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「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」のインプレッションをお届け。ジャングルと水中が織りなす新たな冒険のスリルを味わえる
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印刷2018/08/11 00:00

プレイレポート

「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」のインプレッションをお届け。ジャングルと水中が織りなす新たな冒険のスリルを味わえる

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 2018年9月14日に発売予定となっている「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」PC / PS4 / Xbox One)では,シリーズ最新作にして2013年発売のリブート作「トゥームレイダー」PC / PS4 / PS3 / Xbox One / Xbox 360)から続く,ララ・クロフトの「起源の物語」が完結する。今回,本作の序盤をプレイする機会を得たので,そのインプレッションをお届けしよう。

 本作の舞台となるのは南米大陸のアマゾン密林地帯で,ララは“メソアメリカ文明”のひとつ“マヤ文明”の遺跡を探検することになる。「ライズ オブ ザ トゥームレイダー」で父の死の真相を知ったララは,秘密結社“トリニティ”の野望を阻止するため探検し,ときに戦うのだ。

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 ゲームとしての基本的な部分は前2作を踏襲しているが,日本近海の絶海の孤島,極寒のシベリアときて,熱帯のアマゾンが舞台となるわけで,ビジュアルは大きく変化している。
 今作は「恐怖」がテーマの1つとなっている。遺跡は薄暗く,陰鬱としており,気味が悪いし,ジャングルは獰猛な生物が潜み,いつ襲われるか分からない恐怖感がある。

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 最も変化したのは「水の表現」だろう。水の中の探索は前作にもあったが,本作ではその割合が増え,さらに恐怖を煽る演出が取り入れられている。
 本作での水中探索は“水中洞くつ”がメインとなり,水中にいる時間も長い。洞窟と言うからには天井があるわけで,洞窟内部がすべて水没している場所もある。つまり,いつ呼吸できるか分からないのだ。また水中には脅威となる生物(ピラニアなど)も生息しているため,それらを避けつつ,“エアポケット”と呼ばれる空気だまりで呼吸しながら探索する必要がある。

一筋の光が見える。暗い水の中で光はまさしく光明だ
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水中洞くつの出口。明かりほどホッとするものはない
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 酸素量がメーターなどで表示されるわけではなく,ララが息苦しくなってくると画面の色が徐々に変わっていくのもよくできた演出だ。“酸素量”が正確に確認できないことでプレイヤーに“安心感”を与えず,逆に窒息の恐怖と焦りを生み出す――いつ呼吸できるか分からない水中洞くつの作りと合わせて,スリルが味わえるというわけだ。

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 アクション面では本作からロープを使ったラペリングの要素が加わった。ロープを使って高所から降りたり,ロープをひっかけてターザンの如く振り子の要領でジャンプしたり,壁を走ったりできるようになった。このロープを使ったアクションが増えたおかげで,探検の難度も一段階あがった印象だ。
 これまでは近くの壁を意識していれば,どこかに引っ掛かりを見つけてそこを起点に探索できていたのだが,ラペリングで探索範囲がより立体化したため,探検に必要な“気づき”が単純に増えた。行き止まりと思ってもラペリングで下に降りられたり,届かないような場所でもロープを使って反動でジャンプすることで届いたりする。
 ラペリングと水中探索の2つの要素でこれまで以上に立体的な探検が味わえるようになっている。

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 戦闘においては「One with the Jungle(ジャングルを味方にする者)」がテーマとなっており,ジャングルという特性を生かした要素が組み込まれている。体中に泥を塗りつけて,カモフラージュしたうえでジャングルの茂みに潜んで,神出鬼没に敵と戦う。冒頭で「獰猛な生物に襲われる恐怖」と書いたが,そうした生物に襲われるのはララだけではないのだ。

 「どんな生物に襲われるか分からない」という恐怖は敵も同じで,相手に恐怖を与えると錯乱状態になることがある。例えば,今作でララは樹上からロープ付きの矢を放ち,敵を吊るしあげて倒せるのだが,吊るされている仲間を見た敵が錯乱して銃を乱射する姿も確認できた。恐怖を増幅する毒矢などもあり,これらを利用して戦いを有利に進められる。

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 前述したように,駆け出し冒険者ララ・クロフトの物語も「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」で完結する。ジャングルで泥にまみれながら戦い,死と隣り合わせの危険な遺跡の秘密を解いていくララが,冒険者としてどのように成長していくのか。完結編となる本作の発売を楽しみに待ちたい。

「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」公式サイト

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    シャドウ オブ ザ トゥームレイダー

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