第二次世界大戦のオランダ攻防戦を描くオンラインFPS，「Post Scriptum」の予約受付とβテスト開始

　Offworld IndustriesとPeriscope Gamesは，オンラインFPS「Post Scriptum」の予約受付を北米時間の2018年7月18日にSteamで開始し，予約者を対象にしたβテストを同日開始した。

「Post Scriptum」公式サイト

Steam「Post Scriptum」公式プロダクトページ

　本作は，第二次世界大戦末期の1944年9月，ドイツ軍が占領するオランダに連合軍が大規模な空挺部隊を投入した「マーケット・ガーデン作戦」がテーマになっている。史実では，アルンヘムの橋を狙ったイギリス第1空挺師団がほぼ壊滅してしまうなど，ノルマンディ上陸以来，破竹の進撃を続けてきた連合軍の敗北で終わっている。


　ゲームでは，このアルンヘム地域の約140平方kmが5つのマップで再現されており，橋などの建物や河川の幅なども実際のスケールに従ってリアルに再現されているという。プレイアブル勢力としては，イギリス第1空挺師団，同第30軍団，そしてドイツ国防軍と武装親衛隊が登場し，戦車などの搭乗兵器を含めて40種類の兵器と50種類の武器が用意されている。


　βテストは現在，40人対40人のチーム戦となっているが，最終的には50人対50人へ広げられる予定だ。水を飲むことでスタミナがある程度回復するという仕様に加えて，プレイヤー同士の距離によってボイスチャットの聞こえ方が変化するなど，音響にも非常にこだわった作りになっている。物資の搬入もシミュレートされており，前線で戦う仲間の弾丸などはトラックに積んで運搬しなければならない。


　「Post Scriptum」の発売は8月11日と発表されているが，現時点で日本語化の予定はないようだ。詳しくはSteamの公式プロダクトページをチェックしてほしい。