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「FFXV」ベンチマークのDeep Learning Super Sampling対応版が登場。DLSSによる映像品質とパフォーマンスの向上を確認できる仕様に
DLSSは,「Turing」アーキテクチャベースとなるGeForce RTX 20シリーズの搭載した「Tensor Core」によって実現される機能である。「DLSSのアンチエイリアシングを使うとGeForce RTX 20の性能はすごい」とNVIDIAがアピールしていたことを覚えている人もいるだろう(関連記事)。FFXVベンチマークでDLSSの恩恵受けるには,GeForce RTX 2070,2080,2080 TiいずれかのGPUを搭載したグラフィックスカードが必要となる。
ベンチマークソフトのリリースに合わせて北米時間11月14日にNVIDIAがポストしたGeForce公式Blogの記事(関連リンク)によれば,DLSSを有効化したFFXVベンチマークでは,グラフィックスのディテールがより鮮明となり,エイリアシングは減少し,ティザリングはほぼ無くなり,ゴーストは発生しないという。
加えて,DLSSを有効にすると,最大で89%のパフォーマンス向上を得られるともしている。具体的には,「Pascal」アーキテクチャベースであるGeForce GTX 10シリーズのグラフィックスカードと比較して,4K解像度でのフレームレート(※)が最大で2倍増加するそうだ。
※NVIDIAはフレームレートの計測に関して,MSIの「Afterburner」または定番キャプチャソフト「Fraps」の使用を推奨している
DLSSのメリットは享受できないが,GeForce RTX 20シリーズでないグラフィックスカードでも最新のFFXVベンチマークは実行可能。
とはいえ「DLSSのデモ」としての向きの強いバージョンなので,GeForce RTX 20シリーズのユーザーはぜひ試して,DLSSの恩恵がどの程度のものなのかを手元で確認してみるといいだろう。
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