イベント
冰龍「イヴェルカーナ」に挑戦。「MONSTER HUNTER WORLD:ICEBORNE」のプレス体験会をレポート
本体験会では,6月下旬から7月初めにかけて行われたベータテストや,一般向け体験会でプレイできた「森の大食漢 ドスジャグラス」(初級者向けクエスト),「猛牛竜バフバロの狩猟」(中級者向けクエスト),「縦横無尽のティガレックス」(上級者向けクエスト)の3つに加え,“超上級者向け”と銘打った「ICEBORNE」のメインモンスター,冰龍「イヴェルカーナ」の討伐クエスト「凜冽のイヴェルカーナ」を体験できた。
本稿では,このイヴェルカーナ討伐クエストについてレポートしていこう。
イヴェルカーナは,「ICEBORNE」の新フィールド「渡りの凍て地」に棲息する古龍種のモンスターで,氷属性の攻撃を繰り出してくる。ただし,今回のクエストの舞台となったのは,おなじみの「龍結晶の地」。クエストの制限時間は15分で,同行した編集者と2人でチャレンジした。
イヴェルカーナの攻撃は,実に多彩。突進などの基本的なものはもちろんだが,やはり氷属性の攻撃が印象的だ。その1つが冷気ブレスで,直線状に放つタイプと,横になぎ払うタイプがある。さらに,イヴェルカーナは,常に“冷気”のようなものを地表にまき散らしているのだが,その冷気にブレスが着弾すると,氷柱の壁を作り出すのだ。
この壁はイヴェルカーナにハンターを近づけないための障害物として機能するほか,遠距離武器も通さない。一方で,イヴェルカーナのブレスは氷柱の壁を貫通してハンターに届くため,ハンターは非常にやり辛くなる。この氷柱の壁は一定時間経過するなどしないと消えないので,うっかり壁と壁の間に入ってしまうと厄介である。
またブレスを地面に吐き,氷柱を作り出す攻撃もある。今回確認できたのは,イヴェルカーナの前方に複数の氷柱を作るケースと,空中から直下の地面にブレスを吐き,円上に複数の氷柱を作り出すケースだ。これらの氷柱は,ブレスによって作られる壁とは違ってすぐに崩れ,当たったハンターはダメージを負う。さらに上空から氷の塊を降らせる攻撃も確認できた。
さらにこれらの氷属性攻撃を食らうと,当然ながらハンターは氷属性やられとなり,行動によるスタミナの消費量が上昇してしまう。とくにイヴェルカーナはフィールドを縦横無尽に移動するので,スタミナ管理は1つのキーとなるだろう。「ウチケシの実」を用意するなど,対策は万全にしておきたい。
そのほか,二股に割れた尻尾を使い,地上でイヴェルカーナの左側を突き刺しつつ,そのまま右回りに旋回する攻撃や,空中で尻尾を前方に突き出す攻撃などが確認できた。
イヴェルカーナは暴れ回るタイプのモンスターで,ほとんど隙が少なく,待っているだけではなかなか攻撃チャンスが訪れない。つまり,こちらから攻撃チャンスを作る必要があるというわけだ。従来どおり麻痺状態にする,攻撃や地形ギミックを活用して転倒させるといった拘束手段もあるが,イヴェルカーナを攻略するうえでは,やはり「ICEBORNE」で初登場となる新アクション「クラッチクロー」がキーになるというのが筆者の感触である。
既報のとおり,クラッチクローは中距離からモンスターにしがみつける新アクションだ。しがみついている間はスタミナを消費するが,その後に攻撃を加えてモンスターの肉質を柔らかくしたり,モンスターの向きを変えたりといった,新しい立ち回りが可能となる。
さらには,モンスターの頭部にしがみつき,スリンガーを全弾発射するとモンスターを吹っ飛ばすことができるのだが,このときモンスターを壁にぶつけることができれば転倒させられる。クラッチクローを自在に操り,この一連の流れを難なく再現できるようになれば,イヴェルカーナも怖くない……はずだが,今回の短いプレイ時間ではそこまで至らず,3回チャレンジしてすべて時間切れという結果となった。「ICEBORNE」がリリースされた暁には,クラッチクローの使い方を会得して,イヴェルカーナにぜひリベンジを果たしたいところだ。
「MONSTER HUNTER: WORLD」公式サイト
- 関連タイトル:
MONSTER HUNTER: WORLD
- 関連タイトル:
MONSTER HUNTER: WORLD
- この記事のURL:
キーワード
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. 2018 ALL RIGHTS RESERVED.
- モンスターハンター:ワールド (【数量限定特典】防具「オリジンシリーズ」と「追い風の護石」が手に入るプロダクトコード 同梱)
- ビデオゲーム
- 発売日:2018/01/26
- 価格:¥2,980円(Amazon) / 3383円(Yahoo)