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「『北斗が如く×DAM★とも』あべしオーディション 記者発表会」レポート。ケンドーコバヤシさんと鈴木奈々さんが,情感豊かに断末魔を披露
「北斗が如く」公式サイト
「あべしオーディション」公式サイト
「北斗が如く」は,「龍が如く」と人気漫画の「北斗の拳」がコラボしたアクションアドベンチャーだ。「北斗の拳」の世界をベースにしたオリジナルストーリーが描かれ,発売は2018年3月8日が予定されている。今回のイベントは,敵キャラクターの断末魔の叫びを募集する「あべしオーディション」を紹介するもので,ゲストとしてタレントのケンドーコバヤシさんと鈴木奈々さんが登場した。
まずは「北斗が如く」で総合監督を務める名越稔洋氏と,ゼネラルプロデューサーの佐藤大輔氏,そして第一興商の専務取締役である村井裕一氏が登壇した。名越氏による「北斗が如く」の概要に説明が行われたあと,「あべしオーディション」の詳細が説明された(関連記事)。
ゼネラルプロデューサー佐藤大輔氏 |
第一興商の専務取締役,村井裕一氏 |
説明によると,オーディションは第一興商が運営するサービス「DAM★とも」の動画・録音機能を利用して実施され,応募には「DAM★とも」への会員登録が必要だ。店舗のデンモクで「DAM★とも」にログインし,画面に表示される指示に従うだけで,簡単に応募することができるという。
また,オーディションで使用される動画は,第一興商が提供しているPlayStation4用ストリーミングカラオケサービス「カラオケ@DAM」でも配信されており,それを使ってオーディションの練習が行える。応募期間は,2017年12月18日から2018年1月14日までとなっている。
今回のオーディションについて佐藤氏は,「本作を発売するにあたって,ユーザーの皆さんと一緒に盛り上がれる施策を考えていたところ,断末魔ボイスを一般募集したら面白いのではというアイデアが出ました。そこで第一興商さんに相談をしたところ,こういった形になりました」とコメント。採用する断末魔ボイスの上限などは今のところ設けていないそうで,今回のオーディションが好評な場合,第2弾,第3弾のオーディションを開催する考えだという。
続いては,ゲストのケンドーコバヤシさんと鈴木奈々さんが登壇し,「北斗の拳」に関するトークを行った。
「北斗の拳」は少年時代から読み込んでいると語り,作品に関するさまざまなネタを面白く述べたケンドーコバヤシさん。一方の鈴木さんは,「北斗の拳」にはあまり詳しくないとのこと。「主人公であるケンシロウは知っていますが,“断末魔”がなんなのかもよく分かっていない」と語る鈴木さんに対して,ケンドーコバヤシさんが「北斗の拳」に関するクイズ問題を出題したところ,残念ながらすべて不正解という結果に。
しかしケンドーコバヤシさんがコミカルに紹介した作中のエピソードに鈴木さんは笑顔を浮かべ,「ちょっと興味が出てきました」と述べた。
オーディションについてケンドーコバヤシさんは,「『北斗の拳』の物語全般を彩っているのは,雑魚敵の死にざまですからね。断末魔の叫びが一番大事かもしれない。いいオーディションだと思います」とコメント。応募する際の心構えについては,「アニメ版の『北斗の拳』は子供も見ているので,断末魔の声を叫ぶときは体が光っているんです。だからキラリと光る,シャイニングな断末魔をしていただけたらと思います」と語るなど,コメントの端々から「北斗の拳」に対する愛が感じられた。
イベント後,ケンドーコバヤシさんと鈴木さんにメディア合同で話を聞くことができた。その模様をお伝えして,本稿の締めくくりとしたい。
ケンドーコバヤシさんと鈴木奈々さんへのミニインタビュー
――今回の断末魔は,うまくいきましたか。
ケンドーコバヤシさん:
思ったよりも感情が乗りましたね。僕は本職が役者で,芸人は旦那に内緒の危険なアルバイトですから(笑),自己採点は厳しくいくほうなんですが,今回は100点ですね。
鈴木奈々さん(以下,鈴木さん):
ケンコバさんのいないところで,もう1回リベンジしたいです(苦笑)。旦那と一緒にDAMに行って,2人で「あべしオーディション」を受けたいと思います。
――「北斗の拳」で印象に残っているシーンを1つ挙げるとすれば,なんですか。
ケンドーコバヤシさん:
作中で,もみ殻を守るために命を落としたおじいさんがいるんですが,そのもみ殻をケンシロウが墓石にぶちまけるシーンがあるんです。感動的なシーンなんですが,よく考えると,命よりも大事にしたもみ殻を墓場に捨てるってすごいなと感じました。
――最後にメッセージをお願いします。
鈴木さん:
皆さん,「あべしオーディション」に参加してみてください。挑戦してみてね!
――ありがとうございました。
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