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[EVO Japan]日本には素晴らしい若手選手がたくさんいる――「ストリートファイターV アーケードエディション」部門優勝,Infiltration選手合同インタビュー
3日間にわたって開催されたEVO Japanの最後の締めくくる同部門では,香港の強豪Humanbomb選手やウメハラ選手,そして若手のホープである竹内ジョン選手と熾烈な戦いを繰り広げたInfiltration選手。とくに竹内ジョン選手とは,Winner'sで一度敗れてからの復活劇で,ラウンドリセットからの優勝という大激戦を繰り広げた。その心境はいかなるものか,イベント終了後に語ってもらった。
なお,本インタビューは決勝直後に行われたメディア合同インタビューとなっている。時間も限られた中のインタビューであることをお断りしておく。
[EVO Japan]「ストリートファイターV AE」部門,優勝は韓国のInfiltration選手。ウメハラ選手,竹内ジョン選手のBeast2人を下す
――優勝おめでとうございます。今の気持ちを聞かせてください。
Infiltration選手:
ありがとうございます。今回は優勝は絶対ないだろうと思っていたんですが,それを裏切るような結果になって,ほんとうに嬉しく思っています。
――優勝するまでで,一番印象に残っている試合というと,どれになるでしょうか。
Infiltration選手:
Loser'sでときど選手とウメハラ選手が見せた,まるでストリートファイターシリーズの伝統を見たかのような,クラシックな弾打ち勝負が印象深かったですね。そして自分が戦った中では,最後まで優勝を争った竹内ジョン選手が,一番厳しい相手でした。
――今回は日本で開催される初めてのEVOだったわけですが,参加してみていかがでしたか。
Infiltration選手:
これまでEVOは韓国から遠い場所で行われていたので,気軽に参加するのは難しい側面がありました。それが今回,EVO Japanとして初めてアジア地域で開催されたことで,これまでよりも気軽に,また試合に臨むにあたって,万全に準備を整えて参加できました。今回の優勝には,そうした要因もあったように思います。
――本家EVOと比べると,今回のEVO Japanはどんな違いがあったでしょうか。
Infiltration選手:
今まで参加してきたラスベガスのEVOと比べると,まず季節が違うのが大きいですね。冬に行われたので外は寒い半面,中はとても暑くて,戸惑う部分がありました。それと日本での開催なので,スタッフももちろん日本語で対応するわけですが,海外の選手の中には日本語が分からない人が少なくありません。なので,英語がしゃべれるスタッフが増えたらいいと感じました。
もちろん,初開催であれば足りないところは出てくるものなので,それを踏まえて次を考えていけば,もっと良い大会になると思います。
――決勝トーナメントでは,8名のうち6名が日本人選手でした。その中からライバルを一人挙げるとすると,誰になるでしょうか。
Infiltration選手:
皆さんとても個性が強くて手強い相手なので,一人を選択するのは難しいですね。今回感じたのは,若手にも素晴らしい選手がたくさんいるということ。彼らは今後,さらに手強い相手になってくることでしょう。自分もそうした日本のプレイヤーを見習いながら,精進していこうと感じました。
――今後は韓国からも,若手の強豪選手が現れる可能性はありますか。
Infiltration選手:
韓国はコンソールゲームも人気ではありますが,マーケットとしてはPCゲームのほうが大きく,格闘ゲーマーがなかなか育ちにくい環境にあります。一方日本には,大きな企業がスポンサードする今回のような大会がありますし,それに比べると韓国はまだまだ環境として十分ではありません。今後,韓国でもそうした部分に力を入れられるなら,新しい才能が出てくるのではないかと思います。
――ありがとうございました。
「ストリートファイターV アーケードエディション」公式サイト
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