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ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS公式サイトへ
  • KONAMI
  • Cygames
  • 発売日:2018/09/06
  • 価格:通常版:4980円+税
    限定版:8980円+税
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印刷2018/05/15 18:00

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近日配信「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS」PS4向け体験版を先行プレイ。臨場感あるアクションが4KグラフィックスとVRで楽しめる

 KONAMIは,2018年9月に発売を予定しているハイスピードロボットアクションゲーム「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS : M∀RS」PC / PlayStation 4。以下,「ANUBIS M∀RS」)のPS4向け体験版を,近日配信する予定だ。

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 2001年にゲーム第1作となるPS2用ソフト「ZONE OF THE ENDERS Z.O.E」(以下,「Z.O.E」)が発売され,異なる主人公の物語を描いた外伝ゲームや,過去の出来事を綴ったアニメーション作品といったさまざまな展開を見せてきた「Z.O.E」シリーズ。
 第1作「Z.O.E」の続編として2003年に登場した「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS」(以下,「ANUBIS」)をオリジナルとする「ANUBIS M∀RS」は,2012年に発売されたHDリマスター作品「ZONE OF THE ENDERS HD EDITION」PS3 / Xbox 360。以下,「Z.O.E HD EDITION」)に収録されている「ANUBIS」を経て,4K解像度およびVRに対応したリマスター版だ。
 今回,体験版を先行してプレイする機会を得たので,そのプレイレポートをお届けしていこう。

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4Kグラフィックスで表現されたジェフティに搭乗

高画質化で臨場感や没入感がより高まった


 「オービタルフレーム」と呼ばれる人間型戦闘ロボットの「アヌビス」「ジェフティ」を巡って繰り広げられる戦いとその物語が描かれた「Z.O.E」。その続編となる「ANUBIS」では,木星の衛星カリストで採掘作業をしていた元軍人のディンゴ・イーグリットが,偶然発見したジェフティに乗り込むところから物語が展開する。
 主人公となるディンゴがジェフティに搭乗した直後からゲームが始まる体験版では,敵となるバフラム軍との戦闘が,雪渓のステージ敵戦艦内のステージで体験できる。多数で襲い掛かってくる無人戦闘機「モスキート」を,複数の敵をロックオンして攻撃できるホーミングレーザーで一網打尽にし,無人オービタルフレーム「ラプター」は,射撃と近接でのブレード攻撃で撃破していこう。

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 「ANUBIS」の大きな特徴と言えば,超高速で展開するアクションだろう。「ANUBIS M∀RS」では,このアクションに関する操作性のチューニングも行われていた。PS2版を踏襲した「CLASSIC」設定のほか,[□]での攻撃,[△]と[×]での上昇下降,[○]での掴みといった基本操作はそのままに,よく使用することになるガードとダッシュ/バーストをそれぞれ[L1]と[R1]に,そして掴みと同じボタン配置だったサブウェポンを[R2]に独立させて配置した「PRO」設定が用意されている。

 筆者はPS2版と,「HD EDITION」のPS3版で「ANUBIS」をプレイしてきたが,しばらく「ANUBIS」を遊んでいなかったというのもあって,この「PRO」設定のほうがプレイしやすいように感じた。
 未プレイの人はもちろん,久しぶりにプレイする人は操作に戸惑う部分があるかもしれないが,ジェフティのAIである「ADA」(エイダ)の声に耳を傾けながら戦闘をこなすことで,基本的な操作を掴むことができるだろう。

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 もうひとつの特徴は,「ZOEシェーダー」という独特のビジュアル表現によるグラフィックスだ。ベースとなっているPS3版の時点で720pの高解像度化が行われているが,「ANUBIS M∀RS」ではさらに4K解像度にも対応。PS4 Proがあれば,これまでで最高のグラフィックスでゲームを楽しめるようになっている。
 実際にPS4 Proを使用し,4K解像度でゲームをプレイしてみると,ジェフティやラプターといったメカのテクスチャで,機体の書き文字がしっかり読めるようになるほど,パキッとしたものとなった印象だ。背景も細部までクッキリ描かれており,とくに雪渓のステージはその奥行きが感じられるものとなっていた。
 公式サイトでは,PS2版,PS3版,「ANUBIS M∀RS」という3タイトルのグラフィックス比較映像が公開されているが(関連記事),PS4 Proを持っている人は実際にその目で確認してほしい。

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 ゲームの臨場感や作品世界への没入感を高めてくれるサウンドは,力強さと動きのある表現が可能となるDolby Atmos(ドルビーアトモス)を採用。次世代サラウンドフォーマットに準拠したリマスタリングが行われている。気になる人は,自慢のスピーカーシステムやヘッドホンで,一新されたサウンドを確かめてみよう。

※Dolby Atmos対応はPC版およびPS4限定版特典ディスクのみ。PS4版は未対応

 体験版でプレイ可能な範囲は,オービタルフレームの「ネフティス」と遭遇するところまで。ゲームファンには有名な,ケン・マリネリス名(迷?)セリフも飛び出す「アージェイト」戦も体験できるので,アクションやグラフィックス,サウンドはもちろん,その世界観や登場人物,ドラマ性の高い物語に触れておこう。

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コクピット視点でジェフティを操作できるVRモード

スピード感はそのままに,臨場感あるバトルが楽しめる


 新たに追加されたVRモードもプレイしたので,こちらも紹介しよう。これはPlayStation VRで本作をプレイすると,通常の三人称視点ではなく,ランナー(搭乗者)が乗るコクピット視点でジェフティが操作できるというもの。攻撃を放つジェフティの腕が間近に見えたり,接近戦を仕掛ける敵機が迫ってきたりと,その臨場感は非常に高く,実際に自分が操縦している感覚が味わえる。体験版では,通常モードのプレイと同じく,ジェフティに乗り込むところから「ネフティス」との遭遇までがプレイ可能だ。

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 オリジナル版のプレイヤーであれば,「上下左右に動き回るゲームだから,コクピット視点だと機体がどこを向いているのか分からなくなるのでは?」と思うかもしれない。しかしこのあたりも考えられており,画面右側に機体がワイヤーフレームで表示され,現在の状態が分かるようになっている。また,下を向くとランナーであるディンゴの足が見えるので,上下の距離感も確認可能だ。

 体験版をプレイしたかぎりでは,視点以外はそれほど変わった部分がなく,機体も通常モードの延長という感覚で操作できた。カメラ操作の代わりにプレイヤー自身が周囲を確認することが,VRモードをプレイするうえで重要となりそうだ。
 また,ハイスピードで機体が動き回るそのスピード感は保たれながらも,視点がめまぐるしく変わるという部分は抑えられている印象で,筆者は酔いをあまり感じることはなくスピード感あるバトルを楽しめた。
 ただ,VR向けに調整されているとはいえ,動きの激しいアクションゲームではあるので,人によっては気分が悪くなることもあるかもしれない。この体験版では,広々とした場所で遠くを見渡せる雪渓のステージと,狭い空間で比較的近くの敵の動きを見ることになる戦艦のステージという2つのパターンが確認できるので,PS VRを持っている人は自分に合っているかどうか試してみると良いだろう。

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 9月の「ANUBIS M∀RS」発売までまだしばらくあるので,この体験版で気に入ったという人は,発売までに4Kでのプレイ環境を整えるのもいいかもしれない。第1作「Z.O.E」の物語が気になるという人は,「Z.O.E HD EDITION」をプレイしてみるといいだろう。
 筆者は「Z.O.E HD EDITION」を6年前に購入して以来,久しぶりに「ANUBIS」をプレイしたが,ゲームシステムや演出のクオリティの高さは,いまも色あせていないと感じた。とくにその魅力を再確認できたのが,味のあるメカの描写だ。オービタルフレームはもちろん,LEVと呼ばれる下位の機体全般が,ハイクオリティのグラフィックスで動き回る姿はたまらないものがある。「ファントマ」や「ビックバイパー」,そして「アヌビス」に再会できる日が待ち遠しい。

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「ANUBIS ZONE OF THE ENDERS:M∀RS」公式サイト

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