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「MONSTER HUNTER: WORLD」最速ハンターを決める「狩王決定戦 2018 決勝大会」レポート。歴代狩王がチームを組んだAGentが優勝を飾る
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印刷2018/07/17 21:40

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「MONSTER HUNTER: WORLD」最速ハンターを決める「狩王決定戦 2018 決勝大会」レポート。歴代狩王がチームを組んだAGentが優勝を飾る

 2018年7月15日に幕張メッセにて,「MONSTER HUNTER: WORLD」の公式大会「狩王決定戦 2018」の決勝大会が開催された。全国7都市で実施された地区予選大会を勝ち抜いた名うてのハンターたちがそろい,その腕を競い合った大会の模様をお届けする。

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 なお,大会の模様は各配信サイトでアーカイブが残っているので,動画で動きを確認したいという人はこちらも合わせてチェックしておこう。

YouTube:
https://youtu.be/x5MS20KTarE

Twitch:
https://www.twitch.tv/videos/284810305

 狩王決定戦は,モンスターハンターシリーズにおける狩猟最速ハンターを決める公式全国大会だ。2人1組のチームで定められたモンスターの討伐タイムを競うルールとなっており,今年は地区予選を勝ち抜いた19チームと,当日最終予選を勝ち抜いた2チームの計21組が決勝大会に参加し,日ごろから磨き続けた腕前を披露した。

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 決勝大会の1回戦はイビルジョー1頭の討伐タイムアタックで実施された。大会ではそれぞれ使用できる武器がプリセットされており,そのなかから武器を選んで使用するのだが,1回戦で多く見られたのは,双剣とライトボウガンという組み合わせ。ライトボウガンがイビルジョーの足を止めて,双剣が高ダメージをたたき出すといった戦術を取っているチームが多く見受けられた。
 準決勝に進出できるのは,21チーム中上位4チームのみということで,参加した多くのチームが練習にもっとも時間を割いたと語っていた1回戦だったが,勝ち残ったのは以下の4チームとなった。

順位 チーム名 クリアタイム
1位 導きのK.R 1:34:43
2位 AGent 1:38:23
3位 タレメ10years 1:38:40
4位 ハーゲンキャッツ 1:42:58

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左から
ハーゲンキャッツ:mono選手
ハーゲンキャッツ:☆黒猫☆選手
タレメ10years:ダイ選手
タレメ10years:太郎選手
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左から
AGent:George選手
AGent:ああああ選手
導きのK.R:KIRA選手
導きのK.R:あっとロア選手
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 21チームから4チームにまで絞られた準決勝では,ドスジャグラス,アンジャナフ,リオレウスの3頭討伐クエストのタイムアタックで争われ,上位2チームが決勝戦へと進出する。これまでの狩王決定戦では,狩りのフィールドはすべて闘技場で行われてきたが,本クエストでは古代樹の森が狩りの舞台となった。
 参加選手からこれまで以上に練習が大変だったと語られていたクエストだったが,どのチームもフィールドに落ちているアイテムを有効に活用しつつ,さらに古代樹の森に生息する獣人テトルーの手助けやモンスター同士の縄張り争いといった本作ならではの狩りに役立つ要素を利用し,効率よくモンスターを討伐していたのが印象的だった。
 そんな準決勝で見せ場を作ったのはハーゲンキャッツチーム。アンジャナフとリオレウスを巧みに誘導し,大タル爆弾Gを同時に当てるなど,ほかのチームが見せなかった動きを披露し,準決勝の1位通過を決めた。

順位 チーム名 クリアタイム
1位 ハーゲンキャッツ 4:13:53
2位 AGent 4:37:50
3位 導きのK.R 4:46:68
4位 タレメ10years 8:23:73

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 ハーゲンキャッツとAGentの2チームで争われた決勝戦の狩猟内容は,テオ・テスカトル,クシャルダオラ,ネルギガンテの連続討伐クエストだ。選択武器は2チームともにスラッシュアックスと狩猟笛の組み合わせ。選択武器が同じということもあり,戦術も似通っており,スラッシュアックスがモンスターに乗っている間に,狩猟笛で攻撃力アップなどの強化をかけ,乗りの落下後に2人同時にモンスターの頭に攻撃をたたみかけて,めまいなどでダウンを取っていくというスタイルとなっていた。
 これまでの狩猟同様にひとつのミスが大きな時間ロスになる状況で,完ぺきともいえる動きを見せたのはAGentチームの2人。3頭の古龍にほぼ何もさせない見事な狩りを見せ,見事,MONSTER HUNTER: WORLDにおける“狩王”の称号を手にした。

順位 チーム名 クリアタイム
優勝 AGent 4:52:55
2位 ハーゲンキャッツ 5:23:40

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狩王決定戦 2018優勝 AGentチームインタビュー


George選手(写真左・スラッシュアックス)
ああああ選手(写真右・狩猟笛)
画像集 No.022のサムネイル画像 / 「MONSTER HUNTER: WORLD」最速ハンターを決める「狩王決定戦 2018 決勝大会」レポート。歴代狩王がチームを組んだAGentが優勝を飾る

――優勝おめでとうございます。今大会は優勝する気マンマンといった感じでしたね。

ああああ選手:
 もちろん,そのために今回チームを組みましたから(笑)。

George選手:
 優勝できなかったら恥ずかしいって,東京大会でも言いましたしね。

※AGentは過去の狩王決定戦の優勝者同士が組んだ大本命のチーム

――大会は1回戦,準決勝と2位続きからの優勝でした。

George選手:
 最後がきれいにまとまったら,それでいいんじゃないですかね(笑)。

――決勝クエストは完ぺきなプレイに見えました。

ああああ選手:
 ネルギガンテが80点くらいでしたが,クシャルダオラはもう100点のプレイができました。

George選手:
 あれはもう文句ないよね。完ぺきでした。

――討伐後にああああ選手がガッツポーズを見せていましたが,あれは勝利の確信があったからでしょうか。

ああああ選手:
 あれはやりたいことをやれたなって気持ちでした。

George選手:
 決勝まではミスもあったのですが,決勝は大きなミスもなくプレイできたので,そういう意味のガッツポーズです。

――準決勝の古代樹の森は異例の通常フィールドでしたが,発表されたときの感想はいかがでしたか。

ああああ選手:
 これはやばいぞと(笑)。

George選手:
 1回戦のイビルジョーに6割〜7割くらい時間を割く予定だったんですが,かなり古代樹の森に時間を割くことになりました。

――練習のベストタイムはどれくらいでしたか。

George選手:
 3分59秒くらいでしたね。準決勝は自分が結構ミスをしちゃって……。

ああああ選手:
 失敗すると思わなかったんですけどね(笑)。

――1回戦のイビルジョーはどうでしたか。

ああああ選手:
 100点とは言えないですね。ちょっと失敗したなぁって。

George選手:
 作戦の流れはできていたんですけど,弱点に当てる精度の問題でダメージが出なくて、最後終わらなくて少し焦りましたね。

――今回,これ以上にない結果を残せたわけですが,次回大会が開催される場合は同じチームで参戦するのでしょうか。

ああああ選手:
 固定の相方が基本いるんですよね。

George選手:
 今回は相方が出場しなかったので,相方探しをしてああああ君を捕まえたんですよ。だからそれ次第ですかね。

――最後に優勝した感想をお願いします。

George選手:
 ここまで優勝するために練習してきて,それが叶って本当にうれしいです。気持ちよかったです!

ああああ選手:
 決勝のクエストがうまくいったので,それが本当によかったです。去年の決勝戦がかなりグダグダで,それでもなんとか優勝できたって内容だったので,最後にうまくやれてよかったです。


開発陣インタビュー


藤岡 要氏(写真左)
辻本良三氏(写真中央)
徳田優也氏(写真右)
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――大盛況のイベントとなりましたが,感想はいかがでしょうか。

辻本良三氏(以下,辻本氏):
 久々に大きな会場で感謝祭を開催させていただきました。据え置き機でこういったイベントは久々ですので,どれくらいの人が集まってくれるのかなって気持ちもありましたが,ふたを開けてみたら多くのハンターさんが駆けつけてくれて,本当にいいイベントになって,うれしく思います。

――吉田直樹氏とのコラボステージもかなり盛り上がっていました。

藤岡 要氏(以下,藤岡氏):
 話し足りないくらいでしたね(笑)。

辻本氏:
 無理やり終わらせましたからね。あのままだとステージが終わらないので(笑)。

――見事ベヒーモスを討伐しましたね。

徳田優也氏(以下,徳田氏):
 いけましたねぇ。成し遂げた感が半端なかったです。最後プロデューサー2人が逃げ回るっていう(笑)。

藤岡氏:
 いいプレゼンができたかなって思います。

――狩王決定戦ではどのチームも見事な動きを披露していました。

徳田氏:
 準決勝が古代樹の森がフィールドだったので,どう料理してくれるかなって期待半分心配半分だったんですけど,こちらの想定以上のプレイを見せてくれたので,大満足でしたね。

藤岡氏:
 プレイの幅を持たせられるようにデザインしているんですけど,そこにしっかりと付き合ってくれた選手には感謝です。

――今後大会があるとしたら,今回のように通常フィールドが採用されるということはあるのでしょうか。

徳田氏:
 タイトルのコンセプトによると思います。本作の場合は,フィールドの生態系を使った狩りの面白味というコンセプトがあるので,それを体感させたいがために採用させていただきました。今後のタイトル次第になるのかなと思います。
 本当に作るのは大変なんですけどね(笑)。特殊仕様ばかりなので,現場からは「本当にやるんですか?」って何度も言われました。それでも絶対盛り上がるからやろうと。

藤岡氏:
 今回で現場に言いやすくなりましたね(笑)。

――今世界中で狩王決定戦が開催されていますが,今後各国の1位を集めた世界大会を開催する計画などはあるのでしょうか。

辻本氏:
 ワールドワイドの大会をやりたいという気持ちは正直あります。ただこちらもしっかりと準備をして大会運営をしないと,プレイヤーに失礼ですよね。今はできるかどうかという部分を手探りでやっています。アジア大会を開催していますが,まずはそこから始めていって,各国のレギュレーションを定めたり,運営をできる体制を作って,最終的にはワールドワイドで大会をしたいなと思っています。

――8月2日に解禁となる「ファイナルファンタジーXIV」コラボについてひと言お願いします。

辻本氏:
 本作から物の後ろに隠れたりできるようになって,戦略的に使えるのですが,シリーズのプレイヤーはまだそれに慣れていない人も多いと思うんです。そういった人にぜひプレイヤー同士で広めていってもらって,みんなの力を合わせてベヒーモス討伐を目指してほしいなと思います。

徳田氏:
 集会エリアで事前に作戦を練ったり,クエスト後に反省会をしたりして,クリアを目指してもらえたらうれしいですね。

藤岡氏:
 お互いをフォローし合う形で作戦を練らないとプレイが安定しないと思います。なんとなくでプレイすると失敗してしまうと思うので,気を付けてください。

辻本氏:
 仲間へのサインとかけっこう知らない人もいると思いますけど,うまく活用してほしいですね。

――最後にモンハンシリーズのファンに向けてメッセージをお願いします。

辻本氏:
 今日のイベントは配信もされていますので,来れなかった人は動画でぜひ見ていただければと思います。モンハンはアクションゲームであって,対戦ゲームではないのですが,狩王決定戦のような大会を開くことで,アクションの立ち回りなどゲームの可能性をプレイヤーの人がどんどん広げていってくれるんですよね。
 ぼくはいつも言っていますが,狩王決定戦はプレイヤーが主人公の大会であり,イベントです。まだ見ていない人もぜひ動画で振り返ってもらって,モンハンというアクションゲームに対するプレイヤーの可能性を感じてもらえればと思います。

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