プレイレポート
「TROVE」7月26日に実装された2つの新コンテンツを紹介。「ジオード」で洞窟探索を楽しみ,「ボンバーロワイヤル」で爆弾を投げまくろう
初の新コンテンツ追加にワクワクしながら,「ジオード」と「ボンバーロワイヤル」を遊んでいるプレイヤーも多いことだろう。本稿ではそれぞれの魅力を,実際にプレイした感想とともにお伝えしたい。
「TROVE」公式サイト
惑星ジオードの3つの洞窟を探索,採掘して
新しいクラフトアイテムを作ろう
ジオードへは,ハブワールドのポータルから移動できる。一般的なバイオームとは違ってパワーランクなどの制限はなく,誰でも自由に入場が可能だ。
謎の航海士サンシーカー・ローワンに連れられて惑星ジオードに降り立ったトローヴィアンは,豊かな資源の所有権を奪い取ろうとしているシャドウからジオードを守る……というバックストーリーがある。
このストーリーは本編上で語られることはないが,公式動画の「アップデートトレーラー - ジオード」でその詳細が確認できるので,気になる人はチェックしてみよう。
ジオードとバイオームとで大きく異なる点は,その目的が戦闘ではなく,洞窟を探索し,素材を集め,新たなアイテムをクラフトするというところだ。洞窟の探索は「ディスカバリースーツ」という専用の装備で行うことになる。
ディスカバリースーツの着用によりキャラクターのパラメータが一定の数値に変更され,画面下部の表示が,エネルギー残量を示す青いゲージと,GAS残量を示す赤いゲージへ変更される。
青いゲージは,レーザーマンシーを発射すると減り,発射を止めれば自動で回復していく。赤いゲージは,洞窟内にいるだけで自然に減っていくほか,モンスターからの攻撃や高所からの落下などでも大きくゲージが減るので,HPと酸素ボンベを兼ねたものと考えればいいだろう。赤いゲージが0になると,自動でサンクチュアリに戻される。
探索できる洞窟は「ムーングロー」「サンケンサンヴォルト」「ヴァーダントヴェイン」の3つで,それぞれの洞窟で得られる素材が異なる。いろいろなアイテムをクラフトしたい場合は,3つの洞窟をまんべんなく探索して素材を集めよう。
パープルカラーの洞窟「ムーングロー」。紫から赤紫へのグラデーションが綺麗で,点在する緑のブロックが映える | |
燃えるような赤が基調の洞窟「サンケンサンヴォルト」。サンサップという固有の素材が手に入る | |
透明感のある緑色が“植物の洞窟”と印象づけている「ヴァーダントヴェイン」 |
洞窟は東西南北に4つのルートがあり,横に広いものや縦に深いもの,または上に登っていくものなど,バラエティ豊かな形状をしている。洞窟内ではほかのプレイヤーも探索しているので,ときに協力,ときに競争しながら探索を進めよう。
洞窟を進んでいくと,ときおりゲートのようなものがある。これには2種類あり,光るパーツが組み込まれているのが次の階層へのゲートで,矢印が描かれた看板があるのが隠れ家へのゲートとなっている。
次の階層に進むごとにGASの消費量が増えて危険も多くなるが,その分よりレアな素材が手に入るようになる。隠れ家の先には,遺跡があったり,クリスタルや素材が大量にあったりする。行き止まりとなるので引き返す必要があるが,見逃すのはもったいない。まずはゲートを入ってみて,探索を進めるか判断しよう。
洞窟の地下深くにある謎の建築物。これを作ったのは一体…… |
見渡すかぎりの素材の山。この機会を逃さず,全部回収だ! |
洞窟内で得た素材は,クラフトのほかにディスカバリースーツ強化にも使用可能だ。スーツを強化すれば,洞窟の探索がより進めやすくなる。GASの強化は洞窟内での赤いゲージの消費量を抑えられるので,深い階層に挑むうえで重視したいポイントだ。新しいアビリティが追加される装備を作れば,より快適かつ効率的に探索が進められるようになる。
ロケットブーツをクラフトすると,エネルギーゲージを消費して空中移動ができるようになる |
音波パルスによる鉱石探索機タンパー。これを鉱石付近で使用すると,埋まっている鉱石の数と位置がワイヤーフレームで表示される。発掘に便利なアビリティだ |
洞窟内には,モンスターのほかに「クリッター」という謎の生物がいる。これらとコミュニケーションを取るのも,洞窟内でするべきことのひとつだ。
彼らは“食べかけのチキン”や“氷の結晶”などのアイコンで,さまざまなものを求めてくる。ちょっとした恩恵が受けられるので,対応するアイテムを渡してあげよう。相手にしなくても問題はないのだが,無視されると攻撃してきたり,空中に飛ばそうとするクリッターもいるので要注意だ。
氷の結晶アイコンで寒さを訴えているクリッターには,温かいブランケットを与えよう。こういったアイテムは,サンクチュアリでクラフトできる |
宝箱のアイコンは、クリスタルを持っている証拠だ。レーザーマンシーを当ててクリッターからクリスタルをもらおう |
このほか,クリッターと同じ姿の「コンパニオン」もいる。これはバイオームにおけるペット近いプレイヤーのサポート役で,連れているとキャラクターのパラメータがアップする。洞窟内でまれに手に入る卵や,課金アイテムの「コンパニオンの卵」をふ化させると入手できる。コンパニオンそれぞれ能力が異なり,またサンクチュアリの施設で能力を強化することも可能だ。
ジオードは探索,発掘がメインのコンテンツで,現状は「TROVE」のウリの1つであるハック&スラッシュ要素はない。今後どのような新要素が追加されるか不明だが,いまは探索と素材発掘に挑み,アイテムのクラフトを楽しもう。
爆弾を投げ合う新PvP「ボンバーロワイヤル」
手段を選ばず最後まで生き残れ!
「ボンバーロワイヤル」は,参加人数15人以上で,最大20人が参加できるPvPモードだ。その名のとおり,爆弾を使ってほかのプレイヤーと戦い,最後まで生き残るというバトルロイヤルが楽しめる。
ジオードと同じく参加条件に制限は無く,「TROVE」を始めてすぐに参加できる。キャラクターのパラメータやアビリティは,参加時にすべてのプレイヤーがPvP用の共通のものとなるので,レベルや装備を気にせず遊べるのもポイントだ。
HPが0になるか,フィールドから落ちると敗北となる。この“フィールドから落ちる”というのがくせ者だ。マップはバトル開始直後に端から徐々に崩壊が進み,時間経過で狭くなっていくのだ。さらに爆弾の爆発で地面が削られていくため,足下はどんどん危うくなっていく。足を踏み外して落ちることのないよう注意しながら戦おう。
参加時に与えられるアビリティは,「ラバー爆弾」と「クライミング・クロー」の2つ。ラバー爆弾は,投げたあとに1度バウンドし,次に衝突したところで爆発する爆弾。爆弾を投げたあと,ほんのわずかなクールタイムはあるが,基本的にリズムよく爆弾を投げられる。クライミング・クローは,ジオードに登場したものとほぼ同じアビリティで,高いところへの移動のほか,爆弾を避けるなど緊急時の移動にも欠かせないものだ。
ほかにも,フィールド上に点在するパワーアップアイテムをゲットすることで,アビリティが強化されたり,追加アビリティを獲得できる。なお,数に限りがあるが,アイテムを入手したプレイヤーが倒されると,その場にアイテムがドロップする。ほかのプレイヤーに先んじてパワーアップアイテムをゲット,もしくは倒して手に入れることが,生き残るコツのひとつといえるだろう。
このボンバーロワイヤルの報酬だが,上位10名までのプレイヤーへ「ボンバーロワイヤルコイン」がプレゼントされる。これをハブワールド内にいる「ボンバーロワイヤルの商人」へ持っていくと,アイテムと交換できる。
ボンバーロワイヤルポータルの周囲にいる商人に話しかけて,コインとアイテムを交換しよう |
コインと交換できるのは,オーラやマウント,ウイング,ドラゴンエッグ |
また,参加したプレイヤー全員には,経験値が付与される。得られる経験値は結構多く,アドベンチャーワールドで冒険するよりも手軽で安全,短時間にゲットできる。
つまり,PvPでありながらも,簡単に短時間で経験値が手に入る“レベルアップ用コンテンツ”にもなっているのだ。ゲームを始めたばかりの初心者はもちろん,既存のプレイヤーもメイン以外のクラスのレベル上げに活用できるので,積極的にボンバーロワイヤルに参加しよう。
バトルの感想をお伝えすると,“気分爽快!”の一言に尽きる。PvPである以上,勝利を目指すことが第一なのだが,弾数を気にせず爆弾をぶん投げて相手プレイヤーやマップを吹っ飛ばすのは最高の気分だ。ストレス解消もしくは破壊衝動を満たしたい(!?)という人にオススメできる。
いわゆる競技性の高いPvPではなく,お祭り感覚で遊べるものとなっているので,誰でも気軽に参加できるのもポイントだ。的確に爆弾をヒットさせるのは難しいので,上位を狙うなら練習する必要はあるが,何度でもプレイできるので自然にコツを掴むことができるはず。
大型アップデートで実装された2つのコンテンツは,どちらも幅広いプレイヤー層が楽しめるものだ。アップデートに合わせたキャンペーンも行われているので,この機会に「TROVE」を始めてみてはいかがだろうか。
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