうございます。今回のメールインタビューにお応えいただける方々の自己紹介を兼ねて,あらためて役職と役割をお聞かせください。
川南 巌氏(以下,川南氏):
川南と申します。現在は運営プロデューサーとして「リネージュM」運営面のさまざまな業務に携わっています。突発的な不具合の調査業務なども行う機会が多いです。
鈴木 一氏(以下,鈴木氏):
「リネージュM」サービスチームリーダーの鈴木です。大体すべての業務に携わっておりますが,主に日本サービスチームの業務振り分けや,監修を行っております。
プレイヤーの皆さまのおかげで,無事リリース1000日を迎えられました。本当にありがとうございます。
川南 巌氏 |
鈴木 一氏 |
4Gamer:
現在の率直な心境をお聞かせください。
川南氏:
もともと「リネージュM」はPC版「リネージュ」のように長期間の運営を目指しています。そのため,まだまだ満足のいく運営期間ではないですが,1000日というキリの良さと,もう少しで3周年という節目もあり,感慨深い面ももちろんあります。
鈴木氏:
日頃より「リネージュM」をご愛顧いただいております皆さまに,感謝の言葉しかありません。次は3周年を目指し,サービスチーム一同,1000日記念を超えるイベントやキャンペーンができるよう,取り組んでまいります。
4Gamer:
これまでを振り返り,とくに印象深いのはどういった出来事でしょうか。
川南氏:
やはりリリースしたばかりのころと,インターサーバーコンテンツが導入され,サーバーの垣根を越えた関係性ができたころが思い出深いです。この2点は,ほかにはないテンションや熱気を感じられた時期だと思います。
鈴木氏:
これまでは「リネージュM」で初めての新職業「銃士」の実装が印象的だったのですが,昨年行った「騎士」クラスケアは,それを超えてもっとも印象的でした。かつて,「リネージュ」の花形職業といえば,「騎士」(※「リネージュ」では「ナイト」)でしたが,次々に登場した新職業の台頭によって「騎士」を使用するプレイヤーが減少しておりました。去年の大幅なクラスケアにより,プレイヤーの皆さまが「騎士」に帰ってきたのは感動的でした。
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4Gamer:
2019年9月には初のファンミーティングが開催されましたが,こちらについてはいかがでしょうか。
川南氏:
今ではオフラインイベントの開催自体が難しい状況となっていますが,ファンミーティングを含めて直接プレイヤーの皆さまと交流できる機会は,貴重なものだと感じています。直接話せる機会があると,レスポンスが早くていいですね。
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4Gamer:
その数か月後,2021年1月にはオンライン座談会が開催されました。ファンとの直接交流を図る機会という意味では第2回となりましたが,こちらではどういったトークを繰り広げられたのでしょうか。
川南氏:
こちらでは,あらかじめテーマを決めさせていただき,1回目はグンターサーバー経験者,2回目は大規模な血盟の運営者に参加していただきました。とくに2回目は,やはりコアなプレイヤーが多く,やり取りも白熱したものとなりました。
また,この座談会では開発側の担当者も参加できたため,要望に対する開発の可能性などについても,有意義なやりとりができたかと思います。
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4Gamer:
本作ではこれまで多くのアップデートが行われてきましたが,中でも2021年2月の「傲慢の塔」ワールドダンジョン化を皮切りに進められてきた,ワールドコンテンツ系は大い注目を集めました。ワールドダンジョン/ワールドコンテンツの狙いや反響について,あらためてお聞かせください。
川南氏:
ワールドダンジョンをはじめとしたインターサーバーコンテンツに関しては,従来のローカルサーバーでの利権/リワードの奪い合いといった要素を,もっと大きな規模で行うのが狙いとなります。ローカルサーバー単位だとトップランクの血盟の新陳代謝は非常におだやかなものですが,サーバーの垣根を越えた争いでは,少しの駆け引きやトピックで,がらりと立場が入れ替わることなどもあり,よりダイナミックな抗争体験を味わえます。
また,それとともに参加対象が多くなることによる匿名性の増加を利用した,気軽に参加していけるコンテンツも併せて開発されています。
鈴木氏:
最初は,ボス討伐によるレアドロップ取得機会が純粋に減るので,PvP勢力のプレイヤーから不満のご意見をいただくと思っていましたが,レアドロップよりも熱いPvPを楽しみたいと考える方が多くいらっしゃることが分かり,頼もしく思いました。
4Gamer:
2021年9月以降,「騎士」を皮切りに,既存クラスのバランスを調整する“クラスケアアップデート”が行われたことも見逃せません。直近では「エルフ」のクラスケアが行われましたが,運営サイドとしての感触はいかがですか。
川南氏:
「エルフ」に関しては,現在支配的なビルドである風/地属性以外の,火/水属性の底上げが目的のようです。とくに命中が不足気味の火属性近接「エルフ」には,「バーニングウェポン」での近距離命中増加は,ありがたい調整になっているかと思います。
鈴木氏:
水属性精霊魔法のリニューアルも「ウォーターフォール」が「ネイチャーズブレス」へ名称を変更し,パーティメンバーへのヒール効果が復活したことは,PC版から「エルフ」をプレイしていらっしゃる方にとって,待望の変更内容だったと思います。
4Gamer:
次回(2月23日)の“クラスケアアップデート”対象である「神聖騎士」についてもお聞かせください。
川南氏:
「神聖剣士」に関しては,今回一番多くの調整が入ります。実装以後,近接職ではもっともプレイヤーが多い職業でしたが,「狂戦士」の実装に伴い,かなり数が減少しました。そのため人気復活ではないですが,ある程度のプレイヤー数増加を目標にしています。とくに必須スキルであるダメージ減少魔法「セイントイミュン」の強化は,PvPプレイヤーだけではなく,狩りプレイヤーも注目の調整点になるでしょう。
鈴木氏:
「セイントイミュン」は,新スキル「セイントイミュン[グレート]」を習得することでより強化され,高いダメージ軽減効果を得られるようになります。また,エンチャントウェポン「カオス」と「クラッシュ」についても同時使用可能になり,利便性の向上だけでなく,火力の上昇にもつながっております。
このほかにも最大HPが上昇したり,クリティカルダメージの発生確率が上昇したりするような新スキルの追加や,リニューアルが行われており,攻撃面も防御面も強化されます。
4Gamer:
今後,期間限定でインターサーバーにおけるダンジョンが実装されるともお伺いしました。現段階の可能な範囲でも構いませんので,概要などをご紹介ください。
川南氏:
「支配の塔」と呼ばれるコンテンツです。既存の「傲慢の塔」の設定などをベースに,より激しい戦いの場として登場します。ボスモンスターからは新規の固有レアアイテムなども得られるので,ボスをめぐった激しい戦いが起こるでしょう。
4Gamer:
1000日を記念して行われるイベントなどは,どういった内容となる予定でしょうか。
鈴木氏:
最大168回ガチャにチャレンジできるログインキャンペーンや,豪華アイテムが獲得できるゲーム内チャレンジミッションなどをご用意しております。
川南氏:
いろいろ予定していますので,公式サイトのお知らせをぜひご確認ください。
4Gamer:
ありがとうございました。最後に告知などございましたら,お願いいたします。
川南氏:
アップデート実施直前に公式生放送を予定しています。アップデートについての紹介や,さまざまなプレゼント企画などをご用意しておりますので,ぜひお見逃しなく!
鈴木氏:
冒頭でもお伝えしましたが,皆さまのご愛顧があってこそ「リネージュM」は1000日を迎えることができました! 本当にありがとうございます。
公式生放送は昨年末を超える規模の放送になると思いますので,ぜひご視聴のうえで生放送限定のアトラクションにご参加いただけますと幸いです。今後ともよろしくお願いします。
──質問と回答は2022年2月14日時点のものです。
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