「PAYDAY 3」ゲームの難度や戦闘システムに焦点を当てた開発者ビデオダイアリーを公開

　Starbreeze Entertainmentは，Deep Silverから2023年9月21日にリリース予定の協力プレイ型アクションゲーム「PAYDAY 3」（PC / PS5 / Xbox Series X|S）の最新映像を公開した。今回の映像は，ゲームの難度や戦闘システムの改良点などを紹介する開発者ビデオダイアリーとなっている。


　4人プレイのCo-opモードが特徴的なPAYDAY 3では，ワシントンD.C.での派手な仕事から足を洗って隠居生活をしていた「ペイデイ・ギャング」のメンバーたちが，ニューヨークの街で新たな仕事に身を投じていく物語が展開される。

　大成功を収めた前作「PAYDAY 2」のゲームシステム，つまりステルスからラウド（銃撃戦）への切り替えをより洗練させ，目標の確認を行う「サーチ」や，駆けつけたSWATと交渉する「ネゴシエーション」といったフェーズが追加されている。また，前作で描かれた各ギャングメンバーのストーリーもつながりを見せるという。


　「PAYDAY 3」の難度は，リリース時に4段階（Normal，Hard，Very Hard，Overkill）用意される。シリーズ初心者にはNormalでのプレイが推奨され，一方でベテランプレイヤーには，装備や戦略に慣れるまでの間，Hardでのプレイが勧められている。

　PAYDAY 3ではプレイヤーが装着するアーマーに重量が設定されており，その重さによって移動スピードが変化するなど，トラバーサル（移動）はこだわって作り込んでいるそうだ。アーマーはパーツごとに破壊され，「アーマーバッグ」があれば直せるものの，完全に壊れてしまったものはミッション中に修復できないというシステムになっているという。


　敵となるSWATチームは，一般的なSWAT隊員の「Common」，シールドやスナイパーなどの特殊装備を持つ「Uncommon」，プレイヤーのペースを乱してくる「Special」，といった具合で3つのカテゴリーに分けられている。
　Specialの中には前作から続投となる「ブルドーザー」もおり，ヘルメットを向けて突進してくる「ブルラッシュ」という新スキルが追加されるなど，より特徴的な戦闘スタイルを持つようになった。

　そのほかにも，ガスグレネードを投げつけてくる「ネイザー」や，スタンガンで攻撃してくる「ザッパー」などが登場。クローカーは両手にバトンを付けたブレースで素早い近接攻撃を繰り出したり，酸性液を発射したりと，手強さが増している様子だ。
　こういったSpecialユニットは，ゲームモードの設定で除外することも可能だが，その場合は別の部分でペナルティが課せられると，ビデオダイアリーで説明されている。


　武器システムについて，PAYDAY 3では「プリセット」と呼ばれるMODやスキンのほか，レアなオリジナル武器も手に入る。それぞれにレベルが存在し，プレイを重ねながら強化していく仕組みになるそうだ。
　さらに，監視カメラなどのセキュリティシステムを無効化するECM Jammerや，敵の情報を視察するためのMini Cameraといった新しいガジェットも追加されており，戦略面においても広がりを見せている。

　PAYDAY 3は全プラットフォームに向けた予約受付も始まっているので，興味のある人はチェックしておこう。

「PAYDAY 3」公式サイト