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三国志演義をテーマにした「Total War: THREE KINGDOMS」の外交を紹介するトレイラーが公開。女賊キャラクターの紹介も
2019年3月7日の正式発売が待ち遠しいファンも多そうな本作は,その名のとおり日本人にもなじみ深い「三国志」(三国志演義)をテーマにした作品だ。外交や内政を含める細かい戦術をターン制でプレイしていく戦略マップと,リアルタイムでの戦闘を楽しむバトルマップの二段構造はそのままに,500人を超える英雄や武将キャラクターが登場するという,シリーズ過去作品にはない新たな境地に達しているのが特徴となっている。
外交について紹介する開発者ダイアリーは2つに分かれており,1つ目はほかの英雄達に混じって漢帝国を追い詰める劉表が,外交によって戦略を立てているシーンを収めている。「戦争と平和」「通商と婚姻」「連携」「外交局面」という4つのカテゴリーに,さまざまなオプションが用意されており,少なくなってきた兵糧を金と交換したり,相手の自治を認めて評価を高めるといったことが可能になっているのが分かる。
もちろん,強力な勢力を月ごとの支払いでなだめたり,逆に弱小な勢力には恐喝するようなことも可能だ。
もう1つの映像は,劉表を使って複数の勢力と連合や軍事同盟を結ぶという,より大きなスケールでの外交が紹介されている。キャンペーンマップの連合関係が,常に二分,三分されているような状況も生まれるようで,1つ1つの都市を奪っていくようなシステムとは一線を画している様子。Paradoxのゲームのようなマイクロマネージメントをヒントに,大幅な改良が行われたのが分かる。
また,新しい武将キャラクターとしては,新たにZheng Jiang(鄭姜)という女性の存在が明かされている。三国志演義にも名前だけしか出てこない,捕らえられた女賊として名称が記載されている「鄭」と「姜」を,一人の歴史人物として扱っていると思われ,張魯勢力の元で活躍することになりそうだ。
汚職まみれの漢帝国に反旗を翻した義賊として紹介されており,破壊や略奪を重ねるほどに兵士のモラルや経験値が増えていくという。
また,その右腕となる女性武将「Guanxi」というキャラクターのアートワークもリリースされているが,こちらに関しては詳しいことは不明だ。このあたりも含めて,続報を楽しみに待ちたい。
「Total War: THREE KINGDOMS」公式サイト
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