連載
時間を操りゴールを目指す。スマホ向けパズルゲーム「Causality」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1357回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,時間を進めたり戻したりしながら,宇宙飛行士たちを出口へと導くユニークなパズルゲーム「Causality」(iOS / Android)を紹介する。
プレイヤーの目的は,ステージを進む宇宙飛行士をバツ印の描かれたゴールまで誘導すること。スワイプ操作で時間を操り,タップ操作でステージ上のギミックを活用して,宇宙飛行士をゴールへ導くのだ。
「Causality」ダウンロードページ
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基本的には,操作していない状態であれば完全に時間が止まっており,上から下へスワイプすると時間が進み,下から上へのスワイプすると,逆再生のような形で時間を戻せる。
また,ステージ内に設置された矢印パネルをタップすると,矢印の向きを変更できる。時間とパネルをうまく操作し,ゴールまで誘導するのが基本的な遊び方だ。
ただしステージが進むと,矢印パネルや宇宙飛行士が複数出現するようになる。それぞれの宇宙飛行士は,自身と同じ色のゴールにしか入れず,また宇宙飛行士同士がぶつかると逆方向へ進んでいってしまうので,難度はグッと上がる。
また,矢印パネル以外にも障害物を消せるスイッチや,もうひとりの自分を作り出せるギミック「タイムジャンプ」など,かなり特殊かつ個性豊かな仕掛けも登場する。
とくにタイムジャンプは慣れるまでは使いどころが非常に難しいので,何度かトライして仕組みを体感しておくことが大事。ちなみにタイムジャンプ後は同じ宇宙飛行士がふたり存在することになるが,片方さえゴールできればOKだ。
時間操作のシステムがギミック的にあまり重要ではない,という点が若干もったいないと感じたが,堅実に遊べるパズルゲームといえる本作。パズル好きや,ちょっと変わったゲームがやりたい人はぜひとも遊んでみてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”も好き。
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(C) 2017 Loju
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