プレイレポート
ポーカーの役を揃えて,ねらえ究極大召喚! 逆転要素山盛りの新作対戦カードゲーム「ウイニングハンド」プレイレポート
今回4Gamerでは,そんな本作を事前にプレイする機会を得た。本稿では,対戦における基本的なルールなどを中心に,実際に遊んでみてのインプレッションをお届けしていこう。
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逆転要素満載のターン制ガチバトル!
役を揃えて強力な“召喚獣”を呼び出そう
本作においては1人用のクエストと,プレイヤーとの対戦がメインコンテンツとなっている。どちらにせよ,ゲームの中心になるのはやはりカードバトルだ。
バトルは,マーク(ハート,ダイヤ,クラブ,スペード)と数字(A,2〜10,J,Q,K)に加えて,さまざまなキャラクターや特殊効果が書かれた特別なトランプを使って行われる。
最初に主人公の外見を選ぶことができる。ゲームの内容に影響はないので,自由に選んでOKだ |
本作のシステムボイスは野沢雅子さんが担当。また,敵キャラクター役として千葉 繁さんも参加している。画面だけではボイスの迫力をお伝えできないのが残念だ |
バトルはターン制で進行し,交互に手札からキャラクターを召喚しつつ戦うことになる。召喚したキャラクターを使って相手リーダー(プレイヤー)を攻撃し,先に体力を0にした側が勝利だ。
ただし,相手の場にキャラクターが出ているあいだは相手リーダーを直接攻撃できないので,まずはキャラクター同士のバトルで相手の場を一掃する必要がある。キャラクター(後述する召喚獣を含む)を召喚出来るのは1ターンに1体だけなので,相手の場をよく見てカードを出していこう。
ここで注意する点は,召喚されたキャラクターには攻撃力と体力が個別に設定されており,場に出ているキャラクターを攻撃すると相手の攻撃力分のダメージを受けてしまうということだ。反撃で倒されてしまわないよう,攻撃を仕掛けるときは相手のステータスをよく確認しておきたい。
キャラクターは出したターンにすぐ攻撃できるので,毎ターン場に召喚しておいたほうがお得だ |
こちらが攻撃しても反撃でキャラクターが破壊されてしまう場合は,攻撃せずにターンを終える選択も必要になる |
また,カードの中には「マジック札」と呼ばれる,使い切り型のものも存在する。こちらは1ターンのあいだに何度でも使用できるので,手札に来たらガンガン使っていこう。
自分のターン開始時,手札は自動的に5枚まで補充される。手札をたくさん使えば補充する枚数も多くなるので,手札切れを気にする必要はない |
マジック札には「2」「7」「4」「9」のいずれかの数字が割り振られており,数字ごとに効果のタイプが決まっている |
さて,本題はここからだ。自分のターンが回ってきた際に,手札の中で“役”が揃っていればその役の強さに応じた召喚獣を呼び出せる。召喚獣はとにかく強力で,手札から召喚するキャラクターとは別次元のステータスを持つ。
役の内容はポーカーと同様で,数字やマークの組み合わせによって決まる。呼び出す召喚獣は役ごとにカスタマイズできるので,自分が組んだデッキの戦略に合わせて召喚獣を選ぼう。
ただし,召喚獣は無敵というわけではない。たとえ場に召喚獣が出ていても,マジック「7」を使えば対象のステータスに関係なく破壊できてしまうのだ。「7」はデッキに4枚しか入っていない生命線なので,手札に来た際は慎重に使おう。
マジック札「7」は相手の攻めを切り抜けるための切り札なので,使った枚数はしっかり覚えておきたい |
対戦中の行動は常に記録されている。これまで消費したカードの枚数など,忘れてしまったときはこちらでチェックしよう |
さらに,デッキに1枚だけ入っているマジック札「ジョーカー」も本作では重要な役割を果たしてくれる。ジョーカーの使い道はさまざまで,状況に応じて以下のような効果が発揮される。
- ジョーカータイム 山札からジョーカーを引いたときに発生する効果(特定のクエスト以外では発動しない)。ジョーカータイム中,画面上に現れる伏せられたカードからジョーカーを引き当てれば,引き当てた回数だけ手札にジョーカーが増えていく。
- マジック札として使ったとき デッキの中からカードを1枚選び,そのコピーに変化する。デッキ内の特定カードの効果を使いたいときなどに重宝する効果だ。相手の召喚獣を倒したいときに「7」カードをコピーするのもアリだろう。
- 召喚獣の役に組み込んだとき もっとも都合の良いマークと数字を持つワイルドカードとして,役に組み込むことができる。少しでも強い召喚獣を作りたいときに有効だ。
バトルで使用するカードは,事前にデッキとして組み込んでおく必要がある。デッキの中身はトランプと同様の構成にする必要があるので,同じカードを何枚も組み込むことはできない。
もし同じカードを複数枚持っていたら,カード同士を「合成」してみよう。合成するとカードが持つ「チャンス値」が上昇し,さらにA,K,J,Qの絵札は一定の「チャンス」に到達すると「覚醒」が可能になる。デッキ内の合計チャンスが一定を超えるとクエストクリア時にボーナス宝箱が手に入るので,同じカードがあったらガンガン合成しておきたい。
以上が,今回のインプレッションとなる。基本ルールこそポーカーを踏襲している本作だが,常に逆転を狙える目が用意されており,実際のゲーム性はかなりダイナミックだ。
運に左右される部分はあれど,対戦中も常に「あれが手札に来れば!」と希望を持って遊べるのは,やはり大きな魅力だと感じられた。
とくに,大きな役を揃えて圧倒的に強い召喚獣を呼び出せたときの爽快感は本作独自のものだといえるだろう。一発逆転の爽快感を手軽に感じたい人には,強くお勧めできるタイトルだ。
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(C)DMM.com POWERCHORD STUDIO
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