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7型有機EL&Ryzen 7 8840U搭載の携帯型ゲームPCをZOTACが展示。国内発売も期待できそう
ZOTAC GAMING ZONEは,公称本体サイズが310(W)×135(D)×40(H)mmで,7インチサイズで,解像度1920×1080ドット,最大リフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイを搭載した,携帯型ゲームPCとしては少し大きめの製品だ。重量の表記はなかったが,持った感覚ではSteam Deckに近かったので,600g台後半から700g台といったところだろうか。
ディスプレイパネルの輝度は,800cd/m2と高い。これに加えて,有機ELらしく,映像の黒い部分が引き締まっているのがポイントだ。
ディスプレイの左右に備えたゲームパッドは,左右のアナログスティックとD-Pad,[A/B/X/Y]ボタンに加えて,トラックパッドを搭載している。レイアウトを含めて,このあたりもSteam Deckを意識しているのかもしれない。
アナログスティックの根本付近は,調整用ダイヤルになっており,これを回すことでスティックの精度を調整できるという。また,トリガーボタンの可動範囲も,2段階で設定できるそうだ。
アナログスティックの根本はダイヤルになっている |
背面のスイッチで,トリガーボタンの可動範囲を調整可能だ |
CPUの「Ryzen 7 8840U」は,2024年の携帯型ゲームPCでは主流のプロセッサである。ZOTACによると,他社製品での採用例が豊富なことに加えて,ZOTACの小型PCでもRyzen採用モデルをラインナップしており,ノウハウがあることからRyzenを選択したとのこと。
展示機のメインメモリ容量は16GB,内蔵ストレージ容量は512GBで,2024年の携帯型ゲームPCとしては,どちらも少なめ。より大容量のメインメモリと内蔵ストレージを搭載したモデルも用意してほしいところだ。
ブースの説明員によると,8月ごろの発売を見込んでいるそうで,展示機も最終製品に近いものと思われる。
日本市場での販売については,明らかになっていない。ただ,ZOTAC日本の公式Xが,「ZOTAC GAMING ZONE発表記念」と銘打ったキャンペーンを実施していることから,国内販売も期待できそうだ。
[ZOTAC GAMING ZONE]発表記念!
— ZOTAC日本 (@ZOTAC_JAPAN) June 4, 2024
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ZOTAC日本語公式Webサイト
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