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AMD,第2世代EPYCに新製品を追加。動作クロックとキャッシュ容量が向上した高性能モデル
EPYC 7002シリーズは,開発コードネーム「Rome」と呼ばれる第2世代の製品で,Ryzen Desktop 3000シリーズと同じ「Zen 2」マイクロアーキテクチャのCPUコアを採用を採用する。AMDによると,今回の3製品はデータベースサーバや,HPC(high-performance computing)および,HCI(Hyper-Converged Infrastructure)といった用途向けに最適化したという。それに加えて,動作クロックやキャッシュメモリ容量の向上により,既存製品や競合製品よりも高い性能を備えるとのことだ。
ちなみにAMDは,「1コア当たりの性能が最も高いサーバ向けx86 CPUだ」とアピールする。その一方で,同じコア数のEPYC 7002シリーズ製品と比べて,価格が大きく値上がりしている。たとえば,24コア48スレッドの「EPYC 7402」は,発表時の価格が1783ドルだったのに対して,新製品の7F72は2450ドル(いずれも税別)という具合だ。
発表となった製品の概要と北米市場における1000個ロット時の価格は以下のとおり。
AMDのEPYC 7002製品情報ページ
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