エージェントの前日譚が描かれる，iOS向けパズルゲーム「FRAMED 2」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1453回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，コミック調のコマを入れ替えて，次に起こる出来事の順番を変えながら進む，iOS向けパズルゲーム「FRAMED 2」を紹介しよう。

アプリ価格は600円（税込）と値が張るが，価値は十分見合っている

「FRAMED 2」ダウンロードページ

　本作はコミック調のUIが特徴であった「FRAMED」（第707回の紹介記事はこちら）の続編であり，画面上に表示されるコマをスワイプで入れ替えながら攻略するゲームだ。物語は前作の前日譚にあたり，1つのカバンを運ぶエージェントと，彼に襲い掛かるさまざまなトラブルが描かれていく。

黒枠のコマをスワイプで入れ替えられる。まずは自由に配置してみよう

　コマは初期配置の状態だと，エージェントが床を踏み外したり，警察に捕まったりと，何らかのアクシデントが発生してゲームオーバーになる。そこでプレイヤーは“コマをアクシデントが起きないように入れ替え”，エージェントの物語を安全に進めていくのだ。

ゲームオーバーになってもすぐにリトライできるので，コマの入れ替えは何度でも試せる

　コマはただ前後を入れ替えるだけでなく，回転させたり，暗号を解いたりと，さまざまな対応が求められる。また，1度使用したコマを再活用するなど，柔軟な発想も大切だ。手当たり次第に試すよりも，じっくりと考えて構成していこう。

キャラクターは白と黒のシルエットで表示される。カラフルな背景に溶け込むスタイリッシュさにも注目だ

　「FRAMED 2」では斬新なアイデアとセンス溢れるゲーム性はそのままに，新たな謎解きが立ちふさがる。テキストのないストーリーの内容を想像しながら進めていくのも楽しみの1つなので，パズル好きのみならず，万人に勧めたい1作だ。

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」記事一覧