崩壊した精神世界を探索する「トランスファレンス」が本日リリース。ローンチトレイラーが公開

　ユービーアイソフトは本日（2018年11月1日），VR対応の新作ソフト「トランスファレンス」を発売し，ローンチトレイラーを公開した。価格は4800円（税別）で，対応機種はPCおよびPlayStation 4，Xbox One。サポートするVRデバイスはOculus VRの「Rift」とHTCの「Vive」，そしてPlayStation VRとなっており，コントローラとしてOculus Touch，HTC Viveコントローラの使用が可能だ。
　VR対応デバイスがなくてもプレイできるが，使用することでより高い没入感が得られるとのこと。

「トランスファレンス」公式サイト

　「トランスファレンス」は，ハリウッドスターのイライジャ・ウッドさんらが設立した映画プロダクション，SpectreVisionとUbisoft Entertainmentのモントリオールスタジオが共同で開発したゲームで，ゲームの舞台となるのは，マッドサイエンティストのレイモンド・ヘイズが，彼の妻キャサリンと息子ベンジャミンの脳内データを収集して作り上げた世界だ。しかし，この世界は不完全で錯乱しており，またこの実験のあと，一家は姿を消してしまう。


　プレイヤーは，3人の視点を行き来しながら，部屋に残されたヒントを探し，パズルを解き，崩壊した家族の心の謎を解き明かしていく……ということらしいのだが，正直なところ，どのような物語が展開するのか想像もつかない。ハリウッドのプロダクションと組んだというだけあって，グラフィックスはかなり凝ったものになっており，俳優達の演技にも期待が持てそうだ。プレイするというより，ホラーの世界を体験するというゲームになっているようで，ぜひVRデバイスを装着して挑んでみたい。詳しくは，以下のリリースを参照してほしい。

『トランスファレンス』
本日発売！
ローンチトレーラー公開！

　ユービーアイソフト株式会社（東京都渋谷区／代表取締役社長スティーヴ・ミラー）は、サイコスリラー×謎解きゲーム『トランスファレンス』が本日発売を迎えたことを発表いたします。
　発売日の本日、ローンチトレーラーを1本公開いたします。

　VRで表現された、錯乱した精神世界からの脱出を想像してみてください。
　トランスファレンスのミステリアスな雰囲気は各プラットフォームで体験することができます。しかし更なる没入感をお望みであれば、対応するVR機器を使用することで、よりエモーショナルな緊迫感を体感することができるでしょう。本作ではPlayStation®VR、Oculus RiftとHTC ViveでVR機能を使って遊ぶことができます。Oculus TouchとHTC Viveコントローラーを使うことで自分自身の手でゲームの世界を操作してください。各プラットフォームにおいてカスタマイズ可能な操作によって、自分好みのプレイスタイルを楽しんでください。


VRで表現された、錯乱した精神世界からの脱出を想像してみてください。
トランスファレンスでは、一人称視点の脱出ゲームを、戦慄が走る新たな次元へと到達させました。
プレイヤーは、ある問題を抱えた科学者の脳内データから形成された、彼の家族に関する壊れたデジタルシミュレーションに付き合わされることになります。そして3人家族の3つの視点を行き来しながら、このショッキングなサイコスリラーに隠された謎を解き明かします。
トランスファレンスはSpectreVisionとUbisoft Montrealのコラボレーションによる作品で、映画とゲームの間のギャップを埋めるべく開発された野心的な作品です。


映画のように感じ、ゲームのように遊べるスリラー
トランスファレンスでプレイヤーが体験するのは、ハリウッドとゲームの融合が生み出したストーリー、そして、実写が織り交ぜられたサスペンス映画調のサイコスリラーの世界観を持つ脱出ゲームです。この世界に入り込んだプレイヤーは、コントローラーを置いた後にも、この世界で触れた感情を忘れられないでしょう。

複数の視点から謎を解き明かす
トランスファレンスの世界は、問題を抱えた才能溢れる科学者、レイモンド・ヘイズが作った壊れたデジタルシミュレーション。レイモンドと彼の妻キャサリン、息子ベンジャミンの脳内データを収集して作られた世界なのです。この3人の視点を行き来しながらそれぞれの持つ謎を解き明かし、分断された家族を再生することが目的です。そのためには部屋に残されたヒントを探し出し、パズルを解き、崩壊した家族の心の謎を解き明かさなければなりません。

あなたの目を通した、あなた自身の体験
一人称視点で展開するこのミステリーでは、あなた自身が仕切られた壁越しに語られる家族の物語を調査します。これはRPGではありません。レイモンドの実験を自身で追体験し、様々な出来事を自分で解釈していく必要があります。