石器時代のMMORPGが復活！ マンモスや恐竜など，250種類以上のモンスターを捕獲できる「ストーンエイジ ワールド」先行プレイ

　Netmarbleが事前登録受付を実施している，新作スマホゲーム「ストーンエイジ ワールド」（iOS / Android）は，野生動物と機械生命体がぶつかり合う，石器時代を舞台にしたモンスター収集型MMORPGだ。

　今回はテストプレイの機会を得たので，マンモスや恐竜，狼や豚など250種類以上ものモンスターを捕獲できる本作の魅力を紹介する。

「ストーンエイジ ワールド」公式サイト

「ストーンエイジ ワールド」ダウンロードページ

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選ばれし勇士として，機械生命体の復活を阻止せよ！

　まずはストーンエイジ ワールドの成り立ちについてだが，本作は1999年に提供が開始され，紆余曲折がありつつも2010年までサービスされていた，PC向けMMORPG「ストーンエイジ」シリーズの最新作だ。

　これまでもPC向けの続編やモバイル展開（ストーンエイジ Mobile）が行われるなど，ファンに長く支持されてきたシリーズであり，オンラインゲームのIPとして見ても，それこそ石器時代級の古株と言えよう。

　ゲーム最新作の舞台となるのは，石器時代の「ニース大陸」。ここで人類は野生動物の脅威に対抗するべく，知識を集めて，機械生命体の創造に成功する。生み出された機械生命体は野生動物を圧倒したが，その力の強大さゆえに，やがて人類にはコントロールできなくなっていた。


　人類によって生み出されてしまった機械生命体は，光の精霊王と選ばれし勇士によって封印され，ニース大陸に平和が訪れた。しかし，この世界にはまだ機械生命体の復活を目論んでいる者たちがいる。

　そんな背景の中，プレイヤーは選ばれし勇士として，光の精霊王とともにニース大陸の平和を守る戦いに身を投じていく。


　プレイヤーはNPCから依頼されるクエストをクリアしていき，メインストーリーを進めていく。オーソドックスなMMORPGのスタイルだ。クエストをこなすと，そのまま次の目的地までオートで移動してくれるため，物語も次々と進展する。遊びやすさがよく考えられていた。

画面右側に表示される進行中のクエストをタッチすれば，目的地までオート移動。フィールドをタップすればキャラクターは停止する

メインストーリーの途中で，機械生命体と戦うこともある

ペットを収集・育成してゲームを進行
プレイヤー同士の協力・対戦コンテンツも

　本作の核となるのは，プレイヤーが使役する「ペット」だ。ペットにはマンモスや恐竜など石器時代を象徴する生物から，狼や豚など現代でもなじみのある動物まで250種類以上が存在し，それぞれ能力が異なる。

　プレイヤーはそれらを捕獲して集め，さらに育成して能力を伸ばしていく「トレーナー」となり，この世界で冒険していくわけだ。


　バトルはコマンド選択式のターン制で，プレイヤーは最大5体までペットを編成できる。戦闘中はペットおよびプレイヤーの行動を選択すると，敏捷パラメータに基づいて行動順が決まる。シンプルな仕組みだ。

　もちろん敵味方の属性相性や状態異常，それらを影響させるスキルに範囲攻撃など，RPGにおける主だった要素もひととおり搭載されている。

いちいち考えるのが面倒という人は，オートバトルを利用するといい

ペットのスキルには，発動時にカットインが入るものもある

ペットの編成は「陣形」が重要。各ペットの性能に応じて並び順を替える，といったイメージ

　ペットの捕獲は，バトルとは別枠で行う。ルールはペットにしたい敵の体力を攻撃で減らし，捕獲成功率を上げて，アイテムを使って捕獲するといったもの。こうしたモンスター収集RPGではおなじみのものだ。


　ペットの捕獲に挑んでいると，まれにレアリティの高いモンスターとも遭遇する。レアリティの尺度は，「★の数」「ランクの表記」「パラメータの成長率」「コスチュームの有無」などで判別できる。

　ランクと成長率についてはゲーム進行に伴い，アイテム消費で上げられるようになる。ただ，これらはペットの性能に直結しやすい部分なので，捕獲段階でより高くを目指すのに越したことはない。

　つまり“より価値の高いペット”の捕獲を目指し，さらに厳選して“自分だけの相棒”に育てていく。これが本作のだいごみでもある。

ペットのレアリティは捕獲時に確認できる

捕獲チャレンジのとき，ペットを1ターンの間だけ逃がさないように「柵を立てる」ことも可能。高レアリティに遭遇したら迷わず使いたい

報酬などで手に入る「卵」を孵化することでもペットを獲得できる

ペットのレベルアップは，報酬やバトルで獲得できるアイテム「肉」を使って行う

「ペット研究」で専用アイテムを消費すると，ペットのパラメータを上げられる

そのほか成長率を高めるなど，いくつかの手段でペットを強化できる

　本作ではプレイヤー同士による協力・対戦も可能で，最大5人のプレイヤーで強敵とバトルしたり，1vs.1のPvPを楽しんだりできる。

　残念ながら，テスト環境では終始1人プレイしか試せなかったものの，オンラインマルチプレイではほかのプレイヤーが使役するペットの性能を踏まえ，戦略・戦術を考慮するのがキモになりそうだった。

自分の実力を試せるコンテンツ「道場」や，レアアイテムを獲得できる「宝の地図」など，さまざまなやり込み要素も

　MMORPGでモンスターを収集するという，間違いのない2大ジャンルをかけ合わせた本作。かつてのシリーズファンはもとより，他人とのコミュニケーションが好きだったり，レアアイテムの収集に夢中になったり，育成に凝ったりしがちな人には，この世界が向いているかもしれない。

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